こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

昨日に引き続き、コロナで大家さんがやるべきことについてお伝えします。
キャッシュフローの改善と物(物件の質)の改善です

 

1 既に滞納があるものについては、早めにアクションを起こす。

必要であれば弁護士や、裁判所等の力も借りて、早々に明け渡し、引き渡し、物品の撤去などしておきましょう。これはもうダメだと思ったら、今が損切りをするチャンスのような気がします。

早めに内部をきちんとクリーニングして、上から玉突きで落ちてくる比較的優良なテナントさんを拾ったほうが、今後のキャッシュフローの安定になります。

 

これまで家賃が遅れがちだった方、なども要注意ですね。どんな状況であっても、払う人は払います。家賃を払わない(滞納)という状況は、大家さんの心の中で、家賃を貰わないことによる何らかのメリットがある場合と、借家人の方の家賃を入れないことでのメリット、これがぴったりかさなり合って発生します。

この時期に大家さん自身が、ご自分の内部のブロックを解消する、これも効果があると思います。

2 改修、リノベーション、修繕等を粛々と行う
空室になったところ、それ以外の共用部でも、これまでできなかった修繕などは思い切ってこの時期にやってしまいましょう。

今ならまだ動いてくれる業者もいるはずです。

清掃や管理の人が本当に今の人でいいのか、ここも、この時期に見直していいと思います。今後競争も激しくなってきます。

安くて質がいい業者に切り替える、その準備をするには今がいいタイミングです。

3 保険を見直す

今かけている建物の火災保険やそれ以外の保険があれば、これも見直してみると良いでしょう。特約条項などで今回のコロナが該当するのか、見ておくと良いと思います。保険によっては火災等によって家賃の減額が生じた場合、これを保証してくれるものもあるはずです。この内容についてもじっくり吟味してみるといいですね。そして様々な保険会社さんと検討して、次の更新時にかけ換える保険も検討しておくのも1つの案だと思います。

 

東北大震災の時は、地震の時に全額賠償される保険をかけていたので、自分の出費がゼロだった、という例もあります。

建物が古い場合、保険料はとても割高になりますが、よく吟味して、いざと言う時に備える、ということも可能です。地盤の状況、活断層の状況、プレート、過去大きな地震があったか、このような事は、自分で調べることができます。今のうちにしっかり調べて、保険の内容を見直す機会にしたらいいですね。

また気づいたことがありましたら、皆さんと共有したいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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