こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、「心の経営」という内容がとても興味深かったので共有したいと思います。

これは、京セラの名誉会長の稲盛氏が、いつも繰り返しお話をされていることです。

今回は稲盛氏と一緒に企業会計を経験されていた会計士の青山氏がまとめたものを、その息子さんがわかりやすく説明しされています。

「心をベースに経営すると、なぜ業績が良くなるのか?」

 

この質問に、ある意味科学的、あるいは理論的に応えるものではないかと思います。

そのポイントは次の7つになります。

1、「経営理念」…価値観を共有する

2、「リーダーシップ」…企業に魂を入れる

3 、「全員参加」…全員で課題を共有し、知恵を出し、成果を喜ぶ

4、「目標管理」…従業員の能力を極限まで引き出す

5、「会計管理」…経営を見える化し、人間の弱い心を補完する

6、「フィロソフィ教育」…考え方を共有し、伝え続ける

7、「アメーバ」…実践的要素に場を提供する

 

従業員と共有する4つの価値観

さらにこちらについてもお話をされています。ここで紹介する価値観が、全従業員に共有されることが求められます。心の経営の価値観は、

・幸福感−何が幸せか

・仕事観−何のために働くのか

・人生観−人生の目的は何か

・企業感―企業とはどうあるべきか

人生仕事の方程式、人生仕事の結果=能力×熱意×考え方

これは有名な、稲盛氏が提唱する人生の方程式です。

能力と熱意はプラスの方向だけに左右しますが、考え方はプラスとマイナスどちらの方向性もあります。ですから考え方がマイナスだと、結果はすべてマイナスになります。

この「考え方」が大変重要であり、この「考え方」をプラスにすることが人間の幸福に直結してきます。ですから「価値観」=「考え方」を共有することがとても大切だと青山氏はお話をされているのです。

「最初の幸福感ですが、これは「楽して儲かる」といったものではありません。この幸福感は「仲間とともに困難に挑戦し、困難を克服することが最高の幸福をもたらす」というものです。この価値観は、京セラが創業したばかりの頃、他社ができないような難しい仕事しか受注できなかった時、仲間と共に頑張り抜いて、困難を克服していった、達成感や自己の成長の喜びといったものから来ています。

 

→仲間と一緒に仕事をすると考えたとき、私は仲間(従業員・スタッフ)の仕事の能力をまず考えてしまいます。弊社は、今のところ私が営業し、私が成果品を出す形になっています。新しく人が入ると、教育に時間を割くことになるので、全体のパフォーマンスが落ちてしまうのではないか?

そしてせっかく軌道に乗っていたものが、ダメになってしまうのではないか?

このようなことを強く恐れました。

自分の発想の大元が、根本が違っていたのだと思います。

仲間と一緒に困難を乗り越えることが、なぜ嫌なのか?

「自分に能力がない」ことが他人にわかってしまいそうで、嫌だったのだと思います。

「自分が満たされなくなること」がこわかったのだと思います。

仲間とともに困難を乗り越え、大きな共鳴・大きなエネルギーを作り出すことが、大きな喜びになる、ここに思いが至りませんでした。

「2つ目の仕事観は、欧米流の仕事観とは逆であり、『報酬のために仕方なく働く』といったものとは、全く異なります。労働とは人格を磨くためにするものであり、仕事はくるし方が良いという考え方です。もっと言えば、楽をしないで苦労することこそ、意味がある、人格が磨かれ、本当の幸福につながるということです。金のために働くのではなく、人格を磨くために働くということです。」

→ 仕事を通じて、学ばせて頂いてる事は、「己をなくす、執着をなくす」ということだと思います。まさに仕事は、座禅や瞑想と同じで、修行だと思います。

 

3つ目の人生観もまた、理想に向かって精進するということであります。人生の目標は、生まれた時よりも気高い魂を持って死ぬこと。試練に遭遇しながらも魂を磨き続け、時に道を外れることがあれば素直に反省し、さらに努力する、それが人生の目的とあるということです。金持ちになるとか名誉を得るといった事は人生の目的とはなりえないのです。経営者であれば、つい世の中の不景気を嘆いてしまいがちですが、そうではなく、不景気だったら、逆に試練を与えられた、と喜ばなければならない、逆に奮起してチャンスにしなければならないのです。

 

→魂をいかに磨くか、これに人生のすべてがかかっていると思います。人生の前半は、課題を通じて魂を磨き、後半はその魂を天(宇宙)の意に沿ってつかう、このようなことではないかと思います。

 

4つ目に、企業はどうあるべきかと言う企業観についてですが、人間の人格があるように企業も社格を持つべきであるということです。

これは、利益を追求し競争しながらも、品格を保つことです。決して利益や競争は否定しないけれど、自社の利益至上主義に陥らない、利益競争と利他・共存といったものとの矛盾を克服するという意味で非常に重要なことです。社格がないと利益が出さえすれば何をやってもいいという利益至上主義に陥り、その企業自体を危うくするのです。

企業はそういう場、つまり人間性を高める道場でなければいけないということです。企業は、従業員の人間性・人格を高める道場であり、企業での挑戦・克服を通じて人間性・人格を高めるのです。たとえ経営幹部であっても、たとえ能力的には優れた従業員であっても、人間性・人格に欠ける行いには、厳しく叱責して矯正することが必要であり、稲盛氏もそのようにしてこられたのです。

 

1、「経営理念」…価値観を共有する

6、「フィロソフィ教育」…考え方を共有し、伝え続ける

経営理念とは、企業の存続より重要である。

つまり、経営理念を曲げないと存続できないのであれば、その企業は潰れた方が良い、とまで言われています。

 

経営理念がなければ、経営は経営者の刹那的な恣意に任され迷走します。そして従業員は自分勝手なことをし始めます。だから経営理念は、経営に一貫性を持たせ、従業員のベクトルを揃えるために不可欠です。経営理念は企業の存続に優先するものです。

 

経営理念として、従業員の幸福を第一に置くことこそが、従業員の能力を極限まで引き出すことにつながるのです。その理由は、企業を取り巻くステークホルダーの中で従業員だけが企業の価値創出に直接参画しているところにあります。「全従業員の物心両面の幸福を追求する」という経営理念によって、従業員の心は動き、その力が極限まで引き出されるのです。

経営理念の理解には、三段階あります。

第一段階は、知識として理解する段階、

第二段階は、意識して形理念を業務に反映しようとする段階ですが、それでは不十分で

(第三段階として)経営理念が潜在意識まで到達し、無意識の行動が経営理念に合致しているという境地に達しなければいけないのです。

→無意識がいかに大切かを思います。

 

3 、「全員参加」…全員で課題を共有し、知恵を出し、成果を喜ぶ

4、「目標管理」…従業員の能力を極限まで引き出す

について

 

企業はアメーバとう小さい単位に分割されます。

目標管理の前提となる問題意識や課題、情報もブレイクダウンされアメーバ構成員全員での共有が簡単になります。

 

このように身近に感じられるレベルまでブレイクダウンして、全員でアイデアを出し合って解くというのが全員参加による目標達成の考え方です。また時間当たり採算という誰でもわかりやすい、目標管理表を導入して全員参加と組み合わせます。時間当たり採算とは、社内販売を含む売り上げから人件費を除く全経費を引いたものをアメーバ構成員の総労働時間で割ったもので、売り上げ最大、経費最小、労働時間最小にすればいいのだな、と誰でもわかりやすいものです。

 

価値観と問題意識を共有、本音の情報と課題をガラス張りで共有、全員でアイデアを出し、議論、評価し、リーダーが最終決定、全員が思いを込めて完璧に実行する、全員で成果を喜び、新たな全員参加のサイクルを活性化する。とりわけ全員で成果を喜ぶことが重要です。「成功は上司の手柄、失敗は部下のせい」ではだれもついてきません。

 

全員参加は、もしそれが実現できれば全員が極限までの力を発揮する、全員が組織全体と言う視点を持つ、アイデアの量が増え質が向上する、実行がより早く、効率的になる、従業員が経営者の視点を体験できる、従業員が人間的に成長する、リーダーの人格が鍛えられる、従業員の参加意識が高まり、充実感を得られるといった大きな効果を持ちます。従業員のやる気、仕事への誇りが高まれば、企業業績が上がり、企業常識があれば、従業員にも達成感が生まれ、より参加意識、やる気、仕事への誇りが生まれるというスパイラルアップが実現できるのです。」

5番以降は、次回にお伝えします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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