「うちの親は夫婦仲が悪かった!」これを聞いて、そうそう、うちもそうだった…と深くうなずくあなた、心のブロックを解消すると、いろいろなことがとんとん拍子でうまく回っていきます。あなたのハッピーサイクロン・クリエイター、 ユキーナ ・サントスです。

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先日、クライアントさんからこんなご相談がありました。

子供の前で夫婦喧嘩をしてから、子供が神経質になっている。

「お父さんとは絶対にお話ししない!」
「お母さん、私のことが邪魔なの?」

こんなことを言うようになって、どう接したらいいかわからない、というのです。

このお母さんには、このお母さんの心の傷を、少しずつ感情出すことで、解放しています。

今日お話ししたいのはこの子供ちゃんです。この娘ちゃんは、サラちゃん(仮名)
といいます。

目の前の出来事は、すべて必然で自分に起こっている。私はいつもこのように考えています。そうすると、このサラちゃんの出来事は、私に何かを思い出させようとしているのです。私がここでスルーできない何かと向き合うことが必要なのです。そのためにこのサラちゃんの出来事が私に起こっているのです。

サラちゃんのこの発言を聞いて、私はサラちゃんが「自分は必要がない人間だ、この世に存在してはいけない」そう思ってるような気がしました。

そしてかつて、ブロック解消で自分が感情の解放をした時のことを思い出しました。

まだまだ時々出てきますが、私は母親に対するブロックをもっていました。母は私のことを大切にしなかった、私が必要ではなかった、私などいらない存在だった。このようなブロックです。

そのブロックの深いところを探ると、このシーンに行き着くのです。

8畳間のタンスの引き出しの中を母が半狂乱になってかき混ぜている。書類を探しているのです。そして書類を見つけます。「また、白紙の委任状なんか持って!!」と吐き捨てるように言って、父親につかみかかります。

今までこれは、私の中で忘れたい光景でした。何かの拍子に思い出しそうになると、これを思い出したらいけない、と記憶の奥底にしまっていたものでした。

けれどもそれではいけなかったのです。感情が置き去りにされていたのです。

私は自分でその時の光景をよく思い出して、問いかけてみました。

ゆうちゃんは今どんな気持ちなの?
苦しい、これがすべて夢ならいいのに、眠って目が覚めたら、何もかも夢ならばいいのに。お父さんもお母さんも、喧嘩もしない、生活の不安もない、そんな家庭ならばいいのに

どんな感情があるの?苦しいのはどんなふうに苦しいの?悲しいのは何が悲しいの?
そしてこの問いかけを続けていると、当時自分が親に言いたかった言葉が出てきました。
お母さん私ここにいていいんでしょ?
この世に存在していいんでしょ?

そうです、私は、 親の喧嘩から、自分の存在が否定されたと思っていたのです。今の私にもしも子供がいて、夫婦喧嘩を見ていて、こんな風に思っていたら、きっとショックに感じるでしょう。そしてあなたは邪魔なんかじゃない、何よりも大切な存在だよ、と言ってあげることができたと思います。

けれども当時の小学生の自分には、そんな考えはありませんでした。

夫婦がいがみあっている。
お互い相手を忌み嫌っている。
だからその子供である私も大嫌いに違いない。
私はこの世に生まれたことを後悔しているはずだ。
だから私は存在してはいけない。

この気持ちをさらに掘り下げていくと、生きていたい、人から必要とされたい、存在に気づいてほしい、どんなことがあってもこの世に生きていたい、という強い思いも出てきました。

涙がとめどもなく溢れてきたことを思い出しました。

おそらくサラちゃんも、お父さんとお母さんが何度も喧嘩をして、その度に自分がそこにいてもいいのか、この世にいても良い存在なのか、苦しかったんだと思います。

喧嘩をしているときには、自分の中のブロックに精一杯で、子供の本当の感情には気づいてあげていないのかもしれません。

結婚は1つの学びだと言われています。この世に今生きるために、自分の魂を磨くための課題、そのカギが結婚にあると言われています。生涯、添い遂げられる場合もありますが、そうでないこともあります。

それでも、この結婚が必要だったのだと考えることから全てが始まります。

そして、「この結婚がなければ、この子供は授からなかった」、そう思えるかどうかではないでしょうか?

自分の感情を相手にぶつける、自分の感情を表に出すことが必要です。けれども、子供が本当に何をどう考えるのか、どんな感情抱くのか、ここにも思いを寄せてみることが大切かもしれませんね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。