家は持っておかないといけないと思うけど、どんなものを買ったらいいのかわからない。こんなお悩みを持つあなた、ターゲットをみるみるうちに絞っていきましょう。あなたのターゲットスクリーナー、、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は不動産の価値の話をします。

ズバリ、ペントハウスはお買い得、このお話です。

今、ミラノに来ています。私は2005年から2006年までミラノに住んでいました。その時から約15年ぐらいたっています。昔と変わらないものもありますが、変わったものもたくさんあります。

 

地下鉄がもう一つ路線が増えていました。 昔は回数券を買うと、11枚つづりの冊子をもらったのですが、それが1枚になっていました。一枚に11回の乗車が記録される仕組みです。改札も完全に電子化されています。

今回1番みたかったのが、ミラノの商業地域開発です。かつての同僚のイタリア人が、この開発を手がけている会社に勤めています。今日はそこの本社を訪れて、本社ビルの屋上から、開発地域をよくよく見せてもらいました。

目を引くのは、このグリーンがたくさん張り出したマンションでしょう。100平米程度で1億2000万するらしいです。どんな人が買うのか聞いていました。サッカー選手や俳優等セレブが買っているということです。

10年か20年ぐらい前でしょうか。東京港区の広尾のあたりのマンションは、スポーツ選手がたくさん所有していました。当時売れっ子と言われていた作家もマンションの実際のオーナーでした。

そういう人たちと、同じマンションを持つということ自体がプレミアになるので、投資としての価値も上がるのではないかと思いました。

この価値の差をどうやって見るか、ですがいくつかやり方があります。類似の高層ビルの事例を探します。その高層ビルの中で階層ごとの家賃の差を調べてみます。そして同じようにして売買価格の差も調べてみます。そうすると、階層ごとの価値の差が把握できるのです。

 

私は、20年前位ですがこのような作業をずいぶんやりました。そこから考えると、日本ではない、他の外国では階層別の差がそれほど大きくついていないというのが私の実感です。

この同じ開発エリアの中に、別の新しい高層マンションがあります。7割がたは売れているそうですが、ペントハウスはまだ売れていないと言っていました。

値段の中で1番高い部類を考えてみても、100平米で大体1億2000万円位です。もっとすると思ったというのが私の正直な感想です。これはフィリピンなど他の国でも思ったことです。ペントハウスは希少価値が高いのです。高層ビルの中でもその限られた戸数しか最上階の眺めが見れる物件はないわけですから。そう考えると、もう少し価値があってもいいのです。

おそらく超高層が市場に出て人々に知れ渡るまでタイムラグがあるのだと思います。他に例がないので売る側としてはあまり差をつけるという発想がないのでしょう。実際売りに出してみたり賃貸に回してみたりすると、そこだけ需要が違うので、後からこちらも高く売ればよかったなもっと高い価格設定をすればよかったな、と思うわけです。こうした反省を繰り返して価値を把握します。そこから考えると、他の外国では価値を把握する時間がたりていないのです。だから階層別の差がついていないというのが私の実感です。

 

そうすると、超高層が市場に導入されてまだ間がないようなマーケットでは、階層別の価値が比較的割安なのです。

日本では、超高層のマンションの競争も激しいので、割安感のあるようなペントハウスが探しにくいと思います。

けれども、場所や国を変えてみれば、このようなお得感ある物件も探すことができると思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。