こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

あるクライアント様から、離婚した前の夫と自分が親権をとって、育てている子供を合わせた方が良いのか、というご質問を受けました。

「正直なところ、別れた夫とは顔も合わせたくないので、小さな子供を連れて、月に1回でも夫と会うのはとてもしんどい」というお話です。

お答えは、どちらでも構わないと思います。

 

理想を言えば、両親が離婚されても、子供さんはお父さん、お母さん、どちらとも同じように会うことができる、これが望ましいでしょう。

けれども、それがどうしても難しいということであれば、子供と昔のご主人を合わせなくても良いのではないでしょうか?

この場合には、将来どんなことが不安になるのか、これを具体的にしておくと良いですね。

ちなみに別れた御主人の方から、子供と合わせることを弁護士などを通して要請される場合があります。このような場合もある、それは念頭に置いておいてください。

なかば強制的に、子供と別れたもと夫とを合わせないといけない場合、そうでない場合を想定してみます。

 

例えば、本件の例のように、お母さんが心身の平穏が保てず、第三者にお願いして子供ともとの夫とを合わせる、これが実質的には難しい、という場合です。

 

子供さんをお父さんに合わせないこと、これによって、子供さんに起こるメリットとデメリットを考えてみました。

子供さんに起こるデメリット

1 自己否定
2 被害者意識
3 男性不審
4 離婚/恋愛のトラブル

子供さんが受けるメリット

1 自立心
2 正義感/ 責任感が強い
3 仕事で成功

 

子供さんに起こるデメリット

1 自己否定

両親が激しく喧嘩をする、対立をする、このような情報が子供さんに入ると、自分の存在を否定されたような気持ちになります。両親とは、言うまでもなく自分の存在の源です。その自分の存在の源、そこに不調和が起こっている、それは間接的に、「自分がここにいてはいけない」、と言う気持ちを起こさせることがあります。

詳しくはこちらに書いておりますので参考にしてみてください。

夫婦喧嘩を子供にみせると・・・?

2 被害者意識

おそらくお母さんは、お父さんに対して強い嫌悪感や、憎しみを感じていると思います。

「お母さんはかわいそう、お父さんが悪者」という構図ができあがってしまっているかもしれません。こうした雰囲気や環境の中で育つと、自然と、「自分たちはひどい目にあった、自分たちが被害者だ」という意識が子供さんの中にも刷り込まれてしまうかもしれません。

3 男性不審

子供さんが女の子であった場合です。
自分たちが捨てられてしまった、
男性は頼りにならない、
あてにならない、
男性を信じるとひどい目にあう、
このような思い込みが子供さんの中に育つ場合もあります。

4 離婚/恋愛のトラブル

 

小さい時から、家庭の中で、「夫婦仲が良い」という状況を体感することがありません。そうすると、経験や体験から、男性と仲良く接することが難しくなります。

もちろん、こちらで挙げている内容について、全てが全てそのようになると限りません。けれども、このようなことを前提に、目の前に起こっている事実を見てみると、大元になっている原因がわかることがあります。

例えば、私のクライアントさんでも、
男性に頼ってはいけない、
男性を信じることができない、
男性に負けてはいけない、
このような思い込みを持っていらっしゃる方がいらっしゃいます。

パートナーができる、けれども、いつもうまくいかない、

離婚や別れを繰り返す、このようなお話もよく聞きます。

このような場合に、そのクライアントさんの思い込み、

思い癖をひもといてみると、このようなパターンを持っていることがあります。

子供さんが受けるメリット

 

1 自立心

子供さんは、小さな時から、いつも大変そうなお母さんを見ています。

そうすると、お母さんに心配をかけてはいけない、

自分で何でもできるにならないといけない、

とお母さんを守る気持ちが働きます。

そうすると必然的に、自立心の強いお子さんが育つと思います。

2 正義感/ 責任感が強い

お母さんから、お父さんはこの世の中の悪者、

という位置づけで刷り込みがされます。

そうすると悪いものに対して、なんとかしなければいけない、

悪い物が世の中にあってはならない、

という正義感の強さが芽生えます。

また、多少の困難にあっても、仕事を投げ出さず、

これを全て自分がやらねばならない、という責任感も芽生えることがあります。

3 仕事で成功

上記のような、自立心や、正義感、競争心、責任感、

これらは、仕事でとても成功する要素かもしれません。

もちろんどのような仕事をするか、どのような生き方をするかにもよるでしょう。

けれども、このような性質をもつ方は、良い仕事ができるのではないでしょうか?

さて、子供さんを父親と合わせないことには、

このような、メリット、デメリットがあります。

お母さんがどちらを選んだとしても、子供さんは、

その人生を選んで生まれてきたと思います。

子供さんが、自分の人生のその時点・タイミングで、必要な学びを経験することになるでしょう。

どちらを選んだとしても、お母さんは、その場その場でできることを、子供さんにしてあげれば良いのではないかと思います。

ご参考になりましたでしょうか?

 

まとめますと、父親に合わせなくても、メリットもデメリットもある。

お母さんが、お子さんのこと、ご自分の気持ちを考えて、どちらかを選べばよい。

そして、どちらを選んでも、子供はこの母のもとを選んで生まれてきたと考える。自分ができる精一杯のことをしてあげればいい。

 

ご参考になれば幸いです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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