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今日は私のお友達、サラリーマンでありながら旅行作家の川口さんの描いたアフリカ本の話です。「アフリカが呼んでいた 川口築」http://bukupe.com/summary/16870

鬱の人の特効薬は日本にはない、特効薬を求めて海外へ!という脱「鬱」のススメです。

この本の川口さんは、日本の大手の住宅関連会社の営業部長さんです。今は国内海外と忙しく動き回っていらっしゃいます。

イギリスにいる日本人の方からご紹介いただきました。

富塚さんと川口はとても合うと思いますよ。

最初にお会いした時から、初対面という感じがしなくて、1時間以上お話しさせていただきました。

旅行記を書いていたり、英語の話をさせていただいたり、とても楽しくお話をさせていただきました。

明るく、楽しく、まっとうな人間のオーラを出していらっしゃる方です。こういうオーラを出している人とは、お友達になりたい。そう思ったのを覚えています。

この本を読んでみて、そんな幸せのオーラを出していられる川口さんも、鬱になりかけたことを知りました。

今の日本では、鬱でない人の方が珍しい位です。私も鬱の話をたくさん聞きます。

昔、日本の会社で12年働いていた時、あるいは当時の自分も鬱だったのかもしれません。私には世界に出ていくという夢がありました。その場所からどんなことがあっても、石にかじりついても抜け出したいと思っていました。そのために英語をビジネスレベルで話せるようになりたいという強烈な願望を抱いていました。今、それはかなっています!

だから、鬱になりかけた中でも、何とか留学を果たしたのだと思います。

この「アフリカが呼んでいた」の作者の川口さんは、アフリカに行くことでこの鬱を解消しました。アフリカに行って地球を感じ、宇宙を感じたのでしょう。八方塞がりでどうにもならないと思っていたものが、宇宙の中のほんの1点だと気づいたのでしょう。川口さんの潜在意識は無意識のうちに、このアフリカを目指していたのだと思います。

私の主人はアフリカ系ブラジル人です。

最初にあったのはブラジルでした。チリチリのアフロの髪をしていました。笑うと真っ白な歯がザッと見えて、幸せのオーラが出ているように思いました。

私の潜在意識もその時アフリカを求めていたのかもしれません。

主人と最初に会ったとき、ビーチに泳ぎに行きました。海をながめる主人の目は、大西洋のもっと向こうを見ているような気がしました。自分の先祖がやってきたアフリカを見ているような気がしました。当時の私にとって、そのアフリカは自由で、幸せのオーラに包まれているような気がしたのです。

この川口さんも、アフリカに自由な空気と幸せのオーラを求めたのかもしれません。読んでいると至るところで、アフリカの空気を感じます。どこまでもどこまでも続く地平線。バオバブの木。太陽の日差しはとても強くて、砂漠の遥か遠くがぼんやりと霞んで見える。

毎日毎日、夕日がとても綺麗で、宵闇に包まれたら、降るほどの満点の星空が見える。砂漠の朝の空気がひんやりしていて、太陽がすーっとのぼってくる。自分が生きていると実感できる。

東京のサラリーマン生活に戻るとしても、エネルギーが充分チャージできたのだと思います。

「休みが取れない! 時間がない!」おっしゃる通りなんですが、この川口さんのように弾丸でアフリカもありだと思います。

豊かさと生きることの意味をもう一度考えさせてくれると思います。

電車の行き帰りですっと読めますよ!

明日もアフリカについてちょっと書いてみますね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。