PaymentとSettlement　支払いはどう違う？

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ・サントスこと富塚祐子です。

先日、ペイメントシステムとセトルメントシステムはどう違いますか、

というご質問をいただきました。

ネットなどでいろいろと調べてみまして、

使い方の違いについて、私が分かったところをお伝えしますね。

ペイメントというのは、単純にお金を支払うという

動作に焦点がおかれるように思います。

一方セトルメントというのは、何かの紛争を解決する

仕組みというニュアンスがあるように思います。

通常でない状態から、通常の、あるいは

「あるべき落ち着いた状態にする」その流れや過程について

決めていく、それがセトルメントであるという印象があります。

ネットなどから、次のような説明が一番わかりやすいかなと思いました。

支払いシステム(ペイメントシステム)は、

ある当事者から別の当事者に送金するために使用されるシステムです。

これには、現金、小切手、クレジットカード、電子送金などの方法が含まれます。

一方、決済システム(セトルメントシステム)は、

金融機関などの間の取引を清算・決済するための仕組みです。

決済システムは、支払い取引から生じる義務の履行を保証します。

(例えば、融資を受けたり、カード会社や保証会社が入って取引を完了する等)

まとめると、支払いシステムは資金の移動を容易にし

決済システムは当事者間での資金の最終確定と決済を保証します。

さらに、金額の大きさや取引の内容にもよるのかと思います。

インターネットでものを買ったり、ホテルを予約する等、

たくさんの方が何度も繰り返し使うお支払いの仕組みは、

もう定型化されていますので、単純にペイメントで良いかもしれません。

けれども、例えば不動産の購入等のように金額も大きく、

どのようなローンを組むのか、頭金はどこからどのように払うのか、

など、これらの支払いの詳細や条件を、

契約のケースバイケースごとに決めなければいけないものは、

セトルメント（決済）といったほうがわかりやすいと思います。

ネットで調べた英文はこちらになります。

A payment system is a system used to transfer money from one party to another. This can include methods such as cash, checks, credit cards, and electronic funds transfers. On the other hand, a settlement system is a mechanism for clearing and settling transactions between financial institutions or other parties.

Settlement systems ensure that the obligations arising from payment transactions are fulfilled. In summary, a payment system facilitates the transfer of funds, while a settlement system ensures the finalization and settlement of those funds between parties.

こちらから引用しました。

https://www.quora.com/What-is-the-difference-between-a-payment-system-and-a-settlement-system

さらにセトルメントは、法律上の権利義務が

発生する場合の解決、というのが出ていました。

　He got into an accident and is discussing a settlement with his at-fault party.

　彼は事故にあい、加害者と解決（示談）について話している。

例えばですが、B to B　ビジネスの決済・支払いは

settlement といった方がいいでしょう。

しかしそのそれぞれのＢ、ビジネスの方が

エンドユーザーやカスタマーに商品やサービスを売り、

その支払いを受けるときは

payment でいいのではないか？と思います。