こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマで、稲盛氏が次のように経営(会計)の要諦をお話されています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

稲盛氏は、「一対一の対応を貫く」として特に次のことをおっしゃっています。

1 モノ・お金の動きには必ず伝票と一緒に

2 売上と仕入の対応

3 上場を可能にしたもの

4 グロス消込を許さない

5 モラルと一対一対応

ひとつづつ説明します。

1 モノ・お金の動きには必ず伝票と一緒に

「 経営活動においては必ずモノとお金が動く。その時には、モノまたはお金と伝票が

必ず一対一の対応を保たなければならない。

この原則を『一対一対応の原則』と私は呼んでいる。これは一見、当たり前であるが、

実際にはさまざまな理由で守られていないのが現実である。例えば伝票だけが先に処理されて、

品物は後で届けられる。これと逆に、モノはとりあえず届けられたが伝票は翌日発行される、

といったことが 一流企業といわれる会社でも頻繁に行われている。このような伝票操作、

ないし簿外処理が少しでも許されるということは、数字が便法によっていくらでも

変えられるということを意味しており、極端に言えば企業の決算などは信用するに

値しないということになる。」

→ 最近、業界最大手や急成長している会社の不正な売上げ操作が指摘されました。

そこには、トップリーダーの売上に対する執念のような思いがあります。

それが強すぎると、何が何でも売り上げを作る、という社風になり、

不正につながっていきます。

なぜ、そのような不正が起こるのか、その根本には、

トップが企業の存在意義を勘違いしている、ということがあります。

稲盛氏は、企業は究極的には「全従業員の物心両面の幸福を追求するため」に

存在すると言っています。不正をしたら元も子もなくなります。

従業員が不幸になります。けれども、トップが心の中で「この会社は自分自身の欲を

満たすために存在する」と強く思っていると、どんな手を使ってでも売り上げを伸ばせ、

となります。事業の目的と意義がどれほど大切かと思います。

そして、従業員を幸せにする利益追求のしかた、これがとても大切だと思います。

2 売上と仕入の対応

「(月次決算が乱高下することについて)結局、彼はアメリカで売った製品の

仕入伝票処理をしないまま売上伝票をあげていたわけである。

だから月末にドッと日本の工場から製品が届き、それを顧客におさめたら

利益が大きくなるのだが、一週間後に仕入れがたつと翌月に大赤字が出る。

こうして月々の利益が大きく変動していたのである。このことを指摘すると

梅村君はどうしても銀行経由の「船積書類」が届いて支払いが確定しないと

仕入処理ができないという。それはそのとおりだが『一対一対応の原則』は

必ず守らなければならない。そのためには物が入った時に必ず仕入れの伝票処理ができるよう、

物が入荷した際に仕入れ伝票を起こして京セラに対する買掛金の計上をすること、

その後、銀行から『船積書類』が届いた時に仕入伝票とそれをつきあわせて

買掛金を銀行に対する支払債務に振り返ること、この二点を指示した。」

→これは、売り上げた物やサービスはどこから仕入れたのか?原価は何か?

を常に考えることで、解決できる問題ではないかと思います。稲盛氏は会計の数字は、

パイロットがコックピットの中で確認する計器盤と一緒だとおっしゃっています。

入ったお金は、すべて自由になるのか?そのうち原価はどのくらいか?

固定費はどのくらい割り振っているのか?これをしっかり把握することが

大切だと思いました。

3 上場を可能にしたもの

「 いよいよ上場すると決まった時も(監査を担当した会計士の)宮村さんは

『ベンチャーで創業して、こんなに早く上場しようというのだから、

社内の管理システムもまだ整っていないだろうし、 あちこちいろいろな問題があるはずだ。』

と思っていた。。。ところが、いざ調べてみるとすべての伝票が一対一対応で

処理されている。。。。宮村さんは、それ以来、京セラの会計システムを見直されたという。

要するに一対一の対応ができているか、できていないのか、ということが問題なのである。

この米国の現地法人においても、これまで一対一の対応を厳守してきたため、

経理的な問題を起こすことはなかったのである。

その後、この現地法人は米国各地に拠点を広げ、今では従業員が2000人、

売上高は年間7億ドルを超えるまでに成長していったのである。」

→急成長をしても、不正で売り上げを作っていたら、一対一の対応はできません。

長い目でみると、不正をしていたら必ず綻びがくる。そして長期的な成長にはならない、

ということの実例だと思います。

4 グロス消込を許さない

「 資金面の事情により支払を少し調整したいと顧客より依頼を受けた経験がある。

具体的には今月支払対象の買掛金が5000万円あるが資金繰りがつかないので、

とりあえず2000万円払いたいという依頼である。その時、私は、

『それはどの品物のお金ですか?』と確かめた。『その2000万円は仮払いですか?それとも、

どこかの事業部に納めた分ですか?A事業部に収めたこの品物、B事業部に収めたこの品物、

それを合計すれば2000万円になるから、その分を今日は支払うというのでなければ

お受けできません。そうしなければ、当社で売掛金と対応させた消込ができず、

社内の経理処理ができないからです』と答えた。このようにお金を支払う場合でも

受け取る場合でも、必ず一対一の対応を守るようにしなくては信頼に値する会計資料は

作れない。」

→顧客の要望であっても、一対一をしっかり貫くということが大切だと思いました。

顧客に対しても、弊社はこのような主義で経営をしています、

とはっきり伝えることが大切だと、改めて思いました。

5 モラルと一対一対応

「 私は顧客を満足させることと経理処理を正確に行うことは全く別であり、

両方とも徹底しなければならないと考えていた。だからどんな場合でも、

一対一で伝票を発行しなければモノを動かせないようなシステムを構築していったのである。

モノの動き、お金の動きを伴う事実が全て一対一で伝票に起こされ、

正規のルートで正しく処理されているということは非常に単純なように見えるが、

それが健全な経営を守るためにどれほど大切なことであるかは、

昨今の企業における不正処理・不祥事の数々を思い起こせば、容易にご理解頂けると思う。」

→ 人間として、正しいことは何か、ということを稲盛氏はおっしゃっていると思います。

顧客の要請でも、一対一を守れないことは、しっかり理由を示して、丁重にお断りする、

ということではないかと思います。

まとめますと、モノやサービスとお金の動きと伝票は一対一で対応させなければいけない、

ということです。それは売上と原価を正確にとらえ、グロス消込を許さず、

ゆくゆくは企業の発展をもたらすものだと、稲盛氏はおっしゃっています。

 

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