こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

またしても、こちらのファミリービジネス関連の情報配信が遅くなって、申し訳ありません。

本当は、シンガポールで会議に出席した時の学びを、ブログ読者の皆さんと共有したいと思っていたのですが…

今、出張で内地に来ています。

そこで、テレビをつけたら、偶然にゴッドファーザーが放映されていました。

私は、ファミリービジネスを学ぶには、ゴッド・ファーザー以上のテキストはないと思っています。

 

起業の仕方、

仲間の作り方、

番頭の育て方

番頭との接し方、

後継者の育て方、

事業を誰に残すのか、

事業承継はどうしたら良いのか、

ビジネス自体をどう展開したらいいのか、

誰を家業にいれるのか、

家族のはみ出し者をどう扱うのか、

家族との関係をどうするのか、

家族の誰に事業つがせるのか、

こうしたファミリービジネスのすべての課題が、実は、このゴッドファーザーに描写されています。

それは、この監督であるフランシス・コッポラが、売れてなかった頃から手がけた作品が、

このゴッドファーザーだったからです。

そこからコッポラはハリウッドで名を挙げ、一大監督になっていきます。

このコッポラ自身の自伝的な部分が、このゴッドファーザーの、中心テーマになっているのです。

実は、年末年始にはゴッドファーザーを見る、

これがここ数年の、私の毎年恒例の行事のようになっています。

今年はゴッドファーザーを見る時間がないな…

などと考えていたのですが、これも潜在意識の働きでしょうか?

思いがけずパート1の途中まで、テレビで見ることができたわけです。

20代30代の方には、なじみがないかもしれません。

ですから、ゴッドファーザーについて、ちょっとお伝えしておきます。

これは、同じ俳優の方々が青年期、中年期、晩年期と、成長しながら仕上げている三部作です。

映画は、10年以上の間隔をあけて、パート1,パート2,そしてパート3と制作されています。

一人の人間の一生を描く映画はたくさんあります。

けれども、同じ俳優が一人のキャラクターを演じ続けているのです。

その俳優の人生に応じて、これだけ長い年月をかけて、作り上げた映画は、いまだにないのではないでしょうか?

その意味でも、ゴッドファーザーは、大変、優れた映画です。

ハリウッドの有名な俳優であり、監督であるトム・ハンクスは、

時々、映画関係者を自分の家に招き、

スナックや飲み物などを用意して、

1日かけてゴッドファーザーの1から3までを、

みんなで視聴して、議論し合うという、ゴッドファーザーデーを開催しているそうです。

やはりそれだけ、その道のプロが素晴らしいと認めている作品なのだと思います。

私も同じようにすばらしいと思います。

特に日本人のように、海外の情勢を理解するのが難しい、

外国の方々の考えを理解するのが難しい、

という方には、ぜひ見ていただきたい作品です。

アメリカがどのような国なのか、

世界を動かしているのはどんな考え方なのか?

これを理解するのにも、この映画は役に立ちます。

さて、今回私が気に止めたのは、

主人公のマイケルは、なぜ家業のあと継いだのか?ということです。

マイケルはマフィアというファミリービジネスの後継者になったのです。

マイケルには2人お兄さんがいます。

長男のソニーが、父親の仕事(マフィア)を手伝っています。

昨日、見たシーンの中でも、ソニーはこのように話していました。

 

 「 マイケル、アイビーリーグの大学を出て、

 軍隊に行ったエリートのお前に、何ができるのだ?

 あれほどファミリービジネスを嫌がっていたくせに!!!」

 

そうなのです。

映画の設定では、マイケルは、家業に入ることをとことん嫌がっているわけです。

それなのに、どうして、家業に入ろうと思ったのでしょうか?

長男のソニーが抗争で亡くなってしまいます。

継ぐ人がいなくなった、

これも1つあったかもしれません。

けれども、本当に嫌だったら、

自分はファミリー・ビジネス嫌だ、

と伝えることもできたのではないか?と思います。

もしも、このコルレオーネファミリーが、

跡継ぎ不在となったら、どうなっていたのでしょうか?

おそらく、別のファミリーの傘下に入っていたでしょう。

別のグループの下では、もとのコルレオーネグループの人たちは、

おそらくひどい目にあっていたでしょう。

命を奪われるかもしれません。

そして、別のファミリーが、コルレオーネ一家の縄張りだけを摂取する、

そんな顛末になっていたかもしれません。

関係ないかもしれませんが、「極道の女たち」でも同じような設定があります。

組を救うために、「姐さん」の岩下志麻さんが、組長になっていく、

こんなストーリーもありました。

このようなことを考えると、やはりファミリーのリーダーとしては、

自分が父親の跡をつがなければと、マイケルは思ったのかもしれません。

なるほど、継がなければいけないような、境遇だったのだなと思いました。

映画のゴット・ファーザーから、後継者になる覚悟・その理由を考えてみました。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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