こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日お話ししたいのは、不安とファミリービジネスというテーマです。

先日、海外で活躍されるファミリービジネス研究者の方と、お話しする機会がありました。

コロナ禍の中で、海外のファミリービジネスがどのように危機を乗り越えているか、このようなお話でした。

このブログでも、過去、お話をしたことがあります。

主な戦略は次のとおりです。

1 多角化

2 主要ビジネスの転換

3 縁戚づくり

4 新規投資

5 内部留保

 

1の多角化は、主要ビジネスだけではなくて、他の分野にも手を広げておくこと

 

2 は中心となるビジネスの分野を、危機よりも前に変えておくこと

IT、テクノロジー、AIの活用などがどんどん進んでいく中で、斜陽産業となっている分野はたくさんあります。ここにいち早く気づいて、対策を打てるかどうか、これが大切です。

 

また、コロナのようなピンチをいわゆる転換期と捉えることができるか、ということだと思います。コロナ禍になり、なぜ自分達がこんな不幸な目に合うのか、と嘆き続けるのではビジネスは立ち行かなくなります。

そうではなく、コロナがあってやっと踏ん切りがついた、今こそ真剣に別の業態を探していこう、という姿勢が大切です。

 

3 の縁戚作りも、コロナよりも前に着手することかもしれません。

一族の中で、他の国も含めて、親類縁者を広げておくということです。

 

4 は、純粋に投資です。

コロナのような危機があるという事は、世の中の当たり前がガラッと変わっているということです。私の属する不動産の分野では、事務所等や商業施設への投資意欲が大きく減っています。

そして物流や、住宅のリフォーム、データセンターなどに需要が移ってきています。

 

不動産に限らず、ファミリービジネスは、

テレワークシステムのサービス提供会社、医療サービス等、

新しい分野の会社にどんどん投資を始めています。

こうした素早い変化ができるかが、ファミリービジネス生き残りの鍵とも言えるのではないでしょうか。

 

5 内部留保は、

現金がどのくらいあるかです。キャッシュはとても大切です。任天堂やソニーなど、日本の大企業は、キャッシュを潤沢に持っているということが、強さの秘密ともいえます。

さて、これらは、ファミリービジネスにとっての「危機の乗り越え方」です。これらの戦略はほとんど、危機が迫ってくる前に準備しておかなければいけない事です。

さて、こうした対策に加えて、今回、この研究者の方が言っていたのは、「不信」です。

 

コロナ禍の中で、何を信じればいいのか、メディアも、金融機関も、お金も、何もあてにならない、われわれはこの不信の時代を生きている。

世の中は「不信」であふれている。

その「不信」の中で真実を探すことが、この先のテーマだ。

この研究所の結論をまとめると、このような内容ではないかと思います。

 

これを聞いて私は思いました。

「まだ、そこにいるのか。。。。」

 

世の中に不信が蔓延している、これはそうですね、

リーマンショック後くらいのことではないでしょうか?

 

破綻するときのリーマンブラザーズのCEO、リチャード・ファルドはまさにこの典型だったと思います。

ここから時代の流れが変わりました。

 

「地」の時代から「風」の時代に変わってきていると言われています。

「地」の時代には不動の財を築き上げることに人々の意識が向きました。

「不信」は財を築き上げる際の判断軸になりました。

そのような時代は、もう既に終わっています。

そして、時代は、もう、どんどん風の時代になっています。

 

 

けれども、まだ大部分の方がそれに気づいていません。

 

世の中的に見ると、おそらく95%の人は、今、まさに、こうした不信を強く持っているでしょう。情報にあおられて、「不信」を強めていることと思います。

 

しかし、本当は、私達は、かなり前にこの「不信」の大元、根源を取り払っています。

 

おそらく5%の人々は、不信から次のステージに上がっています。

そしてこうした人たちが時代を牽引しつつあります。

富裕層と言われる人たちの内容も、富裕層の方達の振る舞いも、風の時代になって大きく変わってきています。

新しい時代の流れが読めず、「不信」に執着して、とらわれてしまうのは、変化できていないということです。時代に逆行している、ということです。

人間の不安感や、不信感を煽って、財やサービスを売る、これは一昔前の商法です。

 

今は、不信の仕組み(メカニズム)を明らかにして、大きな循環を生み出す、このステージに来ています。

 

これはファミリービジネスにも言えることだと思います。

 

世の中の常識はどんどん変わっています。

自分の立ち位置を見極め、これまでの自分たちの常識から、どんどん変わっていく、このステージになっています。

不信の根源は、実は自分自身に対する、不信感です。

そうだとすると、自分に対する不信を弱めれば、不信感自体が少なくなっていきます。

 

今、新しい時代で成功されている方のほとんどは、これに気づいた方です。

答えは外にはない、すべて自分の内にある、自分自身の中に答えがある、と気づいた方々です。

不信の根源を外に求めていたら、解決しません。

環境を変えることでは、現実は変わりません。

心理学、脳科学、行動科学等では、かなり前から研究されてきたことです。

 

不信感を持ち出している時点で、地の時代の遺物として、線を引かなければいけなのですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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