こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、経営者として、問題をどう捉えるか、そしてどう判断を下すか?

稲盛氏がこのテーマについて話しています。

問題をどう捉えるかとは、人の話をどう聞くかということで、聞いた内容から、

いかに的確な判断を瞬時に下すのか、という事でもあります。

私は、物事を考えて結論を出すまでにとても時間がかかることがあります。すぐに結論を出そうとする自分に、

「ちょっと待って、もう少し考えてからにしよう」と言う自分がいます。そして、少なくとも1日考えると、

早朝や午前中に良い考えが浮かび、「あぁこうしよう、やっぱり早く結論を出さなくてよかった」

と思うことがあります。これは、早朝や朝には、特に自分の頭が冴え、直感力が高まるからではないかと思います。

しかし、これだけ時間がかかっていては、やはり経営は成り立ちません。

稲盛氏のように、常に意識を集中して、目の前のことに全身全霊で当たるという姿勢が必要なのではないかと思いました。

今回は、

1、有意注意とは何か?
2、なぜ有意注意が必要なのか、その理由、
3、有意注意の能力を磨くためにどうするのか、

 

について考えてみたいと思います。「」内は稲盛氏のお言葉です。

1、有意注意とは何か?

「目的を持って真剣に意識を集中させることを有意注意といいます。私たちはどんな時でも、どんな環境でも、

どんな些細なことであっても気を込めて取り組まなければなりません。最初は非常に難しいことのように見えますが、

目的、意識的にこれを続けていくと、この有意注意が習慣になってきます。そうなれば、

あらゆる状況下で気を込めて現象を見つめるという基本ができていますから、何か問題が起きても、

すぐにその核心をつかみ、解決ができるようになります。

物事をただ漫然とやるのではなく、私たちは、日常どんな些細なことにでも真剣に注意を向ける習慣を

身に付けなければなりません。

この有意注意とは、意志を持って氣を注ぐ、あるいは「意識して注意を向ける」ということです。

これに対応するのは「無為注意」であり、例えば、どこかで音がしたので反射的にふっと振り返るというような

意識の使い方をいいます。そのような気の注ぎ方ではなく、自分から能動的に一生懸命意識を集中させる、

これが「有意注意」という言葉の意味するところです。」

→ 私は、1つのことだけを考え尽くすと言うことが苦手です。頭の中で同時にいくつかのことを考えてしまいます。

しかし、これも瞑想の訓練の一環だと思い、心を無にして取り組んでみようと思います。

2、なぜ有意注意が必要なのか、その理由

「これくらいなら大した事は無い」と、あまり深く考えずに聞き流してしまう経営者がいます。

実際、経営者の方々を見ていますと、そのように、小さな事象をないがしろにしている人が大変多いように思います。

私は「素晴らしい経営者、またはリーダーは、正しい判断が瞬時にできなければならない。

さもなくば、将来、会社の規模が大きくなっても、何万人という従業員の生活を支えることなどできないはずだ」

と考えていました。また、「どうすればそのような判断ができるのだろう」と思っていました。

中村天風さんも、「有意注意の人生でなければ意味がない」と説いておられ、

「研ぎ澄まされた鋭い感覚で迅速な判断をするためには、どんなに些細だと思えるようなことでも、

常に真剣に考える習慣をつけていなければならない」と言われています。

一方、どんなに些細な事でも、真剣に考えるような人は、感覚が研ぎ澄まされていますから、

いつでも迅速に、的確な判断が下せるようになっています。ですから、問題を聞いた瞬間に

「あ、これはこうすればいい」とわかるのです。それは、過去に同じような経験をしたから、

特に考えなくてもわかる、ということではなく、ものすごい速さで思考が回り、

最良の策を考えつくことができるからなのです。」

「10人であろうと100人だろうと全従業員、並びに会社の命運がかかっているわけですから、

たとえ細かいことであっても、集中して深く考え、判断を下すという習慣を、ぜひ身に付けていただきたいと思います。」

→ 改めて、トップがいかに的確な判断を下すか、その重大さを知りました。緊張感と、

意識の集中でもあると思います。何とか注意力をつける方法を身に着けたいと思います。

3、有意注意の能力を磨くためにどうするのか

「それは頭の良し悪しに関係なく、どんなに些細な事でも真剣に考える習慣によって可能となることです。

最初のうちは頭の回転も遅く、あれこれと迷いながら考えていても、それを10年、20年と繰り返しているうちに、

素晴らしい冴えを発揮できるようになってきます。

過密スケジュールの場合、今話していた内容が、そのまま頭の中に残ったままだと、

次の人と会って話をするときに、なかなか頭を切り替えられず、効率が良くありません。

ですから、私は次の人と会う前に、今話していた内容を頭の中から全部消してしまうようにしています。

そして次の話を真剣に聞き、結論を出してはまた頭の中を真っ白にし、次の人に会う、というような、

離れ業にも等しいことを毎日行っています。そんなことを朝から夕方までやっていれば、

もうくたくたになってしまいます。運動しているわけでもないのに、考えているだけで疲れ果ててしまうのです。

それくらい、「考える」という事は大変なエネルギーを消耗するわけです。

(廊下ですれ違いざまに話を聞く) そんなことが何回もあったので、ある時から、

私は廊下で簡単に相談に乗るということを一切やめました。そして、

「相談事なら、私の部屋でも、事務所の隅っこでもいいから、とにかく集中できるところで聞こう」

 

と言っています。つまり、話を聞くときは、すべての意識を集中させなければならない。

何かのついでにちょっと話を聞いて軽く判断を下す、という事は、決してしてはならないのです。

これは、会社の規模に関係なく経営者にとって必要な姿勢です。今からでも遅くはありませんから、

この「有意注意」を習慣付けるということを心がけるようにしてください。

そうすれば判断力は必ず研ぎ澄まされてくるはずです。」

→ 物事の判断に対して、先入観を持たないことが大切ではないかと思いました。先入観を持つと、

それに関連した自分の過去の記憶が頭の中で投射されます。そうすると、集中できなくなり、

「無」の境地になれなくなると思います。私はまだまだ集中力が足りません。しかし、繰り返し反省し、

訓練をしていけば、近づいていくのではないかと思いました。

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