こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

さて、前回から「宇宙の意思」と調和する心、これについて説明していました。

「宇宙に流れる愛」を実感するには、どのようにすれば良いのか?

その方法は次の3つです。

1 自然現象の理由を考える

2 物事を素直にとらえる

3 幸せの感覚を養う

 

今回は2-3を説明します。

2 物事を素直にとらえる

それでも、心がひねくれていると、宇宙の中に溢れている愛を探すことができません。

私もかつてはそうでした。

そして、今でも、油断をすると、このような「ひねくれた心」がでてきます。

「心がひねくれている」とは、「愛などあるはずがない」と思う否定的な心です。

なぜそのような「ひねくれた心」ができるのでしょうか?

それは、我々にネガティブな感情があるからです。

なぜそのようなネガティブな感情があるのでしょうか?

人生に起こる辛い出来事が、その感情を起こします。

 

私たちの人生では、辛いこと、悲しいことが起こります

これまでの自分の人生に起こったネガティブな出来事から、私達は悲しみや不安、恐怖を感じます。そうすると、すべてのことを否定的にとらえるようになります。

「愛などあるはずがない、現に自分はこれほど辛い思いを経験しているではないか?」

人は、このように考えます。

過去のネガティブな感情が解消できないので、現実を素直な目でみることができないのです。

私はここ数年、裁判所でお手伝いをさせていただく機会をいただいています。

ありがたいことに、原告側と被告側、紛争の両当事者から公平に意見や言い分を聞く機会があります。この経験からわかったことがあります。

このようにお互いの言い分を聞いてみると、どちらかが100%悪いという例はありませんでした。双方の言い分を聞くことで、現実をフラットにみることができたのです。

不安や恐怖は疑心暗鬼を産みます。

そしてマイナスの感情のもとになります。

 

マイナスの感情から、周りの人や世の中の事象を悪く捉えるようになります。

そうすると悪い現実が自分の目の前に起こってきます。

物事を素直に、フラットに捉える習慣、これがいかに大切かと思います。

 

3 幸せの感覚を養う

 

これは言い換えると「自分軸を持つ」ということだと思います。

同時に、「幸せとは何か」をいつも考えることだと思います。

幸せとは、不幸の反対です。

そうすると我々は「不幸」を理解しないと、本当の意味での「幸福」はわからないのかもしれません。「幸福」を考える上で、どこに軸を置くのか?がとても大切になります。

私は小さい時から40代の前半まで、漠然と「自分の人生は不幸だ」と思っていました。世の中に起こる「幸福」は他の人には起こっても、自分には絶対に起こらない、と思っていました。

なぜでしょうか?このときの私は、自分の幸福をいつも他人軸で考えていたからです。親や社会、世間が考える幸せに、自分の人生があっていない、これに不満を感じていたからです。

昔、アメリカの女性弁護士の人生を描いたドラマがありました。主人公は一流ロースクールを出て、仕事で活躍していますが、パートナーが見つからず幸せを感じることができないのです。

彼女の幸せは、人よりも金持ちになる、理想の男性と結婚して子供を産むことでした。

なぜ、それが彼女の幸せなのでしょうか?

それは、当時のアメリカの社会通念です。

こうした条件を持っている人が、当時のアメリカ社会で勝ち組だ認められていました。

こうした幸福の条件は、時代とともに移り変わっていきます。

自分が20代の時と50代の時では、社会通念が違うのです。

時代とともに移り変わるものに、幸せの軸を置いていると、いつまでたっても幸せを感じることができないのです。

 

幸せは、いつの世にも変わらない普遍的な価値観においておかないといけません。

それは、社会通念での幸せとは別の次元のものです。

自分の人生は本当に幸せで、感謝にあふれて人生を終わる

これが幸福ではないかと思います。

幸せな人生について、あともう一つ共有したい話があります。

去年のBBCの報道です。第二次世界大戦中、ナチスのホロコースト(大量虐殺)に関わった当時10代だった96歳の女性秘書が戦犯として裁かれるはずの裁判から逃げたという内容でした。

 

その動画を見たときに、この方の一生は何だったのだろうかと思いました。戦争で死ぬ事はなく、生き延びたわけです、人をたくさん殺し、生き延びる。本人はそれを幸せだと思ったからもしれません。けれども同時に、70年近い歳月を、悪夢と不安と恐怖で過ごしたのだろうと思います。この方は、生きていてすばらしいと思う事はあったのでしょうか?何かに感動したり、感銘を受けたり、人と心が触れ合い、感謝で見たされるという事はあったのでしょうか?

今回のテーマである、「宇宙に流れる愛」に気づくことはあったのでしょうか?

人間の幸せを考える上で、とても大切な要素だと思います。

ところで、仕事は、我々の人生の時間の中で、1番大きな部分を占める行動です。

その仕事に対して、私たちは、自分の人生の時間とエネルギーを割いています。

ですから、

「どんな仕事をするのか?」

その仕事が「自分の人生の幸福につながっているのか?」

これを考えることがとても大切です。

そのためには、幸せとは何か、これをいつも考える姿勢が大切だと思います。

企業で働く人、そして企業の経営者も、幸せとは何かを、常に考えることが大切だと思いました。

宇宙には愛が流れています。

これを腑に落とすためには、物事の真理を探究する、素直な心で物事をみる、そして常に幸福を考える、これが大切だと思います。

このテーマも、折に触れて考えていきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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