こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

前回に引き続いて、この在宅勤務の時期にコツコツと英語をやっていこう、これについての話をします。

今、ある生徒さん(Sさん) とプライベートで英語のレッスンをしています。Sさんは会社の役員の方です。

この秋に、国際会議に参加することになり、ここで、ご自身の仕事について英語で発表されます。私と一緒に、この発表の準備をしています。

昨日は3回目のセッションでした。

この3回までの間で、発表する内容の骨子を日本語で作り込みます

私達はこんな会話をしました。

ユキーナ: Sさん、実はね、ここまでの間で、もう英語で発表する全体の作業の中の75%ぐらいはできてるんですよ… Sさん:
えー、まだまだこれからが大変だと思っていたけど、もうそんなにできてるんですか?
ユキーナ: そう、実はこの「日本語で、ズバリ、何が言いたいのか?
」ここを抽出するまでに、皆さん、とても時間がかかるのです。そしてここができないと、最終的にやり直しになったり、発表自体が意味のないものになってしまうんだよね…だからね、Sさん、「お前はもう、できている!!」なんですよ。
Sさん: ユキーナ先生。。。それ言ったら歳がバレますよ(笑)

2人で爆笑しながら、こんな会話をさせていただきました。

英語で発表、となると

発表する英語を完璧に作らなければ !!
自分の発音で大丈夫だろうか?
答えられない質問が来たらどうしよう?

こんなことで、実は頭の中がパニックになっているのです。

私は、料理の例えでこのように話をしました。

ユキーナ: 実はね、ここまでの段階で、もう材料はほとんど切れていて、肉にもしっかりした味が付いていて、後はフライパンで、一気にジャッと焼くだけなんです。けれどもね、英語で発表する、そう考えただけでみんなこの順序を間違えてしまうんです。洗ってもいない野菜を、いきなりフライパンの中に入れて、フライパンの中で切ろうとしたりするの。それって違うでしょ!!

それで作った料理って、まずいし、手間ひまかかって、もう二度とやりたくないってなっちゃうでしょ。

だから、「フライパンで後は焼くだけ」ここまでの形にするのがとても大切なの。

Sさんの場合、ここまでしっかりできてるから、だから後は、フライパンで一気に焼くだけなんです。
「お前はもうできている!!」
なんですよ!^_^

我ながら、うまい「例え」なのかなと思いました。

英語で話をするとき、実は大切なのはその前の日本語の段階です。

日本語で何を言うか、これをとことん考え抜くこと!これが大切です。

材料を洗って切って、そこにじっくりと下地をつけるようなもんですね。

玉ねぎだったら丸のまま入れたりしないでしょう、皮や根っこなど食べられない部分を切っていくでしょう。

英語もそれと同じです。本当に食べたい部分はどこなのか、それを日本語の段階で峻別するのです。この内容は必要なのか不必要なのか、それを切り落としていく作業が必要なのです。

下味をつける、というのは、日本語を英語にしやすいように入れ替えることです。

日本語から日本語へ言い換えをするわけです。

私はこの作業を、ニチニチと呼んでいます。例えばこれです。

コロナの影響は治まらず、在宅勤務を余儀なくされている。

この日本語があったら、このような日本語に置き換えます。

コロナの影響は、ずっと継続している。
私たちは、家で仕事をしなければならない。

 

このように日本語を置き換えていくのです。

これが、下味をつける部分になるわけです。

ではこれからどうやって、英語のスピーチを仕上げていくのか、また次の機会にお話をします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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