こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

例年いつも思うのですけど、沖縄の夏の暑さはハンパないです。

特に昼間、外にいると、自分の体から、水分がみるみる蒸発していくのがわかります。

行動や活動は、明け方が夕方にやることにして、昼間はなるべく太陽の光の下にいない、

疲れないようにする、こんな工夫も必要かなと思います。

けれども、観光で沖縄に来る方は、この太陽を求めていらっしゃるのだと思うので、

思う存分、太陽を浴びてください。

コロナも流行ってきていますから、日光を浴びてビタミンDを体内に蓄えて、

免疫力をアップしてくださいね。

さて今日は、教育やしつけの話、子供にとって、人間にとって、

何が1番大切なのかということをお伝えしたいと思います。

 

教育・しつけの本質と肝

先日、私のお友達とお話をしていました。

彼女は、教育関係の仕事をしています。

そこでとても違和感を感じることは、

学生が英検を受けたり、何か資格試験を受けると、

教育機関が必ず補助をしたり、お祝い金を出したりすることだそうです。

 お金がもらえるから頑張る、

 お金がもらえるから勉強する、

 お金をインセンティブ(動機付け)にして、

 知識や教養を与えてはいけない、

と彼女は言っていました。

 

例えば、家庭の中で、子供が希望する学校に合格したら、

欲しかったものを買ってあげるとか、

そういう教育方針で子供のやる気を出させるのは一向に構わない。

けれども、教育機関が、お金をインセンティブにして、

生徒にやる気を起こさせてはいけない。

と彼女は言っていました。

私も、本当にその通りだと思います。

 

戦争中か戦後か、ある欧米のご婦人が、日本の旅館に泊まったそうです。

女中さんのサービスがとても行き届いていて、素晴らしかったので、

そのご婦人は女中さんにチップを渡そうとしました。

けれども女中さんは、

「私は、自分の仕事として当たり前のことをしただけで、お金をもらう理由はありません」

とチップを受け取らなかったそうです。

 

これは「何のために仕事をするのか」ということにも直接つながります。

自分の仕事は、この宿に泊まった方のお世話をして、

気持ちよく過ごしてもらうことである。

それが自分の使命であり、自分の存在意義である。

その結果として、旅館からお給料をいただくが、

その多い少ないによって、

自分の奉仕の姿勢を変える事はしない。

これが、日本人が持っている、

日本人のDNAの中に落とし込まれている、

「働くこと」や「仕事」に対する意識ではないかと思います。

 

ちょっと話がそれますが、私の知る限りでは、

国民の9割以上が働きたいと思っている、

このような国は、日本をおいて他に存在しないと思います。

その意味で、日本はとても特殊なのですが、

その根底には、人間としての尊厳、卑しいことをしてはいけない、

この思いがあるのではないかと思います。

 

資格の勉強は、自分のためにやるのであり、

自分がその知識やスキルを身に付けたい、学びたいと思ってやるのです。

「こちらはやりたくもない勉強をしてやるんだから、

自分が勉強した分は、お金をくれ」という、

このような考え方や根性を子供に教えていったら、

人間自体がダメになります。

私のお友達が言うように、少なくとも学校では、

決してこのようなことを教えてはいけない、と思うのです。

お金をもらって当たりまえ、

お金をもらうから勉強してやっている、

これは「施しをうけて当たり前」という「乞食根性」です。

少なくとも子供を教える立場の者が、

乞食根性を子供に教えるのは、言語道断です。

けれども、もし学校や、コミュニティー、あるいは教育機関などが

これを教え始めるとしたら、それは、その場から離れた方が良い、

というサインではないかと思います。

 

私のメルマガでもよく引用させていただいていますが、

科学者の武田邦彦先生は、

教育の目的は、人間の人格作りだ

とおっしゃいます。

教育も、家庭のしつけも、人間としてどうあるべきか、

人間としてやっていいことと悪いこと、

これをしっかり、子供に教えて、身に付けさせることではないかと思います。

 

沖縄にいると、外からのお金や補助金をもらう姿勢があまりにも強いので、

びっくりすることがあります。

これは先祖代々、地元の方のDNAの中に組み込まれている意識なのかもしれません。

人から恵んでもらって当たり前、

人から施しを受けて当たり前、

国のお金は自分のもの、

自分たちはかわいそうな存在である、

おそらくこのような思いがある限り、

どれほど補助金をもらっても、

どれだけお金以外のサポートを得ても、

地域経済が発展することはないと思います。

それは、人間の心にある、人としての尊厳の問題です。

自分自身を大きく貶める行為です。

「自分たちは乞食です」と、世の中に宣言することと同じです。

 

大人は救いようがないとしても、

子供には、このような教育をしてはいけないと思うのです。

 

教育やしつけとは何か、これはとても深い問題なので、

また折を見て、お話をしたいと思います。

 

今日は教育と、しつけの本質についてお話をしてみました。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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