イタリア二番目の富豪　後継者決めず、当主亡くなる

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

回は、海外のファミリービジネス関連の話題を、お届けしたいと思います。

ルクセンブルク企業のデルフィンDelfinの所有者、

レオナルド・デル・ベッキオ氏が、87歳で亡くなったそうです。

デル・ベッキオ氏は、イタリアの有名なサングラスメーカー、

ルクソティカの創業者です。

こちらのルクソティカは、レイバンを始めとする、世界的に有名なサングラスを製造しています。

デルフィンはこちらのルクソティカ創業家の資産管理会社でしょう。

遺産総額は、290億ドル、日本円で約2兆9000万円になるのでしょうか。

 

余談になりますが、こちらのデル・ベッキオ氏は、

他の実業家の方達と同様、

イタリアの主要な企業の株主であるようです。

その実業家たちとは、次のような方達です。

 

デル・ベッキオ氏も、これらの方達と同じ時期に活躍し、

富を築いたようです。

近年の成功のカギは、テクノロジーにあるようです。

IT関係の優秀な人材を入れ、メタ社と一緒に、レイバンのスマートグラスの開発に

成功したということです。

デルフィンは、ジェネラーリというイタリアの巨大な保険会社であり、

かつ不動産会社であるグループの株主でもあります。

また、デルフィンは、イタリアの主要な投資銀行の株式も、2021年に取得したようです。

また、フランスの不動産会社の株、そしてルクセンブルクの航空会社の株も取得しています。

さて、後継者ですが、長男のクラウディオさんが有力とのことです。

彼は、アメリカのアパレルメーカー、ブルックス・ブラザースをコロナ禍で業績がわるくなった際に、

すぐに買収しました。

クラウディオ氏の息子、マテオ氏とクラウディオ氏の弟が、ビジネスに関与していると言われています。

ですが、他のファミリーメンバーは、おそらくビジネスに関わっていないのでしょう。

今後、どのように事業承継がなされるのかが注目されています。

 

デル・ベッキオ氏はこのようにおっしゃっていました。

私のような庶民からすると、計り知れないことです。

デル・ベッキオ氏はサングラス工場で働く、1人のエンジニアでした。

大変貧しいところから、富を成していったと思います。

資産を持っている方は持っているなりに、苦労も多いのかと思います。

ですが一方で、このような一大グループから、学ぶこともあるように思いました。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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