こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

弊社は、今こちらのイタリアオンラインツアー、Viva Italia Onlineを応援しています。

オンラインツアーを企画し、イタリア在住のガイドさんに説明いただいて、ヴァーチャルでイタリアの魅力を視聴者の皆様と共有しています。

この関係もあって、このような質問をいただきました。

上司の家に、同じ部の人10人ぐらいが招待されました。上司はイタリアワインが大好きなようです。どんなイタリアワインをお土産に持っていったらいいでしょうか?ワイン初心者なので失敗しないワインの選び方を教えてください。

 

私はイタリアでMBAをやっていた時、ワインクラブの会長でした。

いろいろな地方でテイスティングをして、ワイン生産者とお話していました。

一生分のワインを飲んだかなと思います、さて、私の経験から、失敗しないワインの選び方、そのポイントをピックアップしてみました。

1味の好みを知る。
2真ん中の味のものを選ぶ。
3専門家のオススメをチェックする。
4高価格帯を避ける。
5ロゼやスパークリング、デザートワインを選ぶ。
6受賞歴、作り手のキャラクターなど、「いわれ」のあるワインを選ぶ
7産地の食材と合わせて選ぶ

 

順番に説明しますね。

1. 味の好みを知る

 

 

まず1番大切なのはこれですね。上司に、どのようなワインがお好きですか?と聞いてみましょう。

キャンティー、バローロなど具体的なお名前を教えてくれればとっても選びやすいです。

あるいは、フィレンツェに行った時に飲んだワイン、ミラノに行った時に飲んだワイン、このような情報でもいいです。

 

これをもとに、ワイン専門店で相談してみましょう。

ソムリエやワインアドバイザーの方のオススメ等も参考になると思います。

こうして相手の好みが分かっていれば、それほど外れるワインを選ぶことはないかなと思います。

2.真ん中のタイプのワインを選ぶ 

上司が、「ワインなら何でもいいよ、イタリアのワインはほとんど飲んでるから、どれも大好きだよ。」

このように答えたとします。

そうすると何を選んでいいのか、困ってしまいますね。

そんな時は、私は真ん中といいますか、いろいろな要素がミドルになっているワインを選ぶようにしています。

 

これもワインの専門家の方たちの中で意見が分かれるところだと思います。

私はトスカーナ地方のキャンティーというワインを、あらゆる面で真ん中(ミドル)ではないかと思っています。

ボディーの強さ、香り、酸味、ぶどうの味わい、余韻、などこのような要素がすべて、真ん中程度だと思います。

ずば抜けた特性もないので、フランスワイン、カリフォルニアワイン、オーストラリアワインなど飲み慣れてる方は、このキャンティーの味わいは、まずは可もなく不可もなくで、お気にめすのではないでしょうか?

ワイン専門店に行って、お勧めのキャンティーを聞いてみても良いです。また、ソムリエやワインアドバイザーの方のブログ、SNSポストからお勧めのキャンティーを探してみても良いのではないでしょうか?

3.専門家のオススメをチェックする

できれば、ワインを買うときに、時間に余裕を持ってお店に行きます。

実際に試飲しながら、お店の方の話なども聞いて買ってみるといいですね。

私の住んでる沖縄には、残念ながらこのようなワイン専門店は、私の知っている限りは無いようです。けれども、東京やそれ以外の都市では、こうしたワイン専門店がたくさんあります。

そこで、「イタリアワイン好きの上司に届けるのですが、オススメありますか?」と言ってきいてみます。

面白いイタリアワインをご紹介していただけると思います。

コストパフォーマンスが良い、

なかなか手に入らない、

お客さんの評判が良い、

このようなものをお勧めいただけるのではないかと思います。

4.高価格帯を避ける

 

画像はこちらからお借りしました。http://www.vinmm.dk/tag/vinsmagning/

これは人によって意見がわかれると思います。

ですが私は、いわゆるスーパートスカーナやバローロ、アマローネなどの高級イタリアワインは買わないようにします。

何故かというと、開ける環境によっては、その良さがでてこない場合があります。

10年以上前でしょうか、川島なおみと他の芸能人が、1本1000円のワインと一本数万円のワインをブラインドでテイスティングして、どちらが上等のワインか当てる、というテレビ番組がありました。

ワインを世界のいろいろな場所で飲まれている方はお分かりだと思います。

このブラインドテストはかなり難しいのです。

良いワインほど最初は閉じています。

私は、日本は、世界の中でもとても湿度の高い国だと思います。

北海道から沖縄まで、日本は全体的に湿度が高いのです。

この中でワインを開けるとすると、とっても良いワインであっても、その本当の良さが味わえるかどうかは、疑問だなと思っています。

もともと上司の家が最高級のワインを楽しむ環境になっているか、はわからないのです。さらに言うと、とても高いワインを買ったとしても、状況によっては1本1000円のワインと味が変わらない、何か間違ったものを買ったのではないか?と疑われてしまうこともあります。このような誤解を避けるために、私は最上級のワインをいきなり持っていくことはお勧めしません。ここを避けて中級位のものを選ぶようにします。

それであれば、開けて飲んだ時に「あーこれはおいしいね」と言っていただけるのではないかと思います。

5.ロゼやスパークリング、デザートワインを選んでみる

 

日本人でワインを好きになる方は、赤ワイン、白ワイン、こうしたところから飲まれていくと思います。そしてワインの産地や特徴、飲み方、食事との合わせ方などを学んで、赤白以外のワインを飲まれていくのだと思います。

そうすると、かなりワインに詳しい方であっても、ロゼワインやスパークリング、ましてやデザートワインなどは、普段たくさん飲む機会は無いでしょう。飲む機会は少ないでしょう。そうすると、これを持っていっただけで、珍しいものを持ってきてもらった、ということで喜んでもらえるかもしれません。

さらに、ロゼなどを選んでおくと、肉でも魚でも、どのような料理にも比較的合わせやすかったりします。ですので、私は、人の贈り物などにはロゼを選んでもっていくことが多いです。

6.受賞歴、オーナーのキャラクターなど「いわれ」のあるワインを選ぶ

イタリア○○のワインコンクールで金賞をとったものです。

〇〇年という当たり年に取れたもので、非常に希少なものですよ。

オーナーがこだわりをもって〇〇という特別な作り方をしているワインですよ。

このような「いわれ」付のワインを持っていってあげるといいです。

おそらく、このようなワインを贈り物で持っていった場合は、その時の食事会で、贈り物であけたワインが開けて飲まれると思います。

 

けれども、ホストの方で既にワインを十分に用意してある場合があります。

そうすると自分が持っていったワインは、このホストがどこかに持っていく、あるいは別のお客様が来たときに振る舞われるかもしれません。その時に、このような「いわれ」があると話のネタにもなりますし、お客様に進めやすいです。もらう側にとっても、説明しやすいワイン、話がはずみやすいワインとなります。話のネタをあたえる、これも選ぶときの1つのポイントかなと思います。

7.ワイン産地の食材と合わせて送る

イタリアもフランスも、おそらくオーストラリアもそうだと思いますが、ワインは、その土地でとれる食材と、とても相性が良いと言われています。

例えば、キャンティーであれば、パルミジャーノチーズやバルサミコ酢、地元のサラミなどと合わせてみる。バローロは、ゴルゴンゾーラチーズと合わせてみる。このように地元の食材も併せて持っていくと、「このワインは美味しい」と言ってもらえるかもしれません。

 

そしてこのチーズやサラミなどの食材と合わせながらワインを飲むことで、さらに話も弾んでくるかもしれません。このようなやり方もワインを選ぶ一つのポイントだと思います。

さて、まとめてみると、初心者がワインを選ぶときのコツ、このようなポイントがあります。

1味の好みを知る。
2真ん中の味のものを選ぶ。
3専門家のオススメをチェックする。
4高価格帯を避ける。
5ロゼやスパークリング、デザートワインを選ぶ。
6受賞歴、作り手のキャラクターなど、「いわれ」のあるワインを選ぶ
7産地の食材と合わせて選ぶ

 

1番大切なのは、相手の好みに合わせること、自分の解釈やブランドではなく、相手に合わせることだと思います。けれども、相手の好みがなかなかつかめない時は、キャンティーと珍し系のワインを合わせる、このように選ぶのもいいかもしれませんね。

余談ですが、ワインを飲む1番の目的は、「仲間と楽しい時を共有すること」だと思います。

このワインはこうしなければいけない、

ブランドのワインが1番いい、

きちんとデカンタージュしてこのような料理と合わせて飲まなければいけない、

こういう制限を一切なくして、楽しく飲めること、これが一番だと思います。

 

ワインの品質よりも、楽しい環境づくり、これも大切ですね。

皆さんは、どう思われますか?

 

VivaItaliaオンラインツアー、イタリアワイン講座まもなくご案内します。こちらのページのフォローをいただければ、ご案内をお送りします。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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