こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

中小企業の多角化について重要なポイントをお話していました。

 

多角化が失敗する唯一の理由 1

1 エネルギーについて考える
2 自分のエネルギー効率を上げることを考える
3 経営者を育てる
4 経営者候補にエネルギーを移す
5 エネルギーを数字に置き換えて判断する

 

今回は最後の5番目の理由を説明します。

 

5 エネルギーを数字に置き換えて判断する

「(積み上げた)その見積もりを横に置きながら、工事を進めていくわけです。そして、できれば見積もった時よりも安い材料を使っていくのです。もちろん質を落としてはなりません。良い材料を安く買えるように工夫していけば、利益率はもっと上がっていくはずです。・・・経営というものは全て数字なのです。われわれは材料など、いろいろなものを使いますが、それを全部数字で見ていかなければならないのです。数字に置き換え、その数字を読み取っていくことができなければ経営にはなりません。つまり、損益計算書を使った経営でなければならないのです。ところが中小企業の経営の場合には、それがどうしてもできていないのです。数字を見ていないのです。見ていたとしても、漠然としか見ていないのです。数字が自分に語りかけてくる、訴えてくるくらいの見方をしなければならないわけです。」

 

→ この数字で見ていく、というところがとても大切だと思います。

数字はエネルギーが数の形で現れたものです。人は自分のエネルギーを使って、財やサービスを生み出します。これを他の人と交換する代わりに、我々は、モノやお金を出したり受け取ったりします。そのエネルギーがわかりやすく数字という形になって現れている、このように見ていけば、わかりやすいのではないかと思います。

例えば、もっと見積の段階でしっかり確認すればよかったのに、確認が中途半端だったときには、利益として、思いがけない低い数字が上がってきます。これは自分が意識を向けていなかったということです。そこを謙虚に反省して、見積もりの段階からしっかり意識を向けていくようにする。その財やサービスにどれだけの労力や思いが載っているのか?

ここも推し量った上で、その財やサービスの値段を決めていくことだと思います。

言い換えると、売る場合も買う場合も、値決めがきちっとされているのか?これを判断していくことだと思います。相手が気持ちよく提供してくれる価格、相手が気持ちよく払ってくれる価格、それはただ一点で決まる、と稲盛氏はおっしゃいます。

これをしっかり抑えているのか?

この意識を持って数字を一つ一つ見ていきたいと思います。

ちょうど弊社も経費の精算を今行っていました。この時に支出した経費が、どのようなエネルギーに変わって循環しているのか?ここを考えて精査していきたいと思いました。

さて、まとめますと、多角化で必要なポイントは次の項目です。

1 エネルギーについて考える
2 自分のエネルギー効率を上げることを考える
3 経営者を育てる
4 経営者候補にエネルギーを移す
5 エネルギーを数字に置き換えて判断する

 

中でも大切なのは、経営者を育てる、自分と同じ考え、能力を持った人を育てるということではないでしょうか?

稲盛氏の次の後継者、伊藤氏は創業からのメンバーで、地方の工業高校卒だと伺いました。この方が世界各国にわたる京セラグループのトップになられたのです。急激な円高やその後の不況を乗り越え、京セラを成長させた方です。

 

まさに稲盛氏が心血を注いで、育てられた経営者なのだと思いました

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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