謀叛者（むほんもの）の見分け方

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回、ある組織の中で、一種のクーデターが起こった、ということを耳にしました。

この組織のことも、代表の方のことも、

クーデターを起こした方のことも、

私はよく存じ上げていました。

もっともクーデターを起こした方については、

個人的に親しいお付き合いがあった訳ではないですが、

何回か、お話しをしたことがありました。

今となっては、このクーデターを起こした方の話を聞くことはできないのですが、

これまで私が見聞きした内容から、

このクーデター事件の原因について考えてみました。

ファミリービジネスはファミリーの中でも、ビジネス（家業）でも

こうした謀叛はよくあることだと思います。

ファミリービジネスを継続する上で、お役に立てるかもしれないと思い、

共有させていただきます。

今回のクーデター事件を振り返り、

私が思うに、クーデターを起こす人(いわゆる謀叛者) には、

次のような特徴があるのではないかと思いました。

誤解がないように申し上げておきますが、

これはどちらの側が良い、悪い、ということではありません。

その方の心の状況、潜在意識に浸透している思いなどが相互に関連し合って、

「 謀叛（むほん）」という行動になります。

このような謀叛と思えるような行動をとる方には、

次のような特徴があるのではないかと思います。

少し解説してみます。

1 とても地味

これは、自分が注目されないように、目立たぬようにしている、ということです。

目立ちたくない、という意識の裏には、自分が着目されないことへの不満が隠れています。

「着目されること」自体に執着があるのですから・・・

2 過去、集団(会社や家庭等)から自分の意思で離れた経験を持つ (退職や離婚など)

私は過去、100組以上の夫婦の離婚について研究しました。

また、心理学や、メンタルブロックの観点から、

転職したいという方々のご相談（カウンセリング）も

積極的にさせていただきました。

ここから言えるのは、「どちらか一方が100%悪い」というケースはゼロだということです。

お互いが同じような思いを相手に対して持っています。

DV（暴力）や突然の解雇など、相手方がこのような行動を起こすには、

何らかの訳があるのです。

そうすると、過去に離婚や会社からの解雇、

あるいは、多数、転職などをしているという事は、

その本人にも、このような現実を引き起こす理由が、あるのではないかと思います。

3 無口で口下手

口下手な方は、まず、自分の不満やネガティブな感情を外に出す、

これが得意ではありません。

そうすると、こうした感情を自分の中にため込んで鬱々（うつうつ）

とする場合があります。

そして、本当は、ほとんど何も話していないのですが、

 

 

と自分の頭の中で現実を解釈します。

あるいは、「 あの時に説明したのだから、話は通っているはずだ 」

と、これまた自分の勝手な解釈をしていきます。

そして、ある時、何かのきっかけで、

 

と追い詰められたような気持ちになって、クーデターを起こすわけです。

謀叛者の特徴と書きましたが、このような方たちは、

ある意味、真面目で、思い込んだら突き進む、実行力 もあります。

良い仕事をする要素をたくさん持っているわけです。

ですから、普段から、相手のペースに合わせて話を聞く、

こうしたことも大切かもしれませんね。

今日は、謀叛を起こす人の特徴、これを考えてみました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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