いくら英語をやっていても、全然上達しない…とブルーになるあなた、2020年こそ、英語のジレンマから脱出しましょう。あなたの英語のパーソナルモチベーター、ユキーナ ・サントスです。

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今日は、英語ができるようになる秘訣を考えてみたいと思います。

それは、たった2つです。強く思うことと続けること、この2つしかありません。

 

20代後半から30代にかけて、私の夢は留学でした。海外に住んで、勉強して、英語ができるようになって。。。、これは全て自分の夢でした。

それまで10年近く日本の企業で働いていて、日本の企業で働くことに疑問を持っていました。仕事のやり方や、自分の能力をどう発揮するか、これにも大きな疑問を持っていました。

今にして思えば、潜在意識が働いてそのようなところに自分の身を置いて、そして無理矢理そこから脱出を試みる、こんな必要が自分にあったのではないかと思います。

そうでなければ、あれほど強い「思い」を持って、英語を勉強することはありませんでした。

仕事をしながらも、留学のための英語の勉強しました。それこそ何かに取り憑かれたように勉強していたのかもしれません

その時に座右の書として読んでいた本があります。それが、ソニーの創設者の盛田昭夫さんの書いた「メイドインジャパン」でした。

特に、ソニーが小さかった時に、オランダのフィリップスの工場を訪れた話は、とても好きな箇所で、何度も読み返しました。

農業国オランダの、しかも片田舎の農村に、フィリップスの本社があります。こんな小さな村から出た企業が世界の企業になっている、それならばソニーにも同じことができるのではないか?盛田氏はこう考えるわけです。

日本で生まれて育って、留学経験も海外生活経験も何もなし、それでもコツコツ勉強して留学したい、日本人の私にも、英語を使って世界でビジネスをすることができるのではないか?このように思いました。落ち込むたびに、この箇所を読んでいたように思います。

当時のブログ記事です。

それから数年たって、私は留学を果たし、オランダを訪れて、このフィリップスの本社を目にしました。とても感慨深いものがありました。

この盛田さんの本は1番最初から英語で書かれています。英語で表現して書いていくのに、ネイティブの英語のジャーナリストと日本人のジャーナリストがサポートされたと聞いています。そしてその英語版のオリジナルを日本語に翻訳したのです。

このときのジャーナリストの方が、下村満子さんでした。その後、ご自身は経営者としての体験をされたり、たくさんご苦労なさったと、本や雑誌で知りました。

そして、最近、Facebookなどを通じて、下村満子さんの活動について拝見しました。こちらの講演会や座禅の会など、とても興味深い内容だと思います。

本来の日本人の良さを取り戻したい、というのが、下村さんが強く抱いている思いのようです。これは私もまさに同感です。私がメイドインジャパンを読みながら勉強していた時から、はや20年が経っています。私は念願の留学を果たし、外資系企業で働くことができました。

そして、とても感慨深く下村さんの活動を拝見しております。もちろん昔も今も?雲の上のような方ですが、こんなふうにご縁ができることをとても嬉しく思っています。

3年ほど前でしょうか、盛田さんをよく知る方とお話をする機会がありました。

盛田さんは、とても英語が下手な方でしたよ。」とおっしゃっていました。

「けれども、簡単な単語で、わかりやすく伝えることを気にかけておられました。

ですから、ソニーのアメリカ人の幹部に対して、お前らはネイティブのくせに、わかりやすく英語を話すこともできないのか?

とよく叱っていたということでしたよ。」

この話はとても印象的でした。私のブログでも書いています。

メイドインジャパンを傍に置いてから20年、留学も、外資系で働くことも、世界でビジネスをすることも、叶っているように思います。この現実を作ったキーワードは2つ、続けることと強い思いを持ち続けること、これです。

自分の人生で実践を通じて思ったこと、これは強いメッセージになると思います。特別な能力や、特別な環境は必要ではありません。
新しい年を前にして、皆さんにお伝えしたいと思いました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。