こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日は会社経営と不動産投資のお話です。

借りるのがいいのか?持つのがいいのか?

これですね。

あなたが会社を経営していたとします。

いいかえると筋肉質経営と不動産業界について考えてみたいと思います。

私が尊敬する、京セラの名誉会長の稲盛氏は、次のようにおっしゃっています。

 

「企業を人間の体に例えるなら、体の隅々にまで血が通い、常に活性化されている、引き締まった肉体を持つものにしなければならない。つまり、経営者は、贅肉の全くない筋肉質の企業を目指すべきなのである。」

企業の中をめぐるものを、1つのエネルギーだと考えてみます。

このエネルギーの元をたどれば、お金が形を変えたものといえるのではないでしょうか?

このお金をいかに効率よくエネルギーに変えるか、ここが問われるのでしょう。

ここで、どのようなエネルギーの使い方が良いのか?

これを考えてみます。

よりたくさんの成果物を生み出すようなエネルギーの使い方だと思います。

企業は量と質において,

豊富で優良な成果物を生み出さないといけません。

質がいいものをたくさん生み出すのです。

そのためにお金が姿を変えてエネルギーになるのです。

お金を良いエネルギーに変えて、高品質の製品を最大限に生み出せるか?

これが経営の良し悪しではないかと思います。

お金を経営資源の中の資本だと考えてみます。

このお金をどのように使うのが良いのか、稲盛氏が具体例をあげてお話されています。

弊社の主要事業、不動産の分野で考えてみたいと思います。

イトーヨーカドーの話と、ダイエーの話が紹介されていました。

イトーヨーカドーは、自ら土地や建物を持ちません。すべて賃借して営業します。
一方、ダイエーは自ら土地建物を取得します。自分の資産として考えるのです。

この2つについて、稲盛氏はこのようにおっしゃっています。

「損益計算書から見れば、イトーヨーカドーの伊藤さんよりは、ダイエーの中内さんの経営の方が良いということになります。ところが貸借対照表を見れば、ダイエーは資産が肥大化し、一方の負債も肥大化しています。もし景気変動があり、売り上げが減少すれば、金利負担が重くなるかもしれません。また、誰も予想していませんでしたが、デフレになれば土地・建物の価値が下がるかもしれません。実際、デフレ起きてしまい、そのためにダイエーの業績は悪化しました。」

このお話は2006年前後に発信されたメッセージです。

リーマンショックの前ですが、この時にはすでに、日本経済は平成のバブル崩壊を経験しています。確かに、不動産の含み損が大きく広がった時期です。

この状況では、資産を保有しない経営の方が筋肉質であるということになります。

では、これから、コロナの後には、どちらが良いのか?

これを考えてみたいと思います。

自分で土地建物を持たず、賃借するのが良いのでしょうか?

場所にもよりますが、この先、比較的安い賃料で良い立地の物件が借りられると思います。建築単価も下がるでしょう。賃料が安く抑えられれば、土地・建物を所有するよりも賃借していたほうが良いことになります。

もう一方の土地建物を保有する立場を考えてみます。

土地建物を自ら投資していくのが良いのでしょうか?
現在の金利はとても安いです。会社で借りれば大きなメリットがあるでしょう。けれどもこの先の資産の目減りも懸念されます。建築費はオリンピックの後はかなり下がると思われますが、明らかではありません。この先、経済条件が悪くなり負債が増えていく可能性もあります。

コロナの前の自分であれば、賃貸方式を進めていたと思います。

注意深く良い立地の物件を選別し、なるべく交渉して低く借りうける、賃貸借の状況を見ながら経営していくのが良い、このようにアドバイスしていたと思います。

 

しかし、今の立場は少しちがいます。
コロナの期間、たくさんのことを勉強させていただきました。

世界の基本的な原則が、どのようになっているのか?これも考えてみました。

世界の基本的な原則とは、誰が、どんな意図をもって、何を目指しているのか?ということです。

これを様々な資料をもとに、過去の史実を考えながら分析してみたのです。

そこで、おぼろげながらわかってきた事は、これです。

常に二面性を考えて、両方向の行動をとる。

 

この内容はあした詳しく説明します。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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