こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマで、稲盛氏が次のように経営(会計)の要諦をお話されています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「私は企業、特に上場している企業は、すでに社会的存在となっているので、

できるだけ企業情報は開示すべきだと考えている。

例えば京セラは1976年に米国でADRという株式の一種を発行して以来、

米国企業と同様なディスクロージャー情報開示を行うという方針をとってきた。」

 

ここでは、稲盛氏が、ディスクロージャーについてお話をされていますが、

その対象とポイントは、次の点だと思います。

 

1 従業員に対する開示

2 株主に対する開示

3 誠実さをベースにすること

 

ひとつづつ説明します。

 

1 従業員に対する開示

「京セラは米国におけるフェアなディスクロージャーの観点から躊躇なく

米国企業と同一の会計方法と開示内容による年金会計を適用したのである。

この結果、年金会計について京セラは今日でも米国企業と同一内容の開示を

行っている極めて数少ない日本企業となっている。」

 →企業年金は、会社が退職金をどのように考えているかを示す重要なテーマです。

日本企業ではあまり一般的ではありませんが、

不測の事態に備え、従業員に安心と安定をとどけるには、

企業が年金という基金をしっかり管理し、

増やしているということが大切だと思います。

投機と投資との違いを理解し、堅実な投資によって基金を増やしていくことは、

企業の使命として取り組まなければいけないと思います。

弊社は不動産投資アドバイザリーを行っていますが、

これらを通じて、社会への貢献度を高めたいと思います。

 

2 株主に対する開示

「自社が投資家にとって健全な財務体質を持ち、

かつ大切なお金を安心して投資できる将来性のある企業であることをアピールし、

自社の価値を正確に理解してもらう、その結果として自社の評価、

さらには株価を高める、それは自社だけでなく多くの投資家にも

多大なメリットをもたらすことになる。」

→会社の価値は信頼や誠実さ、大義をもって企業活動を行っているか、

フィロソフィをどのように実践しているか、このようなことに表れていると思います。

社員に伝えていくのと同様に、株主に対しても、フィロソフィの実践について、

真摯に伝えていくことが必要なのだと思いました。

 

3 誠実さをベースにすること

「ディスクロージャーとは要するに真実をありのままに伝えるという当たり前のことである。

たとえ良くない事態が起きたとしても、勇気を持って社外に対し直ちに

明らかにすることによって逆に会社に対する信頼は高まっていく。

困難に遭遇したときは真正面から立ち向かい、

打開策を確実に実行していることを正直に投資家に対して訴えればよいのである。

このように自社のありのままの姿を包み隠さずオープンにするためには、

利益よりも公正さを優先するという確固たる経営哲学が不可欠となる。」

→ 台湾の故李登輝元総統は、日本で教育を受けました。

日本人のフィロソフィ・哲学をモデルに台湾をつくりたいとお考えになっていたようです。

会社であれ、国であれ、このような誠実さが、

最終的に長く繁栄を続ける秘訣ではないかと思います。

 

まとめますと、

明快で詳細な情報開示は、従業員に対しても、投資家に対しても必要です。

その根本にあるのは、人間としての誠実さである、

これを忘れずに、誠実に説明すること、

これを実践していきたいと思います。

 

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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