こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

先日、大学で「起業論」について講義をさせていただく機会をいただきました。

コロナで世界が大混乱にあり、日本の経済の先行きもわからない、

その中で就職活動はどうしたらいいのか?

こんな質問をいただきました。

私の答えはこれです。

ホワイト企業を選んで、ホワイト企業でしばらく勤めましょう。

 

就職をしないでいきなり起業する方もいらっしゃると思います。

けれども社会の仕組み、「サービス」や「財」を提供する側の内情を理解することができますので、若いうちに1度は会社勤めを経験することをお勧めします。

では次に問題になるのが、ホワイト企業はどうやって見つけたらいいのか?

これです。ポイントは次の9個です。

1経営理念がしっかりある
2サービスが行き届いている
3ねぎめが適正
4社長が謙虚
5世を恨んでいない
6今できることを必死に考える
7常にユーザー目線で考えている
8順境に良く耐える
9社会のために活動している

 

一つづつ説明しますね。

1経営理念がしっかりある

これが大前提です。

この経営理念がしっかりあって、それに基づいて企業経営をしている会社であれば、まず間違いないと思います。

かつてあった外資系企業の話です。

以前アメリカの中堅のファーストフードチェーンが日本への出店を計画していました。

私は日本側の企業の代理として交渉に参画させていただきました。

相手のグローバル事業推進部のトップに

「御社の経営理念は何ですか?」と私が質問させていただいたところ、

「そんな質問は初めてされた、今まで聞かれたことがない」、と答えられました。

「それは創業者が書いた伝記にのっているので、あとであなたに送ろう」、と言われました。

それが私の手元に届くよりも先に、このグローバルの事業推進部長がクビになりました。

その会社が同業他社に買収されたからです。

海外の会社にはこのように、経営理念がなじまないケースが多いかもしれません。

ですが、日本人の底力、日本の本当の強さはこのような経営理念にあるのではないかと思います。

お給料が高いから、名前が売れているから、と言う理由で会社を選ぶと、

後でギャップがでてくると思います。

2サービスが行き届いている

食べ物にしても、インターネットや旅行などのサービスにしても、その会社の商品をいちど利用してみると良いでしょう。

その目線で身の回りに溢れている者やサービスを見てみるといいと思います。

どれが好きか、どれが使いやすいか、どの値段が納得できるのか?こんなところから選んでみたらいいと思います。

3値決めが適正

 

経営がしっかりしていない会社は、値決めがちゃらんぽらんです。

いちど相手の会社から見積もりを取ってみればいいのです。

弊社の資料保存用のハードディスクが動かなくなってしまいました。

そこでデータ復旧会社に、そのハードディスクの復旧をお願いしたのです。

最初の見積もりは50万円ときました。

バカ高いので私は即決で「お断りします、送ったデータを返してください」とお願いしました。

いくらなら大丈夫ですかと聞かれ、こちらの予算感を伝えたところ、

先方が見直してきた見積もりが10万円です。

この会社はインターネットの検索で上位に上がってきたので見積もりを取ってみたのですが、このようなあり様でした。うがった見方かもしれませんが、「値段が合ってないようなサービスだからふっかけよう」という意図があるように思いました。

このような会社では、こき使われて消耗するかもしれませんね。

4 社長が謙虚

ホームページやメディアなどで社長の態度や「人となり」をじっくり見てみるといいと思います。

前述のデータ復旧会社ですが、このホームページを見ると、社長が肘掛け椅子に足を組んで座り、ふんぞりかえっている写真が載っていました。ハリウッドの映画などでみかける、典型的なマフィアの親分の座り方です。「やっぱりな」と思いました。

これだけは例外がありません。

会社は、社長の器以上には絶対にならないのです。

小物の社長、チンピラのような社長だったら、チンピラの会社にしかなりません。

自分をとても大切にするのなら、しっかり腰を据えて相手の態度や言動を観察してみることです。

5世を恨んでいない

これは、前述の、「社長の発言や態度」を観察することでわかってきます。

どれほど取り繕っても、言葉遣いが横柄だったり、小さなところにその人の本心が現れます。今回のコロナも、他の人のせいにしている会社が必ずあります。

このような会社は、時間や労力という貴重なエネルギーを「周囲を恨む」ことに使っているのです。このような会社では、将来が見えてこないでしょう。1分1秒でも一緒にいてはいけない、というつもりで早々に切るべきです。

6 今できることを必死に考える

コロナだからお客さんが減っている、

それなら仕事が取れなくてもしょうがない、

このように考える会社はNGです。

そうではなくて、

コロナに向けてこのような対策をとりましょう、

お客さんが安心して来てもらえるようにしましょう、

このような営業政策をとっていかれる会社、

二つの内装会社があります。

A社:お得意様から「コロナで売り上げが減った、改装は後回し」と言われた。しかたないな・・・

B社:お得意様から「コロナで売り上げが減った、改装は後回し」と言われた。こんな内装をしてみると、「コロナ対策してます」とアピールできます。お客さんに安心してきていただけますよ。費用もそれほどかかりません。とお得意様にお話ししました。

ホワイト企業はB社ですよね。

そこに未来があると思います。

世界のトップ企業も同じです。

私が、Twitterで発信した内容がこれです。

世界のスーパーラグジュアリーと言われているホテルは、空港に既にPCR検査の設備を設置しています。どうすればお客さんが安心できるのか?

これを真剣に考えているのです。

では、「企業が今できることを必死に考えているかどうか?」

どうすれば、それを見分けることができるのでしょうか?

その答えが次にあります。

7 常にユーザー目線で考えている

これは、会社を受ける人たちが、普段から、どれだけ注意して身の回りの商品やサービスを見ているかにかかっています。

顧客目線で

どのようにしたら、お客さんが喜ぶのか?

何が相手の心に刺さるのか?

これをいつもいつも考えて、身の回りのものをみていくといいと思います。

類は友を呼ぶと言われます。

あなたが顧客目線で行動できる人間であれば、

必ず顧客目線で経営している会社を振り分けることができるはずです。

8順境に良く耐える

これは本当に難しいですね。

私は過去3回バブルのような好景気とその後のバブル崩壊の不景気を体験しました。

不景気で失敗し、立ち直れなかった人たちは、この順境によく耐えることができなかった人たちです。

好景気だとイケイケドンドンで投資をします。

金遣いも荒くなります。

そこでおごり高ぶり、謙虚さを失う、傲慢になる、

このような態度がでてきます。

そうすると、バブルがはじけたときには、必ず足元を救われます。

好景気におごり高ぶらず、謙虚でいる会社

順境にもよく耐えることができる会社、

このような会社が伸びていくと思われます。

9社会のために活動している会社

経営理念研究所の窪田先生は、「社会のために活動してる会社は決してつぶれない」とおっしゃっていました。

私もその通りだと思います。

いつも社会のニーズに目を向けて、そこで役に立つものを提供・発信していれば、どんなことがあってもつぶれないと思います。

社会から受け入れられている会社、

これもホワイト企業を見極めるポイントですね。

さて、まとめるとホワイト企業を見分けるポイントは下記です。

1経営理念がしっかりある
2サービスが行き届いている
3「値決め」が適正
4社長が謙虚
5世を恨んでいない
6今できることを必死に考える
7常にユーザー目線で考えている
8順境に良く耐える
9社会のために活動している

 

ホワイト企業を見極めるポイントを上げていみした。

その中でも1番大切なのは1番の経営理念です。

ここがしっかりしている会社ならば、私は間違いがないと思います。

そこでしっかり社会人として経験を積めば、その先、自分で事業をするにも、他の会社に移るにしても、幸せな人生を送ることができると思います。

本日は、経営理念協会のビジョンセミナーに参加いたしました。

経営理念がどれほど大切か、お話がありました。

経営理念がしっかりしている会社について、

こちらのHPやFBなど、チェックしてみてください。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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