こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回、稲盛氏のところに、ある会社(D社)の社長さん(H社長)がご相談されました。

父親が一生懸命大きくした事業だが、業績を良くすると、H社長が事業や会社の株を承継する際に、相続税が高くなる。
1) 税理士は意図的に利益を低くすることを提案するが、これに従うべきか?

 

稲盛氏の回答をお伝えします。

1) 高い相続税を払うことを覚悟する
やはり相続のときには、ものすごい相続税を払わなければならなくなるというのは、やはりしようのないことなのです。

 

会社の売り上げが落ち、利益が減れば、その株価算定が安くなっていくわけです。

お父さんは一生懸命に頑張り、立派な経営をされました。しかしそこでお父さんは「ちょっと待てよ」と考えられたのです。

会社がうまくいけば、相続の時に相続税が払えなくなるのではないかとお父さんがお考えになった…売り上げが落ち、利益が減っていけば株価の算定額が低くなり、相続税が少なくなって相続しやすくなります。これはほとんどの中小企業の問題です。業績が悪くなれば株価を安く算定してもらえ、税務署もそれを認めてくれるという考えが頭をよぎってくると思います。

 

一生懸命がんばって売り上げをどんどん増やし、利益も出して立派な会社になれば、相続税が膨大なものになってしまいます。つまりここには矛盾があるわけです。会社を立派にしなければならんと思いながら、一方では相続のときのことを考え、株価が安くなっていれば良いと思ってしまうわけです。

 

…その矛盾がそのまま業績の推移となっているように、私には思います。自分の心が、業績が悪くなっていく方が望ましいと思うようになっていったのです。そして潜在意識が、この業績推移にあるような業績を作っていたのだと思います。

やはり相続のときには、ものすごい相続税を払わなければならなくなるというのは、やはりしようのないことなのです。

 

相続税を払ってでも良いから、それを何年間かで取り返していくのです。相続税を払うということを覚悟しないといけないのだと思います。心の中に矛盾した葛藤を抱えたままでは、やはり会社経営はおかしくなってしまいます。

相続が難しくなっても、あなたは業績を上げていかれるべきだと思います。

 

→ 稲盛氏の言葉を学ぶまでは、私もいかに税金を払わないようにするかを考えていました。税金は「国から奪われるものだ」と思っていたのです。

けれども私の仕事の根本は、ジャパン・クレジットなのです。

日本人だというだけで、世界の人から信用していただいているのです。

これは我々の先人たちが、世界に出て作り上げた信用です。その信用を、私は何の苦労もなく、ただで使わせて頂いているのです。
ブラジル人の主人は、小さい時から学校で、「日本人は素晴らしい」と教わった、といいます。「頭が良くて勤勉で、諦めず、ひたむきに頑張る、日本人を見習うように」と学校で教わったと言いました。

このようなベースがありましたから、主人は私のことを日本人というだけで尊敬してくれました。これがなければ、私も幸せな結婚ができていなかったかもしれません。日本という国に、人生を変えてもらった訳です。

そうであるならば、経済活動で得た利益の一定率を、日本にお返しする、これは当然なのです。これをしないと、自分が「奪う心」にまみれてしまうのです。
とても大切なことなので、皆さんにお伝えしたいと思いました。

日本の国に対してできること、本当にみならうべき人

守銭奴と呼ばれた社長、経営の要諦

 

なぜ税金を払わないといけないか?

日本人は世界の人から○○だとみられている!日本クレジット

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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