まだまだ使えるものを捨てるとき、とても悪いことをしている気持ちになる。あなたの罪悪感を解放しましょう。あなたの気持ちのリリーサー、 ユキーナ ・サントスです。

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まだまだ使えるものを捨てるとき、罪悪感がありませんか?そのエネルギーの内容を見ていくと、エネルギーをよく循環させるヒントが見えるかもしれません。

昨日、古民家再生の話をしました。

この話をメキシコの会議で発表したときに、私が紹介した考え方があります。

それはブルーエコノミーという考えです。ウエイストWaste、つまり廃棄物ゼロを目指します。あるものを加工してゴミが出ます。そこから出たゴミをまた別の形で再利用するのです。その時に出たゴミはさらに別の形で再利用することができます。こうしてウェイスト、廃棄物あるいはゴミになるものを最終的にはゼロにしていき、環境をきれいにしていこうという試みです。

私は3年ほど前、このブルーエコノミーの世界大会に参加してきました。その時はインドネシアのスラバヤという街で会議がありました。

このブルーエコノミーの提唱者は、ベルギー人の学者のギュンター・パウリさんです。私のネットワークの中に、ベルギーの方は数えるほどしかいないのですが、その中の1人がこのパウリさんです。パウリさんはとてもきちんとした英語を話されました。

とてもアクティブで機動力のある方で、「アイディアがあればすぐ実行に移せ!」ということを参加者の全員に説いて回っていました。

このパウリさんの考えを当てはめてみると、古民家は住む人がいないからといって捨ててはいけないのです。丁寧に手入れをすればまだまだ使える、そしてレトロな価値も出てくるのです。ですからそういう価値を生かして、それを観光資源にすればいいじゃないか、というのがブルーエコノミーの発想に沿った古民家再生の考え方なのです。

 

問題はその経済性です。

古くなって使われていない物をまた使えるようにするにはお金がかかります。ある一定の投資をして、その投資を回収できるのか?これがカギになります。

こうした投資採算性を分析するために我々のような専門家がいるのです。

スラバヤの会議では、沖縄でのブルーエコノミーの取り組みをいくつかお話しをしました。この古民家再生もその1つの例としてお話をしたのです。そしてさらにパイナップルを原材料として食用以外にもいろいろ使っているという話、海洋深層水を使ったエネルギー産業などこの話もしました。

当時と比べて、このような「あるものを活用」するリサイクルの動きが広がっています。古民家再生は全国的に活発になっている動きです。

これは気の流れ、エネルギーの流れから考えると、とても良い行いです。ものにはエネルギーが宿ります。エネルギーは交換ですから人の経済活動や生活の役に立って初めてそのものに宿ったエネルギーが生きるわけです。しかし使われていない古民家などは、その価値を発揮することができずエネルギーを消耗していきます。ここに新たな改修費をかけて、あらたにエネルギーを吹き込みます。そして再び人の経済活動や生活に役に立つエネルギーを出してもらうわけです。そうすると我々もそのエネルギーを受け取ります。我々もアンティークの価値や古き良き物がもつ趣など、再生された古民家から良いエネルギーを受け取ることができます。新しい価値を発見して、私たちに喜びや感動が与えられます。こうした喜びや感動は我々の生活のエネルギーを生み出すジェネレータになるのです。我々が日々の生活で消耗するエネルギーがチャージできるのです。良いエネルギーの循環ができるのです。

 

良いエネルギーがまわると、運気があがる!幸運を呼び込む、という仕組みです!!

こうして、古民家の再生を通じて良いエネルギー、プラスのエネルギーがどんどん回っていくというわけですね。

そうすると次は・・・地域の産業や経済に与える影響、これも皆さんと考えていきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。