なぜ完璧が必要か？　フィロソフィ「完璧主義を貫く【完璧主義の原則】」

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマで、稲盛氏が次のように経営（会計）の要諦をお話されています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

「 この章で述べる完璧主義とは、曖昧さや妥協を許すことなく、

あらゆる仕事を細部にわたって完璧に仕上げることを目指すものであり、

経営において取るべき基本的な態度である 」

稲盛氏は、特に次の３つの点からを完璧主義を解説しています。

１　マクロとミクロ

２　１００パーセント達成

３　厳しいチェックでパーフェクトを目指す

 

ひとつづつ説明します。

１　マクロとミクロ

「 経営者たるものは会社全体のマクロな仕事と同時に部下のやっているミクロの仕事も

充分わかっていなければ完璧な仕事はできない。。。。通常創業者の社長は

現場の細かい事から、会社全体のことまで、よくわかっている。ところが

創業者の後を継いだ二代目の社長、専務といった後継者たちは、現場のことをあまり

知らないケースが多い。お父さんから、いやおじさんから、長として全体を

まとめていくマクロの帝王学は終わっていても、ミクロの現場のことは分かっていない。

そのため経営者として本当の意味で会社を動かせないのである。

もし、企業のトップとして本当に自分の思うとおり経営をしていこうとするのなら、

足しげく現場へ出て、現場の雰囲気、現場のことを知らなければならない。

そこからでなければ帝王学も生きてはこない。

マクロだけでなくミクロもわかっていなければ、経営者は自由自在の会社を

経営することができないのである。」

→自分自身、細かい事はスタッフさんに任せてしまいがちになります。

細かいことがわからなくなります。そうなった場合、弊社のように少人数で

仕事を回していると、誰かが突然、仕事ができなくなった時、とても困ります。

仕事に執着している人から、その流れの細かいところまで、

しっかり把握する、きちんと教えてもらう姿勢が大切だと思いました。

今一度謙虚さを持って、スタッフさんに教えを乞うようにしたいと思います。

２　１００パーセント達成

「・・・少々の間違いぐらいは仕方ないと思う人もいるかもしれない。

しかし投資計画にしろ、採算管理にしろ、基礎となる数字に少しでも誤りがあれば、

結局経営判断を間違ってしまう。だから、研究開発や製造部門だけでなく、

事務部門においても真剣に経営をしようとすればミスは全く許されるべきではない。

100パーセントは100パーセントなのである。私は売上や利益の計画に対して

『100%には達しなかったが95%は達成できたので今回は許してください』

という考え方は認めていない。製造や営業の経営目標に対する実績についても、

開発スケジュールや管理の仕事の正確さについても完璧な実行を要求している。」

→ 私が一番苦手としているところですが、なあなあにしないということだと思います。

理由をとことん追求して、できなかった理由を1つずつ、きっちり解消していく、

このような姿勢だと思います。自分に1番できてないところなので、毎日反省して、

少しでも近づけるように謙虚に頑張ろうと思います。

３　厳しいチェックでパーフェクトを目指す

 「 私の場合、真剣に資料を見つめていると、数字の間の矛盾やおかしな数字が

どういう訳が目に飛び込んでくる。精魂を込めて見ているとパッと見ていても、

間違っている数字や問題のある数字が、まるで助けを求めるように目の前に

飛び出してくるのである。反対に、事前に数字がすべて十分にチェックされた資料であれば、

私がいくら見ていても気にかかる点は見出せない。だから上司が部下に

あわてて作らせた資料を、中身もろくにチェックしないで内心ビクビクしながら

もってくると、案の定、私に見せただけで叱られ、逆に、自分で隅々まで目を通し、

問題点を詰めて持ってくると、質問もなく『結構』と終わってしまうのだと思う。

経営において責任ある立場の人々が自ら完璧主義を貫くよう胆に銘じていれば、

資料の中の辻褄が合わない部分や数字のバランスが崩れているところに

鋭敏に注意が行くようになるはずである。また、そうすることによって

資料を作る側も自然に完璧主義が身に付くようになる。」

→数字を分析する、見るときにどれだけ気を込めて、真剣に分析しているか

ということだと思います。数字をごまかそうとする、いい加減にやろうとする人は、

その意識が数字に現れます。ですので真剣に数字と向き合っている稲盛塾長には

それがわかるのだと思います。すべてのことに氣を込めて集中してやるように

意識づけをしようと思います。

まとめますと、経営者であるなら、マクロだけでなくミクロの仕事もしっかり把握し、

常に１００パーセント以上の結果をだすように行動し、「氣」を込めて数字を見据える、

このような姿勢が大切だと思いました。

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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