一つのまちがえも許さない・・・こんな言葉にイラっと反応したら、ブロックを解消するチャンスかもしれません。あなたのブロックリムーバー、ユキーナ ・サントスです。

間違い、完璧主義、その奥に潜む思い、いっしょに掘っていきませんか?

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今日は完ぺき主義を目指す、というお話から、私のもっているメンタルブロックについて、お話します。それは、形式にこだわるのは、時間とエネルギーの無駄、という思い込みです!

 

京セラの創業者稲盛氏がおっしゃいます。

「ギリギリの納期で受注した仕事、しかしそのような時に限って、もうギリギリのところでちょっとしたミスをしてしまって失敗する。その製品が粉を混ぜてから完成するまで、延べ15日間かかるものであれば、最終出荷の手前で失敗すると、さらにあと15日かかるわけです。お客様にもあと15日間待ってくださいと言わなければなりません。すると、お前の所みたいな小会社に頼んだばっかりに、うちの会社が潰れてしまうではないか、と言われ、営業がこっぴどく叱られます。そういう辛酸をなめてきたからこそ、わずかなミスでも大変なことになると知っているのです。」と稲盛氏は具体例をあげてなぜ完璧でないといけないのか、説明されます。

これは実は、私が1番苦手とするところです。言い訳になってしまいますが、いろいろなことを考えているので、小さな数字のところで間違えてしまうということがよくあります。

さらに、役所への提出書類や許認可に係る書類も私の苦手とするところです。けれども、このブログを書いていて思いました。

苦手とかそういうことではなくて、「すべては相手に対する思いやりなんだな」と。

私の頭にはこんな思いがあります。要するに、とても大切な事は物事の本質で、このような要件を満たして、許可をする、「てにをは」をどうする、認印ではなくて実印にする、これは形式でどうでもいいことじゃないか?このどうでもいいことに、形式と微細なところに注力するのは、時間とエネルギーの多大な無駄だ!!!

こんな思いがあったのです。

ちなみにこんなお役所仕事、形式主義を英語でBureaucracyといいます。

https://en.oxforddictionaries.com/definition/bureaucracy

ですから、お役所や色々な方に確認するということをしませんでした。最初に相手の気持ちをわかってあげて、細かいところまできっちり確認してあげればよかったのです。

その上で、相手が望む完璧な書類を提出してあげれば良いのだと思いました。

最初に聞きに行ったり、確認したりしないで、これでいいやと思って出すと、何回も差し戻しがあります。担当者もいらつきます。担当者も私も、お互いが自分の時間を奪われたと思っているわけです。「手間ひまは相手の為ならず」、と思いました。

 

最初に手間ひまをかけて、じっくり細かい内容を聞く事が大切です。このことによって相手の時間を節約することだけではなくて、自分の時間も大切にすることができます。そして、完璧な書類が出来上がるのだと思いました。

宇宙の法則がここにも当てはまります。

奪ったものはうばわれる。

私が相手の時間とエネルギーをうばっていたのです。

だから、自分の資源もうばわれていたのです。

 

思いやりとは自分を大切にするのと同じように、相手も大切にする、ということなのですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。