こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

沖縄では「今年の夏はとりわけ暑い!!」と言われています。

確かに言われてみると、梅雨が明けた後の沖縄は、

例年よりも暑いのかなという気がします。

ただ一方で、私が沖縄に来てから10年間、

これまでの7月を振り返ってみると、

確かに7月はそれなりに暑かったんじゃないかと思います。

沖縄は夏が長くて、6月の後半から9月いっぱい、

10月の半ば位まで、真夏の服装で過ごせます。

この夏の間でも、1番暑いのは何月?と言われると、

やはり7月ではないかなと思います。

雨も降らなくて、空気も比較的乾燥していて、

夜になってもなかなか熱気が下がらず、暑いように思いますね。

例年と比べてどうかと言われると、

統計資料を見てみないと何とも言えませんが、

同じように過去の7月も暑かったのではないかなと思います。

ただ、クーラーがないところにいるときは、本当に、

1分1秒ごとに自分の体から水分が蒸発していく感じなので、

こまめに水分補給をしています。

今月沖縄に来る方、熱中症には十分注意してくださいね。

 

さて、今日は、投資関係のお話です。

 

なぜ日本にバフェットがいないのか?‐財閥解体と士農工商‐

先日、「どうして日本にウォーレン・バフェットのような投資家がいないのか?」という質問を受けました。

ご存知の方も多いと思いますが、

ウォーレン・バフェットとは、アメリカの投資家で、

2023年の資産は、日本円で約14兆円を超えると言われています。

バフェット氏が持っているのは、

バークシャー・ハサウェイという投資会社で、

最近では、このバフェット氏が大量に

日本の株式に投資したということでも知られています。

では、日本にこのような莫大な資産を持つ個人投資家が

いるのか、いないのか・・・?というと、

おそらくいないのではないかと思います。

 

では、なぜこのような国家予算に近い額の個人資産を持つ、

超富裕層が日本にいないのか?

ですが…私は次の2つが原因ではないかなと思います。

 

 財閥解体

 士農工商

 

 

2番目のわかりやすいところから解説します。

 

1 士農工商

これは、科学者の武田邦彦先生の話などを聞いて、

なるほどなぁと思ったことです。

士農工商とは江戸時代を中心に、日本で行われていた身分制度です。

侍は、帯刀が認められていましたが、いわゆるお金儲けはしませんでした。

そしてお金儲けは商人の活動であり、そしてお金儲けをする人たちは、

刀を持つこと、つまり武力や軍事力を備えることを許されませんでした。

したがって、お金を持っている人が、

暴力や軍事力で他の勢力を次々と自分の配下に置き、

力をつけていくということが難しかったのです。

私は、このような理由からも、日本の社会的・文化的背景では、

巨大な勢力を持った一族が生まれにくかったと思います。

 

2 財閥解体

そして、日本に、超富裕層がいないもう一つの理由は、

この財閥解体にあったのではないかと思います。

日本は、第二次世界大戦に敗れました。

GHQ占領政策の1つがこの財閥解体でした。

敗戦国に、強力な一族がいると、その一族郎党を中心に、

また日本が資力を回復し、武力を蓄えて、

アメリカの敵となることが予測されたのでしょう。

いち早く、こうした経済的な勢力をつける仕組みを、

なくしてしまわないといけない、こうアメリカは思ったのでしょう。

海外、特にヨーロッパなどにいると、

巨大な力を持った一族の影響をいろいろなところで見ることができます。

公共交通機関に乗っても、大きなショッピングモールに行っても、

学校などを見てみても、誰がこういうものを作ったのかな?

と考えてみると、そこには大きな財閥の力が見えます。

けれども日本は、一度この財閥を解体してしまいました。

これには、良い面も悪い面もあったと思います。

ですが、この影響が今も続いているので、

ビジネス・コングロマリットと言われる会社は存在しますが、

ある一族が、巨大な経済力と統率力を持って、

特定の産業を支配する、ということが日本では見られないのです。

 

あともう一つの大きな理由は、日本人の労働の価値観があると思います。

額に汗をして得る利益が貴くて、いわゆる、

お金でお金を動かす投資で、メシのたねを得てはいけない、

という考え方だと思います。

日本人独特の道徳観・倫理観ですね。

 

こうしたことがあるので、

日本には巨大なお金持ちがいないのではないかと思います。

 

また、これと関連して、果たして、こういう超富裕層、

超お金持ちが社会に存在するのが良いのか悪いのか、

という議論があります。

この問題は、超富裕層の存在理由を考えるときに、

併せて考える必要があるテーマかなと思います。

同時に、

人間にとって幸せとは何か、

なぜ社会が存在するのか、人間の役割は何か、

こうしたことも考えていく必要があると思います。

 

このようなことまで話を広げると、

焦点がぶれて分かりにくくなってしまいますので、

今日はこのぐらいにしますが、超富裕層、超お金持ちを考えるときに、

合わせてその良し悪し点を考える必要があるかなと思います。

 超富裕層について思いを巡らすのであれば、

 国とは何か、民族とは何か?

 幸せとは何か、進歩発展とは何か?

 こういうことも併せて考えていかなければならないと思います。

このようなテーマは、また折を見てお話をしたいと思います。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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