こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

実は先週末から3日ほど、

内地( ないち )に行ってきました。

今回、機会をいただき、青森の温泉につかり、

三内丸山遺跡を見に行きました。

温泉や遺跡は素晴らしかったのですが、

お天気が悪く吹雪になり、早くも冬将軍にやられました。

もう15年くらい前ですが、

私が初めてドイツのベルリンに行ったとき、

晴れていたのに、風と湿気を含んだ空気が

あまりにも冷たくて、自分が生活できる北限はここか・・

と痛感しました。

冬将軍に負けたナポレオンの気持ちが

わかったような気がします。

吹雪の青森から平均気温が20度以上ある沖縄に戻ってきて、

気温の変化に体が慣れていくのに時間がかかります。

エネルギッシュに動き回るのだけが

自分の取柄だと思っていたのですが、

最近、やっと疲れるようになりました。。。

スタッフさんから、

「祐子さんに倒れられては困ります!」

と言われますが・・・

「無理をせず、ほどほどに」

少しは心がけていきたいな、と思っています。

 

 

さて、台湾紀行の三回目は、

儒教文化とそのカルチャーについてお話します。

 

台湾はオランダ統治の後、鄭成功による統治時代になり、

儒教を大々的に国策として取り入れました。

儒教の開祖?は孔子です。

その孔子を祀る孔子廟が、台南の中心にあります。

そこでは儒教の儀式や考え方などを知ることができ、

とても興味深い学びがあります。

 

鄭成功は、オランダを排除して、

台湾を統治したわけですが、

その統治( コントロール )のキモとして

儒教を使いました。

では、なぜ、この儒教を使ったのか??

という疑問がありますが、おそらく儒教の特徴を考えると

統治に儒教を使った理由がわかると思います。

 

CHECK!

1 食べ物を使う

2 音楽を巧みに使う

3 大義名分を使う

 

すこしづつコメントします。

 

1 食べ物を使う

儒教の儀式は複雑で多くのお供え物、

( 生贄も含む )が使われます。

うがった見方ですが、この何を食べて、

何を食べてはいけないのか、というルールをしくことで、

被統治側の台湾人のマインドをコントロール

していたのではないかと思います。

広く知られていることですが、

日本人の精神性をとても恐れたアメリカ人は

戦後GHQにより日本人の米食文化を

破壊しようとした、という話があります。

おそらく、宗教的な儀式やしきたりを通じて、

このようなことが行われていたのではないか、

と思いました。例えば、東洋医学では、

胃脾の働きが弱ると決断力や集中力が鈍ると考えます。

このように、胃脾の働きが悪くなる食物の摂取を

推奨することで、被支配者の反乱が

おきにくい体制を作っていたのではないか、

と思いました。

(あくまでも、一つの仮設です。)

 

2 音楽を巧みに使う

今回、孔子廟で驚いたのは、儒教の典礼に

見たこともない楽器がたくさん使われていたことです。

孔子廟では実際の典礼の映像などもみれますし、

これらの楽器がどんな音色をだすのかも

聞くことができます。

音楽は人間の潜在意識に浸透します。

日本の祭り等で「おはやし」が欠かせないのは、

このような一体感や、一種のトランス状態を作ることに、

音楽を使うことが効果があるからだと思います。

同じような理由で、儒教の儀式にも音楽が使われ、

この音楽にのせて、儒教の教義を唱えることで、

人々の心にその内容が刻み込まれていったのだと思います。

まぁ、言葉を悪くいってしまうと、一種の洗脳ですね。

 

3 大義名分を使う

こうした儒教の教義の中に、

「国」という言葉が多くでてきます。

何かにつけて、二言目には「国」、「国」、です。

ここで不思議に思うのは、人民が中心になって

法により治安と秩序を保ついわゆる法治国家というのは、

中国に今まで一度も成立していなかったということです。

それでも、「国」という概念を多用しているのは、

それが一種のプロパガンダとして台湾人を

統治するのにパワフルだったからだと思います。

国のために、

人民をまもるために、

民( 国民 )の幸せのために、

という言葉がでてきますが、

この国というのは大義名分で、その裏には、

一部の支配層(王朝)が利権を確保するために、

というのが真意だったのではなか、と思いました。

民のために、と謳うのであれば、

今頃、日本の近隣の大陸には、

国民が豊かに生活する地域ができていていいはずです。

その現実がない、ということは、

そこでいっている「国」

実態のないイデオロギーであり、

単なる口実なのだなぁ、と思うのです。

 

もちろん、私が間違っているかもしれません。

今回、台南を訪れて、孔子廟で私がみたものは、

漢民族がどうやって漢民族を支配し、

搾取するシステムをつくるか、

という具体的なマニュアルだったような気がします。

 

もちろん、儒教の教義のなかには、

人間の本質を描写した、すばらしい教義もあるでしょう。

けれども、儒教をそのまま、日本に取り入れることは、

このような危険もある、ということは

頭の片隅においておく必要がある、

そう思いました。

 

台湾には、いまだにこうした儒教文化がありますが、

これとならんで、現地の人は台湾道教も

リスペクトしています。

何百年かの歴史の中で、本音と建前の使い分け、

宗教の効能( 活用の仕方 )が

良くわかっているのかもしれません。

台湾から学んだこと、

これを皆さまとシェアさせていただきました。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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