損益計算書とか、月報告書とか財務諸表等、読むのが難しいなと思う方、イライラをウキウキに変えていきましょう、あなただけのプライベートアカウンタント、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は、月次報告書の書き方です。それは、月次の損益計算書の書き方、あるいは見方でもあります。

これはどのようなことかと言うと、ズバリ、ストーリーが見えるように描く、と言うことでしょう。

私がとても尊敬する、京セラの創設者、稲盛氏の言葉です。次は、京セラの会計基準、会計原則をお話しするときにこのような例を話されました。

「決算書は経営者の成績表。数字の裏に展開されるドラマが読めるような表現をする。

「。。。したがって、その損益計算書をぱっとみると、あ、Aという事業部はこういうものを作っておったんやな。その事業部は35歳の若いあの人が事業部長で、その補佐役は誰で、作っているのはこうゆう商品だったな。そしてこれは主にこういうところに売っていたな、ということがわかるわけです。その数字を見ていますと、前月に比べて増えたか、減ったか、どうなっているのかという変動だけではなくて、その若い事業部長の顔が浮かんできて、悪戦苦闘している様子が大変よく見えるわけです。ずっと数字を見ていくと収益がわーっと落ちている。さらによく見てみると出張費、交通費、電話代、光熱費が増えている。そうすると「あいつ、まぁ慌てて走り回ってお金ばっかり使うて、ただでさえもうまくいっていないのに、ますます収益を落としておるな…」とあたかも小説を読むように、活動している様子が数字から全部読めるわけです。」

→数字を読むのはこういうことだと思います。このように詳しく説明してもらってよくわかりました。逆に言うと、このようにドラマが読めるように、財務諸表を作りこまなければいけないのだと思いました。1ヵ月の活動が、その数字の流れを見てわかるように、細かく分類して、どのような売り上げとどのような経費が生き生きと結びついてくるのか、わかりやすくしなければいけないのだと肝に銘じました。

とかく報告書となると、結果だけを書けばいい。報告することだけを書けば良いとなります。しかしそうでは無いのですね。一生懸命やってきた、何を一生懸命やってきたのか、主張したくなります。
そして読むほうも、この人がどのようなことにエネルギーを使ったのか、そしてお金と言う会社の資産を使ったのか、それが見えるように書かないといけないわけです。私もそのようにして報告をしたいと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。