こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

先日はシンガポールに行ってきました。

サスティナビリティとスチュアートシップ(適切な株主責任)をテーマにした会議でした。

今回のメルマガでは、このシンガポールでの会議内容についてお話をしたいと思います。

 

まず、ヨーロッパの有名なビジネススクール、インシアードの経済学の教授が、

世界経済と不確実性、不透明さについてお話をされました。

一時間位の講演の話をかいつまんで結論をいうと、次のようなことです。

 ・時代は今、予測不能で不透明、不確実な状態にあり、

     温暖化は避けられない。

 ・温暖化対策の規制はより厳しくなり、

     こうしたサスティナビリティ対応ができない

     企業は生き残っていけないだろう。

 ・中国やインドなどは依然として大きな市場であり、

     これらの動きに注視し、投資を行うのが良策である。

 

また、この先のサスティナビリティの方向性は、

森林・農地を中心に開発していくのではなく、

保護して保全していくことが、サスティナビリティの

一番の取り組みである、このようなお話もありました。

 

この教授は、様々なグラフを簡略化して、大変わかりやすく、

パワポで説明されていました。

私はコロナ禍のなか、いろいろなグラフを拝見してきました。

こちらの教授が使っているように、グラフを使って数字や社会情勢を説明する、

世界的に著名な大学のアカデミックの方々が、

どのようにグラフや数字を使っていくのか、

それを学ぶにはとても良い機会だったように思います。

 

ファミリービジネスの今後の課題は、言うまでもなく、

サスティナビリティ(持続可能性)ということになります。

私の個人的な感覚で申し訳ないのですが、ここについては、

「日本はこのサステイナビリティについては、

これからさらに積極的に取り組む必要はない」

 

世界の主流となっている考えとは、全く逆の発想なので、

皆さん驚かれるかもしれません。

日本人の精神性やファミリービジネスの歴史を振り返ってみると、

常にこのような活動を十分にやっているのではないかと思います。

どのようにして、原材料をリサイクルしてコストを削減していくか、

どうすればより従業員に気持ちよく長く働いてもらえるか、

こうしたことに、日本人はたくさん工夫を凝らしてきました。

 

さらに、近江商人の考える「三方よし」の考え方があります。

売り手よし、買い手良し、世間良し、です。

  三方よし 
 売り手よし、
   買い手良し、
   世間良し、

 

これを通じて、すでに社会に十分貢献をしてきていると思います。

日本の企業は、このようなサステイナビリティを、

これまでたくさんビジネスプラクティスとしてやってきたのではないかと思います。

 

さて、まとめますと、シンガポールの出張から

次のことを再度、強調しておきますね。

1、時代はサスティナビリティを見ている、という事

2、日本は、サステイナビリティについては、これから新たに取り組む必要はない、という事

おそらくこうしたメッセージが、10年後には役立つのではないかと

今回の会議の話を聞きながら思いました。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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