こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

私は最近、BSで放送されている、刑事コロンボシリーズを見ています。

もともとミステリーが好きなので、これを見ています。

ですが、実は、ファミリービジネスのヒントも満載です。

今回は、弁護士の選び方、付き合い方について、コロンボシリーズからヒントを得ましたので、

皆様と共有させていただきます。

前回、見た話では、ある大富豪がなくなります。

お風呂で心臓発作を起こしてなくなるわけですが、これは他殺です。

コロンボ刑事が、これが「事故ではない」ということを暴いていきます。

この富豪には、妻も子供もいません。

若い女優と付き合っています。

この女優は、財産も何もいらないと言っています。

その態度に感動して、富豪は

「自分が亡くなった時は、すべての財産をこの女優にゆずる」

と遺言書を書きました。

この遺言書は、この女優と弁護士が持っています。

ところがこの富豪には、双子の甥がいました。

実は、この富豪を殺したのは、この双子の甥達なのです。

事故死の後すぐに、弁護士はこの甥に電話をかけます。

遺言状では、すべての財産があの女優に行くことになっている。

俺があの女優から、遺言状を取り返す。

そしてこの遺言状を破棄すれば、財産は法定相続分通り、

あなたたちにいくことになる。

俺がこれだけ危険な橋を渡るのだから、

この先もずっと財産管理人として、俺と契約しろ

弁護士は甥達に、このように言います。

「渡りに船!」、とばかりに、

甥達はこの提案を快諾するわけです。

ストーリーは、彼らが画策した通りにはいかないのですが…

私は、このドラマを見ていて思いました。

「ありがちだなぁ…」

アメリカにこういう弁護士、いるいるいる!!!

と思いました。

そして次に、私がこのファミリーだったらどうするかなぁ・・・?

と考えました。

弁護士は、確かに財産管理人としては有能だったのかもしれません。

本当は、払わなければいけない莫大な税金を、

うまく払わないようにする知恵を、

ファミリーに授けていたのかもしれません。

また、仕事上で相手から訴えられる、多額の賠償金を要求される、

こんな時にも、うまく訴訟を乗り切ってくれたのかもしれません。

けれどもやはり、人間としてやっていいこと、いけないこと、

この区別を持っている人であってほしいと思います。

女優に自分の全財産を渡したい、これが故人の意思です。

クライアントの意思が合法的なものであれば、

その意思を実現させてあげるのが、本当のプロなのだと思います。

その結果、たとえ自分が職を失うことになっても、

クライアントの希望を第一に考えてあげる、

これがプロの姿勢なのだと思います。

もちろん、大口のクライアントをなくしてしまうわけですから、

弁護士の収入は大きく減るでしょう。

けれども、その大口のクライアントとの仕事で培ったノウハウや経験は、

どんなことをしても、なくならないと思うのです。

この弁護士の無形の財産です。

この無形の財産をもとに、次のお客様のために、誠心誠意、がんばればいいとおもいます。

逆に言うと、クライアント様とお仕事をするときには、

自分が学ぶ姿勢、学ばせていただく姿勢、

これを持ち続けていることが大切だと思います。

自ら学び、常に改良していこうとする姿勢を持っていれば、

このドラマのように突然「解雇」となっても、

また一から始めることができるのではないかと思いました。

では、このような弁護士はどのようにして見分けるかというと…

次のようなポイントかと思います。

1 正直(嘘をつかない)

2 貧乏でない(他から奪わない)

3 インテリでない

 

ポイントを簡単に説明しますね。

1 正直(嘘をつかない)

日常の些細なことから、「この人が正直かどうか」ということです。

おそらく弁護士のうち、7割以上の弁護士は、「嘘をつくのが習い性」になっていると思います。

自分に対して嘘をつけば、その人は誰に対しても嘘をいうのだと思います。

嘘をつかないから、裁判でいつも勝てるのか?

こう問われるととても難しいです。

とくにアメリカでは、おそらく、嘘つき弁護士が勝つことが多いかもしれません。

それでも、中長期的な信頼関係を築いていけるのは、

このような、正直な弁護士だと思います。

日用品の好み、食べ物の好みなどから、

その人が嘘をついているのかいないのか、

自分に正直かどうか、これがわかると思います。

些細なことでも、自分に、他人に嘘をついているかどうか、

これが信頼できる弁護士を見分けるポイントです。

2 貧乏でない(他から奪わない)

「粗にして野だが卑ではない」という表現があります。

城山三郎の小説のタイトルにもtなっています。元国鉄総裁だった石田礼助が、

国会の答弁で発言した言葉だそうです。

貴族的な趣味や教養があるわけではない。けれども自分は人間として卑しくはない。

このような意味です。

卑しい人間=奪う人間です。

 

自分にはいつも何かが足りていないと思ってる人です。

そしてその足りていないものを、全身全霊をかけて奪いにきます。

これも、相手の日常の態度で感じることができるでしょう。

これを感じるためには、自分自身が常に、「卑」とは何か、に敏感である必要があります。

3 インテリでない

一般的に、弁護士さんは頭が良いです。

努力もします。

頑張って今の地位を築きます。

いわゆるインテリです。

ですから、自分が持っているものを手放したくありません。

自分が持っているものとは、お金、地位や名声、社会的なステータスだったりします。

ここにしがみついていると、コロンボの弁護士のように、

犯罪まがいの行為に手を染めることにもなりかねません。

自分は努力して、その地位を築いた。

けれどもそれは、クライアントを幸せにするためだ。

この目の前のクライアントを失っても、自分は、また一から頑張れる。

正直で実直、

誠心誠意、

これを理解してくれるクライアントに尽くしていこう。

このような発想の転換ができるかどうかだと思います。

インテリの方は、自分が損をすることをひどく嫌います。

そして、ありもしない「他人からの評価」にしがみついてしまうことがあります。

とても難しいことですが、この見極めが必要になるかもしれません。

弁護士であっても謙虚な姿勢を貫いている方。

あるいは、人から見たら明らかに損と思うことをコツコツと続けている方、

このような弁護士さんは信頼に値するのではないかと思います。

弁護士さんの見極め方、正直、奪わない、インテリでない、これがポイントです。

 

難しいですが、このような弁護士とお付き合いすると、大きな間違いはないように思います。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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