こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

昨日から、日本のトップがどうして強力なリーダーシップができないのか?これについてお話をしていました。その理由として3つ挙げさせていただいてます。昨日はその3つ目の極左のメディア、教育についてお話しをしました。

 

今日はその一つ目、ユダヤ、アメリカ金融資本家についてお話をします。

私は、平成バブルの崩壊の後、不動産の評価をずっとやっていました。そして整理回収機構への引き渡し終盤に差し掛かると、外資系金融というプレーヤーが現れました。ゴールドマン、JPモルガン、モルガンスタンレー、ドイツ銀行など、名だたる世界のユダヤ系の金融グループが、日本の不良債権を買うようになったのです。

こうして安く叩かれた債権は、その後景気の回復、バリューアップなどを経て、高値で売却されました。

さらにそこから、私はCMBSという商品の組成にも深く関わっていました。これも、リーマンショック前までのバブルで、ずいぶんと発行額を増し、日本を中心とした機関投資家が最終的に買っていきました。

こちらもリーマンショック後、商品として機能しなくなり、価値が毀損し、最終的な補填は、公的資金の注入などが行われているわけです。

平成のバブルが崩壊した時、業界で1番大きな変化があったと思います。それは不動産の証券化をいち早く導入しないといけない、という流れです。大蔵省、建設省、国土庁などから、プレッシャーがあって、業界は大急ぎでこれに対応するための措置を進めたのです。現場はとても混乱していました。

なぜ、この不動産の証券化をしなくちゃいけないのだろう、今のままのやり方を続けていると、何が困って、どんな不都合が我々にあるのだろう?と思っていました。その答えは誰も教えてくれませんでした。私は2004年に海外に留学しますが、そこでヨーロッパやアメリカで学ぶ機会がありました。学んでみると、かつて自分がやらなければいけないと思い込んでいた現象の仕組みがわかりました。

この仕組みを作ることで1番経済的な利益を受ける人たちが、いかにその利益を確保するか、このために仕組みが必要だったのです。

一番利益を受けたのは、こうした外資系の金融資本と日本の金融機関です。

 

それまでの日本には、外資系の投資家が入ってきて、合法的に日本の不動産に投資をし、収益を得て、そこからの利益を、日本での税金を回避し、彼らの海外のタックスヘイブンと呼ばれるところに持ち出す、この具体的な仕組みがなかったのです。

もちろんこれに対して、日本政府や行政は、「その仕組みは要らない」ということはできたと思います。けれども、この仕組みを作らざるを得なかった背景がある、と考える方が自然だと思います。

おそらく、日本が戦争する前の明治維新、あるいはもっと前から、このような仕組みがあったのではないかと思います。世界を牛耳る巨大な金融機構、この方たちが、やってきて日本にプレッシャーをかけます。
「おい、日本、何やってる、こんなことしてたら、俺たちが金儲けできないじゃないか?」と言われて、横面をひっぱたかれたら、
「はいかしこまりました、仰せの通りに!」と言って、いち早くその仕組みを作らなければいけない、このような関係があるのだと、説明する方が違和感がない気がします。いかがでしょうか?

もちろんこれは私の憶測ですし、具体的な証拠があるわけではありません。

現場で自分が体験したことと、実際のお金の流れを追ってみると、あるいはこう説明した方が1番説明がつくのかなと思います。

さらに、日本は第二次世界大戦での敗戦国です。この時に、バーゲニングパワー(交渉力)が大きく方向づけられた、こうしたことも言えるかもしれません。

この圧力は巨大です。そして、世界第3番目のGDPを愛して止まない、私にはそのように見えます。こんなに叩きのめされても、文句も言わずに、黙々と働き続ける、こんなに笑っちゃうような低金利にも、黙って耐え続ける、そしてひたすら税金を払い続け、所得のほとんどを貯金する、こんな国が地球上にあるなんて…彼らにとっては、永遠のキャッシュカウ(金を産む牛)なのかもしれません。

 

最近、家にいる時間の中で、ゴッドファーザーを見直しています。partスリーでアンディ・ガルシアとソフィア・コッポラのシーンがあります。2人は愛し合っているのですが、ゴッドファーザーになるならば娘は諦めろ、と現役のゴッドファーザー、マイケル( アル・パチーノ) から言われ、ヴィンチェンツォ(アンディ)は恋人のメアリー(ソフィア)に別れを告げます。
「別れても、あなたを愛し続けるわ。。。」とメアリーがいいます。

「“Love somebody eles…”ー誰か他の男を愛せ。。。ー」とヴィンチェンゾが答えます。

 

このときのアンディ・ガルシアは、めちゃめちゃかっこいいのです。この、世界の金融を牛耳るユダヤ/アメリカ資本のことを考えるとき、私はこのセリフを思い出します。頼むから、もう日本人でなく他の民族を愛して欲しい。これ以上日本を愛さないでほしい。けれどもおそらく、私たちが、多くを望まず、慎ましく生きて、低い金利で貯蓄をどんどん続ける限り、彼らは私たち日本人を愛するのだと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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