どういうわけか、せかせか行動するととても疲れる。心臓の鼓動が早くなる、こんな不安を感じたら、ほんの少しでもいいので息抜きをしてみませんか?あなたの心のグリーンオアシス、 ユキーナ ・サントスです。

何かに追い詰められるように思ったら、相談してみませんか?

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今日は、都会の忙しい生活について、洋の東西をお話ししてみたいと思います。

東京はとっても疲れる街だと聞きますが、世界中至る所にそんな疲れる街があります。ロンドンも忙しい街です。ニューヨークも忙しい街です。そしてラテン系の国、イタリアにあっても、ミラノは格別です

先々週、ミラノで聞いた話です。かつてのMBA仲間とディナーをしました。「ブルッティミラネーゼ、-最悪のミラノ人-」という本や表現があるそうです。

イタリア語がわからないと??のところも多いのですが、言葉がわからなくても笑えます!

一週間の予定をきっちり入れまくる女性とか

毎晩コンサートやライブなどに行って、音楽家を気取る青年とか

インスタ写真のタイミングをそろえるために「乾杯」の指導をする女性とか

俺のこのカッコイイジャケットを見ろ!と言って見せびらかす男性・・

https://www.youtube.com/watch?v=7Dq3SkjGBng

笑えます!

ミラノの人が、忙しくて、せかせかしていて、仕事のことばかり考えている、このように思われています。そしてスノッブで、自分達が世界で1番偉いと思っている。こんなイメージがあるようです。

 

例えば、12月になると、クリスマスも近くなり、色々とやることがある。自分のほうの家族のイベントもある。自分の配偶者の家族とのイベントも立てなければいけない。だから会社で忘年会をやるのは時間がない。もったいない。だから会社での忘年会は11月にやろう、ということを真剣に考えるのがミラノ人だそうです。

また、ここミラノでは、新築の建物というのがほとんどありません。昔からの100年以上続く建物、これを補修して使っています。建物の中には、昔のフランス映画などでよく見る、鉄格子のエレベータがあります。このエレベーターは当然ながら各階に止まります。ミラノ人が地上階でエレベータに乗ってきます。同じ建物に住む別の女性が乗ってきて、2階を押します。1階や2階なら、階段を使え!!いちいち降りてたらエレベーターがそのために止まるだろう!この忙しいのに、いちいちエレベータを止めるんじゃない!とミラノ人が怒るそうです。

 

さもありなん、という風景を映像にしているのです。これは極端な例かもしれませんが、ミラノ人には確かに、こんな光景が見られるようです。

沖縄の人が、時々東京に来ると、東京はみんな歩くのが早いと言っています。私もずいぶん長く東京に住んでいたので、歩くのは当然早くなりました。地下鉄の乗り換えや、駅からビルの中に入るまで、大股でサカサカと歩きます。こんな事は慣れないとなかなか戸惑うのかもしれません。

品川駅のペデストリアンデッキは外国人の間でも有名です。紺色のビジネススーツを着た日本のサラリーマン集団が誰もぶつからずに歩く姿は、マジックのようだと言われます。映画マトリックスの1場面を見ているようだと関心されます。

渋谷のスクランブル交差点で誰もぶつからずに歩いている、これもミラクルのようだと言われます。

そうして考えると、東京に住む人は、ミラノ人の上を行く、世界で最も忙しく働いてるような人なのかもしれません。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。