こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマで、稲盛氏が次のように経営の要諦をお話されています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「私たちが作る製品は、『手の切れるような製品』でなくてはなりません。

それは、例えばまっさらなお札のように、見るからに鋭い切れ味や手触りを

感じさせる素晴らしい製品のことです。製品には作った人の心が現れます。

ラフな人が作ったものはラフなものに、繊細な人が作ったものは繊細なものになります。

たくさんの製品を作って、その中から良品を選ぶというような発想では、

決してお客様に喜んでいただけるような製品はできません。

完璧な作業工程のもとに、1つの不良も出さないように全員が神経を集中して作業にあたり、

一つ一つが完璧である製品作りを目指さなければなりません。。。。

野球にたとえれば、変則的なフォームで投げるピッチャーもいますが、

大体において、優れたスポーツ選手はフォームも美しいと言われます。

製品もそうであり、良いものは良いものなりに、しかるべき品格があるはずです。

見た目も美しいものとなるまで品質を追求していったおかげで、

(京セラの)半導体パッケージのビジネスは成功を収めていきました。。。。

『うかつに触れれば切れてしまいそうだから、手袋をはめてから触ろう』

と思わず感じてしまう位、見た目も最高に美しいものを目指していったのです。」

物やサービスを作りだす人の人間性を高めるために、稲盛氏は

1心の磨き方、2人生の意義、3品格と美

についてお話をされています。

1 心の磨き方を考える

心を磨くために、稲盛氏は次の六波羅蜜をおっしゃっています。

 

布施: 世のため人のためにという利他の心は、布施と同じことなのです。

中小企業の経営者は、従業員を守っていくために日夜頑張っています。

それは他の人のために尽くしていることになりますから、立派な布施であると私は思います。

 

持戒: 煩悩を抑えて、決まりを守ること。

貪欲、性欲、名誉欲を抑える、怒りを抑える、妬みを抑える、

傲慢さを抑える、疑いの心を持たない、偏見を持って物事を見ない

(貪・瞋・痴・慢・疑・見)

 

精進: 一生懸命に働くこと、何をするにも必死に取り組むこと、

朝早くから夜遅くまで一生懸命に頑張っている、経営者の行う努力は、

禅宗のお坊さんが行う修行と何ら変わらないのです。

 

忍辱: 耐え忍ぶこと、不況を必死に歯を食いしばって耐え忍ぶ。

 

禅定: 1日に一回、心を静める時間を持つ。

 

智慧: 今、言った5つのことを心がけていると、

森羅万象を支配している宇宙の根本原理を知る、つまり悟りに至るわけです。

→ これは、2番で述べます、

自分の生きる意味、自分の使命に気づき、使命を全うする

ことではないかと思います。

 

2 人生の意義を考える

「我々は凡人ですから、お釈迦様がおっしゃるような悟りの境地にまで、

到底行けるはずはありません。悪さもするし、思い違いをしては反省し、

自らを正す、その試行錯誤を繰り返しながら生きています。

生身の人間ですから、ついつい愚痴もこぼしますし、腹も立て、欲も出てくる。

いろいろな煩悩が出てきますが、それが人間であれば当然のことです。

しかしながら、それらを出来る限り抑えて、

どこまで自分を磨いていけるのかということが重要なのです。

つまり、六波羅蜜の修行を、一生をかけてどこまでやれたのか、

それこそが死ぬまでに作り上げるその人の人格であり、魂となるのです。

これだけは、あの世に持っていくことができるのではないか、

つまり、たとえ死んで肉体が滅びてしまっても、

崇高な魂だけはあの世まで持っていけるのではないか、そのように私は思います。」

→ 魂は肉体を通じての経験でしか、磨くことができません。

だから人は、繰り返しこの世に生まれ、

少しづつ、魂を磨いていっているのではないかと思います。

 

3 品格と美しさを考える

「このように人間性を高めている人が作ったものやサービスは、

自然と美しいものになるはずであり、品格も備わってくる。」

稲盛氏はこのようにおっしゃっています。ここで大切な事は、

「品格」ということです。品格を身に付けるには、

モノやサービスを作る人間の心を磨かなければいけないと思います。

出来上がった物質・サービスなど目に見えるモノだけに心がとらわれてしまいますが、

そうではなくて、大切なのは、その物やサービスを作り出す人間の心です。

工業製品、芸術作品、料理など、すべて作り出されるものは、

それを作る人の心の鏡です。出来上がりを気にする前に、

自分の内面を磨いていかなければならない、そのように思います。

 

まとめますと、製品やサービスの品質を向上させることは大変重要です。

その根本は、作り出す人の心を向上させることです。

人生の意義、品格と美しさを考えながら、

心の磨き方(六波羅蜜)を実践していくことが大切です。

私自身も日々反省しながら、毎日実践していきたいと思います。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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