「英語を話さなければ!」と思っただけで、とっても嫌な気持ちになる。でもやらなきゃいけないしなぁ…こんな風に思っているあなた、英語のストレス解消法、じっくり学んでみませんか?あなたの英語道極め隊、ユキーナ ・サントスです。

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ここ数日、英語についてお話ししています。なかでも英語ができるようになる本当の条件は「強い思い」、「話せるようになりたいという強い願望だ」とお話ししました。強い思いを持っていれば、英語を話せるようになる、これをお話ししています。

今日はその強い思いについて具体的に話をしてみたいと思います。それはつまり、知りたいというワクワク感とそれに突き上げられる行動です。

 

もうちょっと具体的に話してみようかなと思います。

まず外国人が話をしているとします。自分も同じように、その会話の中に入りたい、このように思ったとすれば、相手が何を話しているのか、これが気になるはずです。英語でどんな単語を使って、どんな表現を使って、どんなふうに言葉を発しているのか、それが気になるはずです。

そうすると、その会話の内容を録音したり、会話の内容がよくわかる人に再現してもらったりするのではないでしょうか? こうした内容を聞きたい、何を言ってるか理解したいという気持ちが強ければ、何を言っているのか解明する手段は、たくさん考えつくと思います。

会話している人のところに行って、もう一度話してくれとお願いする、そのお願いする表現がわからなければ、ある程度、英語ができる知り合いに頼んで、このようなメモ書きを作って貰います。「私は英語を勉強してるので今の表現を勉強したいと思います。もう一度繰り返していただけますか?この紙に書いてもらえますか?」こんなメモ書き1つを持って、外国人に当たって砕ければいいと思います。この人は何を言ってるのかな、何かかっこいい表現をしていたようだけれども、よく聞き取れなかった。もう一回言ってくれないかな、こんな風に思ったらその紙を出して、もう一度言葉を発してもらうようにお願いすればいいのです。

ね、簡単でしょ?
それでもこれができないとなると、やはりそれは、「そんな恥ずかしい思いをしてまで英語を話したくはない」、なのかなと思うのです。そうすると英語が話せるようになるかどうか、そのキモはやっぱり、どれほど真剣に英語を話せるようになりたいか、その想いの強さ、これにかかってくるのだと思います。

例えば、英語の表現をよく覚えられる映画として、このミッドナイトランを皆さんにご紹介しました。

このラストのシーン、主人公のロバートデニーロと、会計士が別れるとき、こういうやりとりがあります。自分の命は助かった、そしてそのお礼に十分なお金をあげることができた。お互い満足いく旅を終えたという充足感がお互いの心にあります。その中で相手に、すて台詞というか最後の言葉をかけるのです。

See you in the next life!
来世で会おう

この表現を取り上げると、まずこのSee you in the next life! の音だけをしっかり聞き取るようにしていきます。録音したり、外国人に聞いてみても良いでしょう。そして何を言ってるのかがわかったら、今度はどうしてその意味になるのかを考えてみます。

Seeは見る、という意味だな、そこから会うという意味にもなるのか、こんなふうに一つ一つの意味を理解していきます。

とゆうか、この映画のラストのシーンで、本場のアメリカ人はどんな風にかっこよく別れのセリフをいうのか、英語を話したい人はそれが気になるわけですね。だからここで何を言ってるのかを真剣に聞き取ろうとします。そして音が聞けたら、その音の内容を捉えようとするわけです。どうしてそのセリフがこんなラストの見せ場で使われるのか? その仕組みを知りたいという好奇心がむくむくと湧いてくるからです。。なぜならば自分がその、「生きたかっこいい英語」を話したいと強く思っているからです。

そしてその意味がわかれば、今度はその音を自分で繰り返してみるようになります。そうか、こんな状況でこんな風にかっこよく言うのか。ここがうまく発音できないな、どうやったらうまくできるのかな?あの人は英語がうまいから、あの人に発音のコツを聞いてみようかな…こうして発音の仕方を覚えていきます。そして自分が役者になりきって、その表現を何度も繰り返してみるのです。

そして次に考えるのは、自分がどのようなシチュエーションでこれを使うことができるか?これを考えてみるわけです。覚えたものを実際に使って試したい、そういう欲求が出てくるのです。そしてその状況に自分を置いて練習したりと実際に実践の場を求めるようになるのです。

昔、自分が好きだった歌手やタレントなど思い出してください。その人の話し方や歌い方私真似して、話したり、歌ってみたりしませんでしたか?好きとはそういうことです。自分がそうなりたい、アイドルと一緒になりたいと思っているので、そのような行動をしても苦にならないわけです。

そして、気がつくとこのセリフの場面を練習して、自分でその俳優のように言えるようになっているわけです。これが面白くなるのでまた別のシーンでも同じように、何を言ってるのかなと真剣に聞いてみて、音がわかったら今度はその意味を捉えるということをします。その意味をとらえたら自分が役者になりきって、そのセリフを話してみる、こんなことをするわけです。気がつくと、1つの映画のほとんどの部分を話せるようになっているかもしれません。実はこれだけで、英語の力がとってもとってもついているわけです。

 

この状況で海外に行きます。そうすると海外で、また新しい英語表現に出会うわけです。中には自分が既に知っている表現が出てきます。そうすると何も調べなくてもその意味がわかるわけです。あの方が言っている英語の意味がわかるぞ!そしてとても嬉しくなります。そうすると聞き取れなかった部分、何を言っているかわからなかった部分、ここも気になってきます。ですので、そこに対しても、どんな表現をしているのか興味を持って聞くようになります。

わからないものはどんどん調べて覚えていく、良い循環が繰り返されるわけです。この良い循環を生む、たった1つの要素はこれです。英語を話したい、外国人のようにかっこよく英語を話してみたい、こう強く思うかどうか、これに尽きるのです。

英語を話したいと強く思うこと、この本当の意味を理解していただけたでしょうか?

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。