こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマで、稲盛氏が次のように経営の要諦をお話されています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

「私たちは余裕ができると、ついついこれくらいはいいだろうとか、

何もここまでケチケチしなくてもというように経費に対する感覚が甘くなりがちです。

そうなると各部署で無駄な経費が膨らみ、会社全体で大きく利益を損なうことになります。

そして一度、このような甘い感覚が身についてしまうと、

状況が厳しくなった時に改めて経費を締め直そうとしても、

なかなか元に戻すことはできません。

ですから私たちはどのような状態であれ、常に倹約を心掛けなければなりません。

出てゆく経費を最小限に抑えることは私たちにできる最も身近な経営参加であるといえます。」

人生や経営には、上り坂、下り坂、「まさか」という坂があり、

この「まさか」の非常事態も往々にして起こります。

その「まさか」に備えて、日ごろから倹約をしているか、これが大きな違いを生むと思います。

これは、頭ではわかっていても、実践するのはなかなか難しい内容です。

けれども、「倹約を旨とする」を実践するために、次のようなことを心がけていきたいと思います。

 

1  ものの命を考える

2 分け与えることを考える

3  小さなことに幸せを見いだす

ひとつづつ説明します。

 

1  ものの命を考える

私たちは、食事をするときには、必ず何かしら他のものの命をいただいています。

お米粒1つにしても、お味噌汁一杯にしても、ソーセージ1つにしても、それは他のものの命です。

お腹がいっぱいなのに、もったいないからといって食べてしまうこと

腹八分を心がければ、翌日や次の食事に回せる食物を、

これだけでは足りないと食べてしまうこと

食べ過ぎているからといってダイエットすること

体にいいからと必要以上にある食材を取ったりすること

これはすべて、外から頂いた命を、間違ってとっているような気がします。

人は一日に大体3回の食事をします。

その一つ一つに、命をいただいているという思いが持てるかどうか、

これができれば、物のありがたみを肌身に染みて感じることができるようになると思います。

 

2 分け与えることを考える

「やはり貧乏性なのでしょう。私はよく吉野家に行って牛丼の並を食べるわけです。

自分1人で行くのはさすがに恥ずかしいので、

『お前も一緒に来い』と私の運転手さんを道連れにします。

大盛だとご飯が多すぎて食べきれませんから、牛丼の並を2人前取り、

牛肉だけの並の皿をもう一つ注文する。牛丼の上の部分から食べていくと、

肉がなくなっていきますから、もう一つ牛肉だけの皿を運転手さんと半分ずつ分け、

それをご飯の上にのせて、また食べる。

たったそれだけで、とってもリッチな気分になるのです。」

→ やはり稲盛氏は、分かち合う事と、日常の中に幸せを見いだす事の天才だと思います。

分かち合うだけで、我々はとても幸せになります。

こうしたことから、無駄にせず大切に使う、

人と生きることのありがたさを身に染みて感じることができると思います。

 

3 小さなことに幸せを見いだす

「ちょっと成功すると、いつもホテルで豪勢な食事を取られる方がいますが、

そういう人を見聞きするたびに私は疑問に感じてしまいます。

その人も会社を作った当初は、おそらく倹約を旨として経営に当たっておられたのだと思いますが、

成功し、それだけの贅沢をしても大丈夫だという経済的な裏付けが出来てくると、

贅沢が身に付いていく。

人間というものは、そうやってだんだん考え方が変わっていってしまうのです。」

→ やはりここには、自分はこれだけ頑張ったのだから、

このぐらいのことをしても報われるだろう、罰は当たらないだろう、

そのような思いが見え隠れしています。

このような思いは、人間、誰しも湧いてくるものかもしれません。

その根本には、自分が認めてもらっていない、

自分が満たされない、という潜在意識があります。

この潜在意識を変えるために、先ほどの稲盛さんの吉野家の牛丼の話のように、

毎日ほんの少しの事でもいいので、小さな幸せを見つけ、

自分を満たしていくことが大切ではないかと思います。

牛丼の並で、とてもリッチな気分になる、と稲盛さんはおっしゃっていました。

このように、自分の心を満たしてあげる、それを小さなことで毎日やっていけば、

ちょっとぐらい成功したからといって

ホテルで豪勢な食事をするようにはならないのではないかと思うのです。

まとめますと、どれほど成功しようとも、倹約を貫き通すのは、とても大変なことです。

けれども、それを習い性とするには、

食事のたびに「命をいただくこと」を考えたり、分かち合うこと、

日常の中にほんの小さな幸せを見いだす癖をつけること、

こうすることで、倹約が身に染みてくるのだと思います。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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