こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

先日「ゆるす」という意味で、tolerateallowの単語がありますが、

どう違いますか?という質問がありました。

なるほど、とうなってしまう質問で、私も調べてみて、

違いを納得したので、皆さんにお伝えしたいと思います。

ちなみに、「いかなる差別も容認しない」という意味で、

”Any discrimination never be tolerated.”

という英語訳があったように思います。

この方の質問はこの文の toleratedallowed ゆるされない、ではないか?

というものです。

まず tolerate は許す、寛容である、という意味の動詞、

名詞はtolerance、寛容です。

ここで、わかりやすい例としてお話したいのが、

はるか昔のハリウッド映画「イントレランス」です。

 

イントレランスをWikiでみてみると、次のような映画のあらすじの説明があります。

「この物語では4つの不寛容のエピソードが挿入されている。

その4つのエピソードは、現代の(製作当時の)アメリカを舞台に

青年が無実の罪で死刑宣告を受ける「アメリカ篇」

(『母と法律』のストーリーにあたる部分)、

ファリサイ派の迫害によるキリストの受難を描く「ユダヤ篇」、

異なる神の信仰を嫌うベル教神官の裏切りでペルシャに滅ぼされるバビロンを描く「バビロン篇」、

フランスのユグノー迫害政策によるサン・バルテルミの虐殺を描く「フランス篇」

で、この4つの物語を並列的に描くという斬新な手法を用いて描いた。」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9

ここのテーマは(宗教的)不寛容です。

自分の信じることが正しくて、他を認めない、

というものですね。

トレレンス tolerance 寛容の逆で、

イントレランス intolerance を使っているのです。

 

まぁ、自分と考えがちがっていても、別にいいか、

と認める(ゆるす)のが tolerance

けしからんじゃないか、ゆるせん!!

とめくじらをたてるのが intolerance

ということになります。

 

つぎに、ネット上で、tolerate, allow, difference

と入力して、この二つの単語の違いをみてみました。

 

 Define Tolerate  

 Tolerate is a verb that means to allow or endure something that one may not necessarily agree with or like.

 It is the act of putting up with something or someone despite the discomfort or annoyance it may cause.

 Tolerance often involves a certain level of patience, understanding, and acceptance of differences.

 Tolerate は、一般には同意できないこと、好きではないことを、

 あえて許容したり我慢するという動詞。

 ある対象による不快感や迷惑感があるが、

 それを我慢し、忍耐、理解、違いの受け入れを暗に含んでいる。

(訳は当方がつけました。以下、例文の和訳は同様に私が翻訳しています。)

We must learn to tolerate each other’s differences.

我々は、お互いの違いを許すことを学ばなければならない。

このようにトレレイト tolerate の場合、何かの状態、信念、概念等が対象になります。

 

一方Allowをみてみます。

 Define Allow  

 Allow is a verb that means to give permission or consent for something to happen or be done.

 It is the act of granting someone or something the freedom or ability to do something.

 Allowing often involves a sense of control or power over a situation,

 as the decision to allow something is ultimately up to the person or entity in charge.

 Allow は、何かの事象や行動に対して許可や同意を与える動詞。

 ある対象に何かの行動をする自由や能力を与える行為。

 状況や力関係のコントロールが含まれるので、権力的な意味あいが伴う。

 

The new policy allows employees to work from home.

新しい方針は従業員が在宅で働くことを許した。

この場合、働くという行動に許可が出ているわけです。

 

このように、tolerate とallow は同じ「ゆるす」と

訳すことができるのですが、許す対象と意味合いが違います。

主にある行動をすることができる、

という許可を与えるときはallow を使います。

これに対して、考え方や概念等を我慢する・受け入れる、

という意味合いの時はtolerate を使うということになります。

 

イントレランスの映画をご覧になって、不寛容とは

どんなことかイメージをもつことをお勧めします。

その反対がtolerateですので、許す・寛容である、

という意味合いが理解いただけるかと思います。

 

ちなみにTolerateには、投資の話題で、

リスクをとる・受け入れるという意味合いもあります。

Please fill in the risk tolerance form before signing up this system.

このシステムに登録する前に、リスク受容フォームを記入してください。

 

さて、質問者様のクエスチョンにもどってみますと、

いかなる差別も認めない、ということです。

差別は、微妙ではありますが、特権を与えられる行動、

というよりも、状態・信条をいみするのかな、と思います。

ですので、内容としては、tolerate 寛容である、

という単語の方が合っているのでしょうね。

 

今日は、日本語で「ゆるす」を意味する英単語についてお話しました。

 

差別等について、ゆるされない、認められない、

という言い方は、次回、お話します。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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