こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

世の中には、このコロナの情勢で、政府や行政に対する批判が高まっていると思います。これは2011年の時に私が感じたものでした。

昔と今と違う事は、自分の内面です。日本の現状を少し理解できるようになった、ということだと思います。これから3回に分けて、私が理解した日本の現状について、その内容を皆さんと共有したいと思います。

なぜ、日本は、本当に国民のためになることができないのか、この理由について考えてみたいと思います。

東北大震災の後、日本の政権が交代しました。その時私はドイツ系の銀行に勤めていました。政権交代のニュースが流れたときに、本社のアナリストから求められて、日本の政治について書かせていただいたことがあります。

外国のメディアでも言っているように、日本の政治は、カルーセル(「まき」じゃないですよ(笑)…英語でメリーゴーランドのことです) だと思うし、その見方は正しいと思う、とコメントしました。

その時は、その理由について、やはり人材が不足しているからだ、この人はと思う首相の器の人がいない、…こんな話を書きました。日本は、とにかく誰が首相になろうとも、問題点はそのままだし変わらないし、あまり大差のない政党が入れ代わり立ち代わり政権というものをとっているだけで、根本が変わらないのだ…このように書きました。

 

この10年間で、ここに対する理解が、少し深まったような気がします。誰が首相になっても同じ、というのは、能力の問題ではないということです。結果が変わらないのは、その首相の手腕や能力の問題では無いのです。

これまでの歴史や制度、国際関係、に根ざした深い問題が日本にあって、誰が首相になろうとも、この障害を一気に覆す(無くす)ことができないのです。

だから結果として、いつも、日本国や日本国民にとって、良い結果をもたらすとは限らない、このような政策しか打てなくなるのです。

日本のトップには、3つ、注意するべき勢力があると言われています。その3つの勢力というのは、

1 ユダヤ・アメリカを中心とした国際金融、
2 霞ヶ関の官僚、
3 極左のメディアと教育

この話を聞いたのはここ数年ネットなどの情報、その他の資料ですが、過去の20年から30年の自分のキャリアや、やってきた事を考えてみると、この3つの勢力説が、1番説得力があり、私の中では腑に落ちるのです。

今日はこの1つ、3番目の「極左のメディアと教育」についてお話しします。

極左と聞くと、「何をいってるんだろう? ユキーナさんて右翼なの?」 と思われるかもしれません。それも自然なことです。戦後から、そして今もこの傾向は変わらないからです。

こちらはアメリカの愛国者の象徴ですね!

私自身の例でお伝えしますね。
外資系の企業に勤めていた時、国際的な不動産の専門家団体の理事選挙がありました。私はそちらをやってみたいというアプリケーション(申請書)を出したのです。その申請書を当時の上司(オランダ人)に見てもらいました。
上司曰く、
「大体いいけれど、一点だけ気になることがある」と言って指摘されたのが下記の部分です。
「日本は他国の制度を積極的に取り入れることがなく、いまだに遅れている、私はそこを改革したい」
ここについて、この上司は次のように言いました。
「why do you accuse your own county?  どうして自国のことを卑下するような、非難するようなことを言うんだ?」

そして加えて、このようにもおっしゃっていました。
「俺が審査員だったら、こういうことを書く人は選ばない。。。」

この上司とは、15年近い付き合いになります。私のこの上司を、中立の見解を持った素晴らしい方だと思っています。そのリベラルな上司が、このように言ったのです。

皆さん、お分かりになりますでしょうか?これが世界の主流の考え方です。「税金が高かろうと、政治が腐敗していようと、文句があろうと、それはそれ、自分の国には愛国心があって当然だろう」

これが、グローバルベースの考え方です。

私は海外でMBAをやった時から留学をしました。その時からヨーロッパやアメリカなど、なるべく海外の文化や考え方を勉強するようにしました。そして、自分が、日本を非難する、愛国心が育たない教育を受けたのだな、ということを理解しました。

この背景について考えてみます。

おそらく、アメリカという国にとって、日本人や日本の国は理解することができないものだと思います。彼らの日本に対する研究はとても進んでいますが、それでも我々日本人を心底、理解しているとはいいがたいのではないでしょうか?

わからないものに対しては、不安があります。この不安は恐怖に変わります。恐怖があるので、相手を徹底的に叩く、という行動になります。

あれほど第二次世界大戦で徹底的に、立ち直れないほど壊した日本でも、アメリカにとっては恐怖でした。そこから日本の軍国主義、いわゆる日本人の愛国心を徹底的に奪おうという考えが出てきたのだと思います。

その結果、やった事は、日本の共産化です。日本人にはまだ、戦争の痛手や悲しみ、やり場のない怒りもありましたから、当時の日本の若年層は、無条件でこの思想を受け入れたのだと思います。これが、日本のメディアや教育が極左に傾いていく大もとだったのではないかと思います。

日本には常にこうした流れがありますから、周辺の共産国(中国、朝鮮、ロシアなど)は、これ幸い、と思い、この流れに乗ってきます。産業界も、メディアなどの通信も、そして教育も、極左思想の影響受けました。またこれらの分野が、周辺の共産圏の影響をとても強く受けるものになってしまったのは、このような原因があると思います。

 

日本の外からの圧力に全て操られているということではないです。彼らがあくまでも、この流れに乗って流れの方向性を調節したり、流に対して酸素を注入して炎の勢いを強くしているだけに過ぎないと思っています。

アメリカ人の特徴として、いろいろなことを「やりすぎる」というのがあります。ちょうど良いところ、良い加減でやめる、これが得意でない人々だと思います。

この極左も、当時は、日本の愛国心の再興を恐れたものですが、それが意外な方向に発展してしまった、というのも皮肉な結末です。

この流れの主流を作っているのは日本人ですが、これが何十年もの伝統になっているので、なかなかすぐには変えられないのです。

残りの2つについては、明日またお伝えします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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