こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

コロナがだんだんやばくなってきました。

ここで、やばさを乗り切るお話、思い出したので書いてみます。

今日は、私がブラジルでナマ銃声を聞いた話、これを皆様とシェアしますね。

最初にお伝えしますね、皆さん、銃声を聞いたら、走って逃げてはいけません。ではどうするか、これは私の体験からお話しします。

私はこれまでの人生の中で、2回実際の銃声を聞きました。

1回目は8年か9年位前かもしれません。

私はブラジルの主人の実家にいました。そこのベランダでハンモックに寝そべって、ごろごろしていました。

遠くでパンパンと音が聞こえました。

爆竹を鳴らすような音です。

その音が鳴った後に、子供の笑い声やふざける声等は聞こえてきませんでした。

その代わりに聞こえてきたのは、大人が全速力で坂道を駆け下りる足音です。

これはやばいな。。。と私は思いました。主人の実家は表通りの坂道から1本入った住宅街にあります。

誰かが坂道を降りてきて、この横道にそれて走ってきたとします。この上から走ってくる人は、上から見ているので、ハンモックで寝ている私を、簡単に見つけることができるのです。

上から拳銃を突きつけられて、「手を上げろ」と言って人質に取られたら大変です。

私は、張り詰めた空気の中で、やばいかも…と思いました。そして、何をしたかというと、ハンモックの布地を自分の体に巻きつけて、みのむしのように隠れました。

上から見て、ハンモックの中に人がいないようにしよう…と思ったのです。

そして、誰かが上の路地からこっちを覗き込むようなことがあれば、このままハンモックの布地を回して、床に転がり落ちよう！！

そして、ほふく前進？で這っていってあの壁の死角に隠れよう！！私はそう考えていました。

そして、みのむしになって、しばらく息を潜めていると、誰かが階段を上ってベランダに上がってきました。

そっとみのむしの蓋を開けて見てみると、階段を上ってベランダに来たのは、主人でした！！
「音を聞きましたか?」

主人が私に尋ねます。

私は黙って頷きました。

主人曰く、泥棒が警察官に追われたらしいのです。警察官が泥棒に向かって発砲し、坂道の1番下で、泥棒が捕まったということでした。

その後ずいぶん長いこと、私は主人からレクチャーを受けました。

主人が私に教えてくれたのは、銃声を聞いたらどうするか?これでした。

まず、絶対やってはいけないのは、銃声を聞いて走って逃げることです。

なぜ駄目かというと、銃撃戦になったら、流れ弾に当たってしまうから、だからキャーッと言って走って逃げてはいけないそうです。

ではどうするかというと、バンバンという銃声を聞いたら、そのまま床に伏せます。

プッシュアップ？腕立て伏せの体制と言ったらお分かり頂けるでしょうか？床にベチャッと這いつくばるような姿勢になります。

あるいは、頭を低くして、しゃがんで、壁や椅子、などの影に低く低くなってかくれます。

 

こうすると、人が流れ弾に当たる確率が少ないそうです。

確かにピストルの弾は空中を横に飛びます。ですので、人間の立ち位置が、ピストルの弾の軌道と平行になれば、人間がピストルのタマに当たる可能性が少ないわけです。

サンパウロに住んでいたことがある日本人が言っていました。

サンパウロのファミレスなどで、パンパンという銃声が起こったら、みんな床に伏せる、そういう条件反射をするそうです。

そういう条件反射に慣れる。。。ようにはなりたくないです。

けれどもブラジルにいたら、それに慣れていくんだろうなぁ…と思います。

明日は、この前の1月にブラジルで聞いたナマ銃声、その2をお伝えします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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