あー、このままずっとサラリーマンを続けるのか…途端にブルーになってしまったあなた、人生の天気を考えてみませんか? あなたのための第二の人生ガイド、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は人生の区切り、転機について考えてみます。言い換えるならば、この先の自分の人生のあり方です。私が尊敬するビジネスマン、京セラの創設者、稲盛氏は65歳で得度されました。

今回は、なぜこれ(仏門に入る)をされたのか、そのお話を皆さんと共有します。私もこれはとても大切なことだと思っていますが、自分のその段階でやることをやっていく、これがいかに大切かと言うことだと思います。

このように語っています。

「。。。考えてみますと、この世に生を受けてから20年というのは、働くための準備期間ではないでしょうか。つまり最初の20年間は、社会に出て仕事をする準備期間として神様から与えられた時間です。そして、その後の40年間一生懸命に働いたとすると、ちょうど60歳になります。仮に、私が80歳で死ぬとしますと最後の20年は、実は死のための準備をするのに必要なのではないかと私はずっと思ってきました。」

孔子は40にして迷わず、50にして天命を知る、と言っています。私は未だに迷うことが多いですが、50を前にして、自分の生きる意味、命を与えられた意味を考えるようになりました。自分の本分、魂の行くところに向かって能力を使うようにといわれてるような気がします。

「私は改めてこの5-15年間で、私の人生は何だったのか、私の人生の目的は何だったのか、私はどんな意義を持ってこの世に生まれてきたのか、またどういう目的を持ってこの世に生まれてきたのか、あるいは死についてどういう準備をしなければいけないのか、というようなことを模索してみたいと思っているわけです。」

合気道の山口先生は、ヨガをされました。人生の早い段階で、病気をされ死に近づくような体験をされました。そして哲学的な意味でより高い段階に上られたのだと思います。肉体を精神化するところまで高めています。これがとても素晴らしいことだと思います。生きる死ぬを真剣に考えない限り、人はそこまでたどり着けないのだと思いました。

「禅宗で代表的なものとして不立文字と言うものがあります。したがって、文字では表現できないもの、つまり禅宗というのは座禅という体験をして、その昔お釈迦さんが菩提樹の下で座禅を組んで悟りを開いたのと同じ経験をする、というものです。」

私が今力を入れてやっている、合気道や華道も同じ発想です。そしてビジネスもこれと全く同じです。体験を通じて人間を学び、その学びを生かすということだと思います。

今、怒涛のようなイタリアのファミリービジネス研修ツアーが終わりました。私のサービスに皆さんご満足いただいたようで、本当に幸せな旅だったとおっしゃってくれました。私が本当に思う事は、このようなことです。私の通訳力や国際的なコミニケーション能力は、私のものではなくて、皆さんが望んで呼び寄せた能力だということです。私がこれを持っていることは大したことではありません。皆さんが今後、変化していくことが本当に大切なのです。皆さんが変わろうという意思があるので、その潜在意識が私を呼び寄せたのです。

皆さんの人生の中で、今何か変わるべきポイントだと思います。私という人間から発する何かを、皆さんが必要としているので、皆さんの人生の中で私が現れたのだと思っています。私はこのように考えています。私の能力がすごいのではなく、私が発する何かが皆さんに影響力を与えることが大切なのだと思っています。今回の旅で何か皆さんヒントを得て、この先の人生の転機に、仕事や家庭の転機に活かしていっていただければこの上もない幸せです。

ありがとうございました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。