この先定年まで、この会社で働くなんてぞっとする、そう思ったあなたぞっとするような不安の内容をお話ししてみませんか?あなたの憂鬱をわくわくに変えるわくわくクリエイター、 ユキーナ ・サントスです。

将来は漠然と不安になったら、相談してみませんか?

カウンセリングやってます!

京セラの稲盛氏の話で、成功するにはこのことが大切というヒントがありました。皆さんと共有したいと思います。

「真面目に一生懸命仕事に打ち込む

中国の民大の著名な思想家である呂新吾は政治のあり方を説いた著書「呻吟語」の中で、深沈厚重なるは、これ第一党の資質と述べています。つまりリーダーとして1番重要な資質とは、常に深く物事を考える重厚な性格を持つ人格者であるべきだ、と言っているのです。

「聡明才弁なるはこれ第三等の資質」と述べています。つまり、頭が良くて才能があり、弁舌が立つ事は、3番目の資質でしかない、と言っているのです。」

これは、才能を私にしないということだと私は思いました。自分の才能は自分のものだから、自分の楽しみのために使って構わない、という考えです。このような考えを持たないということだと思います。

数日前にも書きましたが、ここで今、私が思い出すのはサザンの桑田さんです。1人紅白をやっているという話は以前のブログで触れました。

その時のインタビューでこう語っていました、この先最も注力してやっていきたいこと、それは新曲を出し続けることだそうです。

これには並々ならぬ努力が必要でしょう。出したからといって必ず当たるとは限らないのです。昔のように曲がポンポンと浮かんでくるわけではない。今は大衆の好みは読みづらくなっている。それに加えて新しい音楽や歌手がどんどんと出てくる。こんな状況の中で、新曲を出して人を喜ばせること、これがいかに大変かと思います。

私が桑田さんならどうするか、これを考えていました。別に考える必要はないのですが、新曲のヒントを何に求めるのか、こう考えたときに思い当たりました。歴史の中でこれまでヒットした曲を徹底的に研究してみよう。歌詞がいいのか、曲がいいのか、歌いやすいのか、それとも時勢にあったのか、曲以外の何か別の要素なのか、これを徹底的に研究してみよう。

こう考えると、思いつくのは1人紅白歌合戦です。これも、自分で覚えてステージで歌ってみるだけではダメだと思います。やはりオーケストラを備えて、聴衆の前で歌って、人との空気をつうじたコミニケーションが必要です。そこから、その歌の本当の価値を感じ取る、こういうことをしてるのだと思います。このようにしてやらなければ、味わう意味がない、そんなふうに考えたのかもしれません。

何十曲と曲を覚えたのでしょう。覚えるだけではダメで、その背景も調べたのでしょう。どのような変遷を経てその曲になったのかも真剣に調べたのだと思います。これをやってみて、初めてヒット曲を作る上でのヒントが出てきたのではないかと思います。

サザンオールスターズの結成から40年です。

ここまで長く解散もしないで続いてるバンド私は他にしりません。売れてくるとお金が絡んできます。よっぽど強い大義名分と、信念がなければ、ここまで続きません。

企業経営やビジネスと一緒です。

仲間や、聴衆から1度このリーダーは自分のことだけだと思われたらやっていけません。仲間も聴衆もついていきません。それを、40年という時間、続けてきたというだけで、私は心から尊敬するのです。

私が中学生、高校生の時、真剣に涙して聞いた歌はサザンの歌でした。歌詞もたくさん覚えました。その時は、流行のポップの1つとしか思っていませんでした。

でもそこから40年近くが経って、私も自分の人生を生きてきました。いろんなことを経験して、この前の1人紅白とその後のコメントを聞いてこんな風に考えるのです。そして素直に、この偉業を成し遂げた人を心からすごいなと思うのです。この人と同じ日本人であってよかったなと思うのです。

この人の名前にある漢字と自分の名前の漢字が同じで、ちょっと誇らしく思うのです。

桑田さんはまさに、自分の能力を、自分のものだけにはしていません。それだったら、とっくの昔に解散しているはずです。自分に与えられた音楽の才能を、世のため人のため、仲間のためにどう生かしたらいいのか考えてきた人ではないかと思います。

自分はこれだけのことができるんだ、すごいんだ、と言っているようではまだまだなのでしょう。なぜ自分にこの能力が与えられたのか、たまさか与えられたものを最大限に発揮するとはどのようなことなのか?これを毎日考えることがとても大切だと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。