こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

ネイティブが

「この文、文法的に変だな」と感じるとき、

実は “ structure ” という感覚で

言葉をとらえていることが多いのです。

 

今日は、この「structure(ストラクチャー)」

という言葉を通して、

「文法」という英語の表現方法を覚えていきましょう。

 

【1】文法=grammarではない

たとえば、ネイティブは次のように表現します。

“This sentence has a weird structure.”

(この文、構造が変だな)

 

” weird “ は、

「奇妙な」「変な」「普通ではない」

という意味の形容詞で、よく使います。

He’s acting weird today.

というと、

彼は、今日は挙動不審、いつもと違う、妙だ

という意味です。

 

さて、Structure にもどって、

上の文は直訳すると「文の構造」ですが、

これこそが「文法的に変だ」

と言いたいときの自然な英語です。つまり、

「grammar mistake」ではなく

「structure issue」

と表現されることが多いのです。

 

【2】Structureの語源、もとの意味

“ structure ” は、

ラテン語の struere(積み上げる・組み立てる)

から来ています。

名詞としての意味は

「構造」「骨組み」「体系」

動詞として使うと

“ structure a report ”

(レポートを構造的に組み立てる)

のように使われます。

 

【3】なぜ Structure が
   「文法」なのか?

英語の文は、単語がただ並んでいるのではなく、

ある「型」や「順序・順番」に

従って構成されています。

規則正しい、ルールがあるのです。

それは、土台から建物の構造を

ひとつづつ積み上げていくようなものです。

 

もっとも基本的なものは、

SVという Structure(文法)です。

英語の文は必ずSとVから成り立ちます。

これが原則ですから、例外として、

Sだけの表現Vだけの表現

覚えていけばいいのです。

また、SVO(主語+動詞+目的語)

のような語順を考えてみます。

Vの種類によって、Oが後ろにないと、

文としては不完全、構造が整っていないのです。

この語順こそが “ structure ― 文法 ― ” なのです。

 

つまり、ネイティブにとっての「文法」とは、

「正しい語順=正しい構造」であり、

それが自然に身についているから、

「文法」というニュアンスを表現したいとき、

“ structure ” という単語を使って表現するのです。

 

【4】実際の例文での使い方

I don’t understand the structure of this sentence.

(この文の構造がよく分からない 
 → この文は文法的によくわからない)

 

Can you restructure this paragraph to make it clearer?

(もっと分かりやすくなるように、
  段落の構成を変えてもらえる?)

 

どちらも、「文法を直して」とは言っていません。

けれども、文法的に意味がとりにくい、

だから意味がすんなりと伝わるように、

直してほしい、と言っているのです。

このようなニュアンスのときには

「structure」という単語を使います。

 

【5】文法以外のstructureの使われ方

structure は、

「文の構造」だけではありません。

次のように、

構造、枠組み、仕組みを表すときにも使います。

・ organizational structure(組織構造)

・ sentence structure(文の構造)

・ social structure(社会構造)

つまり、見えないけれど、

あるものを支えている

「仕組み」全般を表すのが、

structure という単語なのです。

 

これを英語の「文」を中心に考えると、

「文」を成り立たせているもの、

それ自体がStructureですから、

=文法という和訳になるわけです。

 

【6】では、grammar は
    どう使われるのか?

grammarという単語は、

実際は以下のように使われます。

I’m studying English grammar.
(英語の文法を勉強しています)

That’s a grammar book.
(それは文法書です)

He has perfect grammar.
(彼の使う文法は完璧です)

Can you check if the structure of this paragraph works grammatically?
(この段落の構造が文法的に
 正しいかどうか見てもらえますか?)

 

つまり、grammar

「文法という学問分野」「知識」

としての文法を語るときに使われます。

一方で、日常の英会話で

「この文ちょっと変」と言いたいときには、

structure の方が自然なのです。

 

まとめ:Grammarではなく、
   Structureでとらえよう

日本語で「文法ミス」と言っているとき、

英語ではそれは

「構造のズレ( structure )」として

感覚的にとらえられている場合がほとんどです。

ネイティブの「語順感覚」は、

まさにstructureそのもの。

「grammarを学ぶ」のではなく、

「英語のstructureを身につける」こと。

これが、英語らしい

自然な表現への第一歩になります。

Structure を意識して、英語を書く、話す、

こうすることで英語が聞けるようにもなります。

 

今日は文法という意味の

Structure についてお伝えしました。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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