こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、京セラフィロソフィーのこちらの部分について説明します。

豊かな人生を送るために、宇宙の意思を理解することが大切だと思います。

 

京セラの名誉会長稲盛氏も、京セラフィロソフィーの中で、たくさんのページを割いて、この宇宙の意志について説明されています。

わかりにくい内容かもしれませんが、私なりに理解しているところを、お伝えしていきたいと思います。

稲盛氏のお言葉です。

「世の中の現象を見ると、宇宙における物質の生成、生命の誕生、そしてその進化の過程は偶然の産物ではなく、そこには必然性があると考えざるをえません。

この世には、すべてのものを進化発展させていく流れがあります。これは『宇宙の意志』と言うべきものです。この『宇宙の意志』は、愛と誠と調和に満ち満ちています。そして、私たち一人ひとりの思いが発するエネルギーと、この「宇宙の意志」とが同調するのか、反発し合うのかによってその人の運命が決まってきます。。。。

宇宙の流れと同調し、調和するようきれいな心で描く美しい思いを持つことによって、運命も明るく開けていくのです。」

 

「宇宙に流れている意志とは、すべてのものを慈しみ、すべてのものを愛し、すべてのものをよくしてあげたい、という思いであり、自分だけが良くなろうという意志の対極にあるものです。この宇宙に存在する森羅万象あらゆるものを一方的によくしてあげたいという愛の流れと調和する、同調する心を我々が持っていなければならないのです。企業経営者であれば、人をけおとしてでも、足を引っ張ってでも自分たちの金儲けをしようと思う人もいるかもしれませんが、そういう心では宇宙の意志とは調和をせず、経営はうまくいきません。」

 

ここは、なかなか理解するのが難しい箇所だと思います。

「宇宙には意志があり、それは愛である」、といっても、何かの宗教の宣伝か、スピリチュアルな啓蒙活動のように思われてしまうでしょう。ましてやビジネスの場面では、このようなスピリチュアルな内容は、的外れな、分野が違う内容と思う方も多いでしょう。

けれども、ビジネスの意志決定でも、集団を統括する上でも、一人ひとりの人間の幸福を考える上でも、この信条はとても大切な、基本的な考え方だと思います。

 

会社経営では、スタッフと経営者、私たち一人ひとりの物心両面の幸福を考える上で、大変重要な内容だと思います。

 

ですので、今回は、「宇宙に流れる愛」を考えてみたいと思います。

この愛を実感するには、どのようにすれば良いのか?

これを考えてみたいと思います。

知識だけではなく、胆識としてこの内容を私たちの心に落とし込んでいきたいと思います。そのためには、どうしたらいいのか、その方法を考えてみたいと思います。

1 自然現象の理由を考える

2 物事を素直にとらえる

3 幸せの感覚を養う

 

1つずつ説明させていただきます。

1 自然現象の理由を考える

宇宙には愛が溢れている、これを説明するのに、私はこの例を使っています。

人間や哺乳類のメスには、オキシトシンというホルモンがあります。これは別名、愛情ホルモンといわれています。

 

このオキシトシンによって、人は自分の子供に対する愛情を感じたり、スキンシップを求めたりすると言われています。

 

人間に愛情があるのは、オキシトシンがあるから、これは科学的な説明だと思います。

 

ではなぜ、生き物にこのオキシトシンがあるのか?これについては誰も答えることができないのではないでしょうか?

 

唯一、答えがあるとすると、「宇宙には意思があり、生き物には愛情が必要である、宇宙の意思が、このように考えているから」ということではないでしょうか?宇宙が人に愛情を与えた、だからその仕組みをくれたのだ、私はこのように考えています。

 

「宇宙に愛が流れている」このように考えていかないと、説明がつかないことが世の中にはたくさんあります。そしてそれが真理だと私には思えるのです。

四季があることと

美を感じる心を持っていること

生き物が集団で、生きていること

両性生殖により、生き物の個体が滅び、次世代を残していること

身の回りの些細なことから、宇宙というスケールの大きなところまで、愛でしか説明できないものがたくさんあります。「存在の大元(宇宙)に愛がある」と想定しなければ説明ができない、このようなものに溢れています。

合気道の山口先生はおっしゃいます。

愛とは何か?という質問に対して、このようにお答えになりました。

「母親が、赤ちゃんにおっぱいをあげている、それが愛そのものだと思う」

『今ここでこれだけおっぱいをあげているから、この子は老後の私の面倒を見てくれるに違いない』

『この子に今、食べ物をあげているから、自分の思い通りに動かせるはずだ』

このような思いを抱いて、赤ちゃんにおっぱいをあげている母親はいないのではないでしょうか?少なくとも私の知る限りでは、無意識的に、このような思いを持っている女性はいないです。

 

キリスト教の聖書にも書いてあるように、まさに愛は無償で見返りを期待せず、与えることで成り立っているのです。

「なぜその仕組みがこのように存在するのか?」

これを考えることで、宇宙に愛が流れている、これを理解することができるようになるのではないかと思います。

2-3 は次回お話します。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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