私にとって幸せってなんだっけ?こんな思いがふつふつと湧いてきたら、立ち止まって一息入れてみませんか?あなたのライフナビゲーター、ユキーナ ・サントスです。

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今日は人生の目的の話です。何のために生きるかと言う事ですね。ちょっとシリアスな内容ですがお付き合いいただければと思います

私はこのように思います。
自分が与えられた能力を最大限に生かし、自分の使命を全うしていくことではないかと思っています。

京セラの名誉会長稲盛氏はこのようにおっしゃっています。

縦軸は人間の運命だとおっしゃっています。そして横軸は因果応報の法則だとおっしゃっています。だから人はどんな運命を持って生まれてこようとも、良いことを思い良きことを行えば、人生の結果が変わってくるとおっしゃっています。

人生において困難な現象が起きたとき、日々どのように対処していくか、これについて、「一つ言える事は、良いことに出会おうとも、悪いことに出会おうとも、出会った運命に感謝をする心で対応をするということです。しかし実際にはこれは大変難しいことです」とおっしゃっています。さらに松下幸之助さんについて、「(幸之助さんと)同じような不幸な境遇にあった子供はたくさんいましょう。子供だけにひがみ根性も出ましょう。しかし、そういう風に恨み・つらみ、ひがみで少年時代を過ごした人は、それほどの大成はしていません。辛い目に合いながらも、自分が置かれた運命、境遇を素直に受け取り、感謝まではいかないでしょうが、少なくともそのことをねたんだり、恨んだりせず、耐え忍びながら、明るく一生懸命に努力をしたからこそ、松下幸之助さんは大成されたのです。」とおっしゃっています。

さらに人生の目的について、究極の目的は魂を磨くためにあるとおっしゃっています。「人生の目的は心を高めることです、心を磨くことですと言いましたけれども、高めること、磨くこと、その程度は無限にあります。ですから、どこまで高めたのか、どこまで磨いたのかということではないのです。心を磨こうとしたのか、しなかったのかが重要であって磨けるかどうかが問題ではないのだと思います」

とおっしゃっています。奥が深い内容だと思います。人生の中の縦糸は運命、持って生まれた運命、そして横軸が因果応報です。持って生まれた運命が良くなくても、この因果応報良いことを思って良いことを行えば、必ず良いことが起こる。このような内容ではないかと思います。この因果応報によって運命を変えていくことができる。私もその通りだと思います。

さらにこの魂を磨くことについて、六波羅蜜の実行を説明されています。この中で今回は特に「精進」について、数ページを割いてお話をされています。

二宮尊徳の例をお話しされて、「一生懸命に働くことによってしか心を磨くことができない。私はそう思っています」とおっしゃっています。

 

ここは、働くことについての東西の認識の違いが出ています。

働くことは「喜び」か「罰か」?労働観の東西

私たち日本人は特に額に汗して働くことを美徳と言うふうに考えています。けれども西洋や他の国では、額に汗して働くことが、社会の階層の中の低い方、生活環境から働くことを教えられる人が行う行為だと捉えている場合もあります。

稲盛氏がおっしゃったような、因果応報の法則から考えると、やはり働くことが大切なんだろうなと思います。いくらの給料をもらおうとも、やはりその仕事の目的に照らして、一生懸命必死で働いたのかどうか、こういうことが大切になるのだなと思いました。働くこと、苦労することについては、明日またお話ししようと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。