こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、稲盛氏が、ご自身が会社を始めた時に、決意されたことをお話しされています。

これは同時に、どうすれば「社長という勤め」がうまくいくのか、ということです。

剣道、柔道のように、社長道というものがあるとします。

この道を極めるためのヒントだと思います。

別の言葉で言えば、成功する社長になるためには、どんなことが大切か、これをお話しされています。

社長道入門のポイントは次になります。

1 覚悟を決める 自分の執着を捨てる

2  嫌われる覚悟

3 ベクトルを合わせる・正しいことを貫く

4 社長の人格を変えるー変性意識の活性化―

5  人のためにたたかう

 

今日は4-5を説明します。

 

4 社長の人格を変えるー変性意識の活性化―

 

「私の寝室の壁三面が、下から上まで書棚になっています。そこに何冊あるか分かりませんが、ぎっしり本が詰まっています。さらに書棚に入りきらないほどありますので、机をいくつも置いて、その上に積んだままです。ベッドの横にも常に10冊は積んであります。。。。寝床に入って1ページだけでも読んで寝るとということを続けています。『トップの器ほどしか企業が大きくなりません』というのは実はそういう意味なのです。人間としての器は、人間性が立派になることで大きくするしかありません。」

 

→ 人間の顕在意識(けんざいいしき)が、潜在意識(せんざいいしき)とつながりやすくなる、このような状態になることがあります。

顕在意識とは、自分がわかっている、意識している状態です。

潜在意識とは、自分でわかっていない、何気なく何か行動をする、このときの思いです。

例えば車の運転を考えます。車線を変えたいと思えば、ミラーで前後を確認して、ウィンカーを出し、すっと車線変更をします。これは、車の運転が、潜在意識に染み込んでいるからできることです。教習所に通っている人は、まずはミラーを見て、次にウィンカー、そしてハンドルを切る、この一つ一つの流れを、意識していきます。

けれども、慣れてくると、意識しなくても、車線変更がスムーズにできます。これは、車の運転が無意識に落とされているからです。

正しい人間の行い、良い考え方、良い心の動き、これも、無意識に落とすことが大切です。無意識に落とすには、変性意識状態を利用します。

映画を見ている時、

お風呂に入っている時、

朝、目覚めた瞬間、

夜、眠りに落ちる時、

このようなときには、人間の意識が、変性意識状態となっています。

潜在意識とつながりやすくなっているのです。

ですから、この状態の時に哲学書を読むと、その内容が潜在意識に浸透していきます。

そのために、稲盛氏はたくさんの哲学書や本を自分の寝る場所に置いているのです。

これは自分が眠っている間に、自分がより良い人間になるために、自分の中の頭のプログラムが書き変わる、このような作業です。

私も、自分で意識して、自分の潜在意識のバージョンアップを図っていきたいと思います。

5  人のためにたたかう

仕事をとるとは、天から、おまんじゅうがふってきて、それを取り合うことに似ている、稲盛氏は、このような例をお話されます。

天から降ってくる、わずかなまんじゅうを、(競争相手を抑えて)必死で取りに行く話をされています。

「きれい事を考えれば、綺麗事になってしまって、どうしても手を出すのが遅れてしまいます。世知辛い世の中ですから、まんじゅうを取るためには、理性で考えながら、それを本能のレベルまで早くしなければならないわけです。『俺の後にはひもじい社員が50人もいるのだ。自分のことだけ考えているような奴らに負けられるか!!』 と、根性を入れて頑張ろうと思ったことを、今思い出しました。」

 

→ 社長は、従業員を幸せにしなければいけません。

社長が弱腰なら、仕事が取れません。

稲盛氏は、京セラを立ち上げた時、松下電機(パナソニック)の仕事しか取れなかったとおっしゃっています。それも、他の会社が断った仕事をやる以外になかったとおっしゃっています。

 

私も、外が断った仕事は、神様から受注した仕事と思って、誠心誠意やらせていただきたいと思っています。

 

今、やらせていただいてるお仕事も、他のコンサルタントがすべて断ったものです。

 

依頼者の要求が大変厳しく、条件的にも難しく、それでいて報酬が多くもらえない、そんなお仕事です。

 

ですから、皆さんが断られたのだと思います。

 

けれども、私は、この依頼者さんに信頼してもらえる機会をもらったと思っています。そして、誠心誠意、対応させていただいています。様々な場面で、これは難しい、もうだめではないかと思うことがあります。けれども、「もうダメだと思った時が仕事の始まり」京セラフィロソフィーにあるこの言葉を思い出しました。

 

そして、このお客様の不安に寄り添うようにしました。

何がこの方たちの不安なのだろう。

どうしてその事を、不安に思うのだろう。

それができないと、どんな不都合が起こるのだろうか。

 

ここに自分の心を集中させました。

カウンセリングのノウハウを発揮して、相手の心を読んでいます。

 

そして、お客様の不安を取り除くことを、提案していきました。

 

まだ仕事の途中ですが、とても難しかった仕事が、うまくいくように先が見えてきました。ありがたいことだと思います。なんとしても、この仕事をとらなければいけない、このような思いがとても大切だと思います。

 

さて、仕事を立ち上げたとき、社長としてはとても大変な時期を過ごします。

その時の社長道のこころがまえは、次のようなことです。

 

1 覚悟を決める 自分の執着を捨てる

2  嫌われる覚悟

3 ベクトルを合わせる・正しいことを貫く

4 社長の人格を変えるー変性意識の活性化―

5  人のためにたたかう

 

この中で、一番大切なことは、やはり1の心を決める、だと思います。

私は、ビジネスを立ち上げたとき、自分の中の心を決めることができませんでした。

自分の承認欲求を他人で満たそうとしていたのです。

自分が認められたい、それが仕事の目的でした。

 

カウンセリングとブロック解消をしたので、自分の承認欲求が満たされました。

こころが穏やかになりました。

稲盛氏のお言葉も、前に比べて、そのまま入ってくるようになりました。

 

物で満たされなくても、他からほめられなくても、自分が幸せを感じるようになりました。

それは、稲盛氏もおっしゃっている、潜在意識を変えたからだと思います。

偉大な成功者は、このようにうまく潜在意識を使ってきたのだなと思いました。

気づきをありがとうございます。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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