こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

このテーマは、メルマガ読者の方に、

ずっとお話をしなければと思っていたのですが、

なかなか機会が取れずにいました。

さらに、私自身が、

このテーマを話しても良いものかと

ずっと迷っていたので、

これまで皆さんに話さずにいました。

 

けれども、今は、アメリカの大統領がトランプ氏になり、

世界の経済や政治・社会体制が

大きく変わろうとしている時だと思います。

それですので、 SDGsの基本的な考え方、

そしてファミリービジネスがどのようにして

これを考えたら良いのか、

そこをもう一度、整理してみたいと思います。

 

結論から言ってしまうと、

「SDGsは取り入れなくても良い」

と思います。

これを聞いて、

「何を言っているんだ?」

驚かれる方もたくさんいるでしょう。

 

日本を始め、世界の風潮は、環境問題はもはや避けられない、

社会から、そして顧客から受け入れられる企業になるには、

何が何でも、このSDGsをやらなければならない、

このような風潮ではないかと思います。

 

ですので、こうした社会の風潮を捉えて、

「絶対にSDGsを取り入れる」というのならば、

どうぞやってくださいと申し上げたいです。

ですが、そうであっても、このSDGsというテーマは、

最後に取り組む内容で十分ではないかと

私は思っています。

それは次のような理由です。

 1. 倫理的な根拠が薄い

 2. 経済性がない

 3. 優先順位が違う(家庭等の幸せが先)

 

 

少しずつコメントします。

 

1. 倫理的な根拠が薄い

「環境のために、地球のために!!」

というのがこのSDGsの大義名分です。

温暖化を防ぐという最もらしい理由付けもあるでしょう。

私は、過去10年から20年位を、海外にいたり、

外資系の企業で働いたりしました。

そして、ブラジル人の夫と暮らしています。

こうした私の限られた国際的な体験ではありますが、

そこから考えると、世界の大部分の民族は

エゴイスト ( 利己主義 ) であり、

利他の心を持つのは日本人くらいではないかな

と思っています。

 

もちろん個人によっても違いますので、

一概にはいえません。

ですが、このような日本人以外の方々の

民族性を考えると、

SDGsというテーマはとても違和感があるのです。

このような利己主義の人たちですから、

地球の環境が危ないのなら、

こっそりと秘密のうちに、

他の惑星に住む( 移住できる )計画などを着々と進め、

その移住権を法外な値段で他の国や民族に売る、

これをやるなら納得できます。

 

けれども、彼らは、そういう利己的な行動を

とっていないのです。そうではなしに、

ただ「環境を守らねばいけない」という

もっともらしい大義名分だけを述べています。

ここには、なんともいえない

「白々しさ」いというか、

倫理的な説得力がないなと思うのです。

エゴイストの人たちが、

なぜわざわざ、地球のため?など自分に

一文の得にもならないことを熱くかたるのか、

その倫理的な背景がないと思うのです。

 

2. 経済性がない

トランプ大統領が言っている事はクリアです。

原子力は高い、複雑である、

( 汚染廃棄物・廃炉等 )多くの問題がある。

さらに、学術的にも、物理的にも明らかですが、

化石燃料はあと5000年の埋蔵量があります。

アメリカはこのような資源が豊富な国です。

だから、地球温暖化という「カルト」ではなく、

容易で、安く、問題が少ない方法で

エネルギーを確保しよう、

というのがトランプの考えです。

原子力や再生エネルギーをやっていても、

最終的には化石エネルギーを消費するじゃないか、

高くつくじゃないか、このような理論です。

 

過去10年から20年、たくさんの日本の企業が

このSDGsの取り組みをしました。

そして、これらが経済合理性にあっていない、

ということを、本当は実感しているはずです

無理に環境、環境と追及していくと、

そこには莫大なコストがかかり、

どこかでつじつまが合わなくなってしまうのです。

 

特にファミリービジネスの中小企業は、

ここをよく考える必要があります。

公的主体から環境のための補助金がでているから、

新規投資をしたり、新しい分野のビジネスを

始めている例もあるでしょう。

ですが、仮に補助金がなくなったら、

その事業単体で利益が出せるのでしょうか?

 

今、アメリカは、ほとんどの企業が

このトランプ側に舵をきっています。

SDG投資をやめる企業がでてくるでしょう。

その真逆をやっているのが日本です。

今一度本当に経済合理性が成り立っているか、

考える必要があります。

 

3. 優先順位が違う ( 家庭等の幸せが先 )

「地球の環境は危機的な状況にある、

まず地球を救え!!」

これが、SDGsを唱える方たちの

プロパガンダ( 宣伝文句 )です。

ですが、私はこれには大きな疑問をもちます。

まず、地球環境よりも先に、

良くしていくコミュニティがあると思います。

一番身近なところは、「家庭」です。

職場では、「環境保全、CO2削減」の

運動や活動を身を粉にして行います。ですが、

自分の一番身近な家庭環境はどうでしょうか?

子供とのコミュニケーションはとれていますか?

親としての幸福はどうですか?

パートナー( 配偶者 )、親、子などの間で

良好な関係を保てていますか?

このようなところが、

まず真っ先に改善されるべきだと思います。

私たち一人ひとりの心が豊かになり、

家庭が素晴らしい場所になれば、

我々のパフォーマンス( 行動 )は

きっと社会にいい影響を及ぼします。

 

「なんで??」というSDGsの活動を

「とにかくやるんだ!」というトーンでやるのは

何か違うと思います。

まず、家庭環境をよくすること、

ここから始めることが大切だと思います。

 

さて、まとめますと

SDGsはやる必要はない

理由は

1 倫理的でない

2 経済的でない

3 家庭が先

だからです。

この点をもう一度よく考えてから、

SDG投資について決断されることをお勧めします。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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