こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

なんでもかんでもお金で解決する人、こんな人の特徴、これを今日はかいてみたいと思います。

ことは、私の母でした。もう今は80歳です。

神奈川の実家で、弟夫婦と一緒に住んでいます。

足は悪いのですが、なんとか元気です。

寝たきりにもならず、一人で生活はできています。

でもやっぱり心配なので、時々娘たちがいっています。

私も月に一回は母のところに行って、数日泊まってきます。

先日、実家に行った時のことでした。母が、やだー!!!どうしよう!!とすごい勢いで、叫びました!

何事か!と思って、台所に行きました。母は、流し台のシンク前で、さけんでいます!!「どうしよう!どうしよう!!

あら、やだぁぁぁ!!」

どうやら流しの排水溝に、小さなミニボールをはめ込んでしまったのです。いつも、水をためるときに、ちょっと入れて使っていたようです。

端っこを少し持ち上げれば、簡単に取れるのです。でも、今度ばかりは、しっかりはまってしまってとれない!!

私も、ナイフや、先のとがったもので試してみました。でも、ボールがピッタリと排水溝にはまって、びくともしないのです。

私も、これには困りました。母は、どうしよう、どうしよう・・と今にも泣きそうな勢いです。

しようがないよ、夕方になって、サントスさんに取ってもらおう サントスさんというのはブラジル人のシュジン
ドライバーや工具をもっているので、何かでスポッとはずしてくれる、そう思いました。

私がこういうと、母はとっさに一言。

「あの人に、こんなことできるの?わからないんじゃないの?」

あぁ、また出た、母のネガティブ発想です。今から大蔵さんに行って、お願いしてくる!!母はカバンを取りに行こうとしました。

大倉さんというのは、いつもうちで頼んでいる工務店です。お風呂やトイレを直してもらっているのです。

「大倉さん近いの?遠いでしょ?なら、電話で来てもらえばいいのに!」私がこういいました。

「でも、すぐに来てくれないわ!この前の支払いを一緒にすれば、来てくれる、お金を払いに行くんだから、来てくれるわ!!」

母はこういって、着替えを始めました。雨が降っているのに、足の悪いばあさんが、一人で行って・・・私は心配になり、大蔵さんの番号を

確かめて電話しました。

理由を話すと、午後一番で行きます、と快諾、でも母はまだ心配顔です。

来てくれるのかしら・・?お金を持って行って、支払いすれば必ず来てくれるのに・・・

ここまできて、あーぁ、やっぱりです。何がやっぱり、かというと母のお金に対する思い込みです。

金を渡せば、自分の自由になる。自分の苦しみから解放されるためには

お金

こう思っているようです。

いやーな過去を思い出しました。以前、うちが、となりの家と境界でもめたときです。私は不動産鑑定士なので、調書を作り内容証明も作成し
相手との交渉をはじめました。相手方と話し合うのに、相当てこずりました。でももっと大変だったのは、うちの母です。私がやること、一から十まで、
「そんなことで大丈夫なの?また、相手は・・・って言うよ!そんなことしたら、よけいに***になるよ うちは、もっとひどい目にあうよ・・・」

一から十まで、私のやることにケチをつける。というか、私の行動をネガティブな心配でてんこ盛りにしようとするのです。

これには私もブチ切れて「そんなこと言うなら、私やらないよ、もう、お母さんが好きにすればいい!!」とさじを投げました。

すると母「そんなこと言わないでやってよ!!」泣きが入りました。そして一言

「お金あげるから・・」ねぇ、みなさん、情けなくなるでしょう、これが実の母親です。娘が、母のためをおもってやっているのです。でも、その娘を金で使おうとしているのです。娘は、金で動くと、金が欲しいからやっていると思っているのです。ここまできて、怒り心頭です!!

この後、私は、実家にしばらく寄り付かなくなりました。そして、その他もろもろのことがあり心療内科医に通うようになったのです。私はこの時の、イヤーな気持ちを「台所シンク・ボールつっかえ事件」で思いだしたのです。
これは明らかに母の思い込みです。自分が困ったときには、お金を払えば、解決する。お金を出せば、苦しみから解放される

そんな思い、刷り込みがあるのでしょう。でもそれってどうよ?って思うのです。なかなか問題の核心までいけませんが、明日もお金に関する思い込み、

お話したいと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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