こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

最近、ネットでもSNSでも、そしてテレビでも、1つの流れや風潮が見られるなと思っています。英語ではこのような語調とか風潮のことをトーン(Tone)といいます。

それは、日本政府に対する批判です。

私のカウンセリングの師匠、高橋ゆり子さんがこのように書いてらっしゃいます。

https://ameblo.jp/chu-lip-7/entry-12588728055.html

これを読んで、なるほどな、もっともだなと思うのです。

このようなトーンは、今に始まったことではなくて、私は2011年の東北大震災の時に、強く思いました。

その時と今は、自分がどう違うのか、私の中で何が変わったのか、これを考える方が大切ではないかなと思いました。政府やマスコミ、行政機関等に矛先を向けるのは良いのですが、それよりも大切なのは、自分自身の内面ではないかと思ったのです。

今、自分がはっきりと言えること、それは、私は自分で選んで、日本に住んでいる。これです。

私は海外に留学し、MBAを取得し、その後外資系企業で10年以上、3社ほど働きました。ヨーロッパやアメリカ、ありがたいことに、世界の様々な国にネットワークを作ることができました。

私に、すべての仕事ができるわけでは無いですが、ある一定の仕事であれば、頑張れば英語で他の国で、仕事ができるかもしれません。そしてその国の永住権が取れなくても、一定期間居住していくような権利を外国で取得することができるかもしれないのです。

そうすると、どこの国に住むのか?これは自分にとって、いくつかの選択肢があると思うのです。たくさんの方が住みたがる、アメリカでもいいでしょうし、ヨーロッパのどこかの国でも良いかもしれません。そして夫の母国であるブラジルに住む、これもできることです。

それでも、これだけ選択肢があっても、私はあえて、選んで日本に住んでいるのです。

昔、MBAの留学が終わる時に、自分が世界の中でどこに住みたいか考えました。その時に住みたかった都市が2つあります。それはロンドンとシンガポールです。理由は、

1 住んでいる人々の国籍や人種が多様であること
2 英語が公用語であること
3 一般的に日本や日本人に対して特別なプラスのイメージ、マイナスのイメージがないこと

当時から、ブラジル人の主人と結婚しようと思っていました。私の主人はアフリカ系のブラジル人です。私たちは、アフリカ系ブラジル人と日本人のカップルになるわけです。世界には、私たちが差別される国や地域がたくさんある。このように思っていました。2人で住むとしたら、私たちが変わり者ではなく、気持ちよく暮らせる国がいい、こんな風に考えていたのです。

私は日本に住むことを決めました。
理由はその時、私のキャリアやスキルが1番高く買ってもらえるのが日本だったからです。日本でもらえたお給料が1番高かったということです。

けれども、外資系で働かなくなった今も、私は選んで日本に住んでいます。

それはなぜかといえば、
1 日本が世界で1番安全な国だという事
2 日本の食べ物、風景、生活環境、インフラなどが世界で1番信用できて、快適に暮らせるという事
3 合気道、華道、日本のビジネスフィロソフィーなど、自分の魂を磨くトレーニングができること

 

ビジネスフィロソフィーについては、私は京セラの名誉会長稲盛氏が作られた盛和塾で勉強させていただいていました。ここの皆さんとの学びはとても大きなものです。

このような理由で、私は今日本に住んでいます。日本の居住者として、日本で税金を払うことを選んでいるわけです。

これは本当に、とても大切な選択だと思っています。

世界の他の国の、メリットもデメリットも見て、そして宇宙の視点から日本のメリット・デメリットを見てみました。その結果、日本人の私が1番、快適に暮らせるところ、という意味で日本を選んでいるのです。

だからといって、日本の政治の仕組みを100%肯定しなければいけない、ということでは決してありません。日本の素晴らしいところは素直に認め、他国を見習ったほうがいい、という制度を少しずつ改良していく、この姿勢が大切だと思うのです。

10年前と比較して、政治や行政の仕組み等についても、少しは理解が深まったのかもしれません。その内容については、また別の機会で書いてみたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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