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今日は、企業のリーダーが、何をもとに判断したら良いかという話をします。これがとても大切だと思いますので、何回かに分けてお話しします。

究極的にはそれは自分の魂がどう判断するか、と言うことだと思います。それをやっていいのか、よくないのか?どう考えて、何に取り組めばいいのか?これだと思います。

京セラの名誉会長、稲盛氏は、中小企業の経営者の方に対して、どのような判断基準を持つのか?について何度も繰り返しお話をされています。

京セラが買収したAVX社の、非常に能力がある幹部や管理職が賄賂をもらっていたという話がありました。日本に限らずアメリカに限らず、世界中このようなことが溢れているように思います。

稲盛氏が経営にフィロソフィーが必要だという内容の講演をして、アメリカの大学の教授や大企業の幹部が非常に感銘を受けたというのは、納得できます。

私が外資系企業に勤めていた時に、もし稲盛氏のお話をそのまま聞いていたら、おそらく涙を流して、外資系企業ではなく御社で働きたい、と言っていたかもしれません。それほど現場は人間の本能や欲にまみれているのです。

税金を払いたくないという考えが、深層心理に浸透し、儲けたくないと思ってしまうため、結果として会社の利益を減らすと書かれています。

私が心理学を勉強してから、漠然と思っていることが、しっかり書かれていました。

稲盛氏は経営者の人生の目的、意義についてこう書かれています。
「「稲盛さん、何もそんなに一生懸命に働かなくても、ここまでくれば、人生を楽しく生きていったらどうですか」と人から言われます。しかし、私は「たった1回しかない、やり直しのきかない人生です。一生懸命に人の何倍も働こうと思います」と答えているのですが「いやいや、たった1回しかない人生だからこそ、そんなにあくせく働いてどうするのですか?たった1回しかない人生を面白おかしくいきましょう」と言い返してくる人がほとんどです。そう言いながら一方では、どうすれば業績が上がるのですかといったことを聞いてきます、自分が面白おかしく生きようと考えているから業績が上がらないことを理解していないのです。」
とあります。

 

物事の判断を本能で行うと自分の利害や損得だけを考える。

感覚に頼ると美しいもの、心地の良いものだけを選んでしまう、感情だと自分の好き嫌いで人を選び、嫌なことには目を背けるようになる。

理性に頼ると、筋道が通っているかもしれないが最終的な決断、判断には至らない。

このようなことを稲盛氏がおっしゃっています。

最終的には、経営者自身が物事の判断をしなければいけない。

その時の判断基準は魂である。魂の声に従って良いことか悪いことか、これを判断するとおっしゃっていました。

究極的には、このようなことだと思います。

最近はこれに、自分が心の底からワクワクするかどうか?を加えています。

何故かというとワクワク感は、自分の使命や魂につながっているからではないかと思います。

自分が目指すものが、自分の魂につながっている時、それは純粋な心の喜び、輝きになって自分の心に返ってくるような気がするのです。

ですから、人間として正しいこととさらに自分の心が、心底それを求めるのか?

これを聞いて確かめていきたいと思っています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。