こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日は、日本人の嘘がテーマです。

私が尊敬する、科学者の武田先生は、近代、日本人が嘘をつくようになってから、日本人の質が悪くなった、という意味のことをおっしゃっています。

この動画に限らず、武田先生の動画では「日本人が嘘をつくようになった」ことが指摘されています。

今から10年近く前ですが、私は外資系の企業で働いてました。

その時の私の上司は、オランダ人でした。

英語では、デュアルレポーティングライン(二重の上司)といいますが、私は日本法人で働いていましたが、同時に、ドイツの本社にいるこのオランダ人上司に毎日レポート(報告)をしていたのです。

このオランダ人の上司は、一年のうち1回か2回、日本に来てました。

この上司が来たときに、日本法人の社長(外国人)が、このオランダ人の上司をディナーに誘ったのです。

日本法人の社長としては、ドイツ本国にある本社の情報、人事等をいち早く取り入れたいという意図があったのでしょう。

オランダ人の上司も私も、この日本法人の社長があまり好きではありませんでした。

「私たちの業務に関連する、ビジネスディナーがあると言って、日本法人社長からのディナーの誘いをお断りしてはいかがでしょうか?」

私はこのオランダ人の上司にこのように提案しました。

「ユウコ…俺は、嘘は好きじゃない、他に断る理由がない、だから、このディナーを受ける」

 

上司はこのように私にいいました。

その時から私は、「嘘」について意識して考えるようになりました。

思えば、この外資系企業で働くより前の、私のサラリーマン人生は、

嘘があまりにも多かったのではないか?と思ったのです。

この数字でないと、合わないから、という数字合わせ

いちどこの数字で出しているから、今更、後には引けない、という無理矢理の理由探しで嘘をつく

実際の価格は、上がっている、あるいは下がっているけれども、真実を突きつけると、プロジェクト自体がうまくいかないので、

何とか実態と違う仮説を作る仮説作り

上司や、クライアントのメンツ、立場を守るための嘘の理由作り

はっと気がつくと、まさにこんな嘘だらけだったのではないか?と思ったのです。

また別の機会で、このオランダ人の上司と話すことがありました。

「やはり、あなたがおっしゃったように、嘘をつくというのは、世界中どこの社会でも、よくないことだと思う」
と私が言うと、この上司はこう答えました。

「ユウコ、その通りだ、良く気づいた。俺は、真実をズバズバ言って、嫌な奴かもしれない、空気を読めない奴かもしれない、でも、少なくとも俺は正直なんだ!!」

それ以来、私はこの、「少なくとも正直であること」、

これがいかに大切かを考えるようになりました。

そして、自分で独立起業して働くようになり、自分のメンタルを見直し、仕事でも私生活でも嘘をつかないようにしました。

そうしたところ、自分の人生が、とっても「楽」になってきました。

嘘をつくこと、これがなぜいけないのかを考えてみました。

嘘をつくことから起こって来る「悪い結果」をまとめてみました。

1 信頼関係が築けない
2 自分の本心がわからなくなる
3 マイナス貯金が溜まる
4 神に近づく(思い上がり)

 

1 信頼関係が築けない

以前、銀行で長いこと働いていた方から、日本の企業がやってはいけない、最も重大なことを教わりました。

それは、銀行に対して「嘘をつくこと」です。

よく金融機関の「貸しはがし」が問題になり、また、「銀行は雨の日には傘を取り上げる」など言われます。

確かに、銀行も自分たちの利益を取るために行動することもあるでしょう。

けれども、必ずしも銀行だけが悪いわけではないと思うのです。

1番最初から、重要な事実を隠して取引をしようとした、あるいは少しでも自分たちの会社を良く見せようと思って嘘をつく、このようなことがあったのではないでしょうか?

このような嘘があると、銀行の態度が180度、一気に変わるようです。

嘘の数字の全体へのインパクトが少なくても、銀行が一斉に資金を引き上げてしまったりすることがあるようです。

ビジネスにおいても、嘘をついていると、話す側の説得力がなくなり、妙な気配だけが伝わります。

本当はこんなことしたくない
いつか悪いことが起こるに違いない
私にこんなことをさせるお前が悪い

ビジネスでも、それ以外の人間関係でも、伝わるのは、言葉の表面的な意味ではなく、

そこから発せられる雰囲気や意識です。

だから、嫌な気持ちが相手に伝わってしまうのですね。

そこから信頼などは築けなくなります。

 

2 自分の本心がわからなくなる

 

最近、メディアやSNSの動画や写真を見ていて思います。

右目と左目が、別の方向向いてる人っていませんか?

生まれつきや、何らかの病気があってこのようになってしまう方もいるかもしれません。

けれども、あれ、この人の目は、昔はこうではなかったような気がするのに、なんでこの人は、目の焦点が合わなくなったのだろう??

こう思うことが多いです。

やはり自分の本心で思っていることと実際の行動が180度違ってくると、

自分の体に変化が現れてくるように思います。

体は正直で、隠すことができません。

それは、山本やえこさんの食事の学校をやってみてよく分かりました。

心がストレスを感じていると、それが体の症状になって現れてくるのです。

そして、このような嘘を繰り返していると自分の本心がわからなくなります。

自分の本心を無意識のうちに、ひた隠しにするようになります。

その弊害は、心の中に積みあがり、それがやがて体の不調となって爆発します。

 

体の不調をきたす前に、心の叫び、苦しがっている心の声を聞くと良いですね。

3 マイナス貯金が溜まる

嘘をつくと、嘘をつかれた相手が傷つきます。

信じたのに裏切られた
自分の誠意を踏みにじられた
自分の時間を奪われた
無駄なエネルギーを消耗した
自分の将来を台無しにした

 

このような思いが相手にわいてきます。

これらは全て、マイナスのエネルギーです。

ですからこのマイナスのエネルギーは、嘘をついた本人にかえってきます。

自分が相手に思わせたのと同じような「思い」を自分が味わうことになります。

マイナス貯金がどんどん積み重なっていく前に、早く気づいて、相手に与えるマイナスエネルギーの量を少なくしたいですね。

 

4 神に近づく(思い上がり)

人によっては、嘘をつくこと、本当のことを言わない、これが相手のためだと思う人がいます。

本当のことを言ったら相手が傷つくから
本心では無いけど、嘘をつくことで、結果的にみんなが幸せになるから
みんなの嘘に合わせておかないと、とんでもないことになるから

 

このように思って、嘘だとわかっているけれども嘘をつく場合があります。

武田先生がおっしゃっている、原子力やコロナに関する嘘は、

ほとんどこのような心理からおこってるように思います。

これは、見方を変えると、真実を告げられる相手のことを、信頼していないわけです。

嘘の情報を与えておいた方が、相手が幸せになる
相手は、真実の情報には耐えられない

このように嘘をつく側が考えているわけです。

これも、ある意味の「思い上がり」ですね。

人間が幸せになるかどうか、ある意味、本人の意識と宇宙(神)の采配だと思うのです。

人間が、自分たちの手で、相手をこうしてやろう、こんな風に導いてやろう、と思うのは、一種の思い上がりですね。

自分たちは、神様のような立場に立って、他人の人生をコントロールできる、と思っているから、真実を告げないわけです。

このような思い上がりには、いつか必ず「天罰が下る」ように思います。

投資家ビル・ファン(アルケゴス)破綻理由の所でも書きましたが、

神様の意思を勘違いすると、神様から、「勘違いするなよ」というメッセージが届くようになっているのです。

さて、なぜ嘘をついてはいけないのか、まとめてみるとこのような理由です。

1 信頼関係が築けない
2 自分の本心がわからなくなる
3 マイナス貯金が溜まる
4 神に近づく(思い上がり)

 

私たちは、日常のたくさんのところで、自分の本心を無視しているように思います。

自分の本心に目を向けるだけでも、充分人間は幸せになるのではないかと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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